マツリズム代表大原がユネスコ無形文化遺産の祭の総会で講演
「持続可能な祭りの開催」をテーマに語り、祭に対する意識調査の詳細を初めて公表
【講演内容について】
祭りは地域の文化を形成し、地域社会を結びつける重要な役割を果たしていますが、特にその担い手不足はその継続に大きな課題となっています。大原の講演では、祭りの現状とその未来について深く掘り下げた内容となっており、祭りの担い手不足という現状と祭りの持続可能性に関連する様々な変化や取り組み事例について、調査結果や現場の知見に基づき講演を行いました。
これまで未公表だった主な調査内容は、「祭りと自己肯定意識との関連性」です。祭り経験有無・参加時期についての設問と、現在の自己肯定的意識に関する設問とのクロス集計により関連性の分析を行いました。その結果、自己肯定的意識と祭り経験の間には一定の相関が見られ、祭りの参加時期によっても自己肯定的意識の度合いに差が見られました。これらの結果から、祭りの教育的価値の可能性が示唆されました。
【マツリズム代表大原コメント】
今回、祭りに対する意識調査を含む情報の共有や、現場での課題や取り組みをお話する機会をいただけて光栄に思います。「今後の祭りのあり方」に対する議論のきっかけをつくり、理解を深めることで祭り同士のネットワーク構築にも役立つことができたのではないかと思います。総会後の祭の観覧を終えた時には一体感も生まれ、今回のように学び合いの場をつくり祭りのネットワーク連携していくことが、祭りの持続可能性を高めていくものであると感じました。
【講演概要】
※山・鉾・屋台行事観光推進ネットワーク令和5年度総会内
日時 :2023年8月2日
場所 :青森県八戸市内ホテル
講演テーマ :祭の魅力と可能性、持続可能な運営について
【「山・鉾・屋台行事観光推進ネットワーク」について】
「山・鉾・屋台行事観光推進ネットワーク」は、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化産に登録された33件の祭りのうち、13件の行事が所在する全国13の市が連携し、その魅力を親光へ活用するとともに、広くPRすることを目的として、平成29年に設立されました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度から合和4年度まで書面開催となっていたネットワークですが、八戸三社大祭が4年ぶりの開催となり、今年度のネットワークの総会は青森県八戸市にて開催されました。
【祭りに対する意識調査と調査レポートの提供について】
今回の講演会内にて配布・発表した「祭りに対する意識調査」の詳細レポートは、祭り・地域の担い手、自治体・研究機関、メディアの方々向けに提供可能です。
ご希望の方は以下ダウンロードフォームより必要事項を記入の上、送信ボタンを押してください。
https://forms.gle/KcEgWweq4HmV77716
※本年7月4日に同調査の結果概要についてプレスリリースを行いました
「祭りに対する意識調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000023777.html
また、本講演及び調査に関する詳細のお問い合わせは一般社団法人マツリズ厶(info@matsurism.com)までご連絡ください。
■一般社団法人マツリズム
マツリズムは「祭りの力で人と町を元気に」をモットーに掲げて活動している団体です。担い手不足に悩む地方の祭りと都市部の若者や外国人をつなげ、祭りの次代への継承と地域活性化を試みる観光事業 ”Ma-tourism” を 軸に、全国で活動を展開しています。また、地域の担い手を対象とした祭りの価値を高めるワークショップや動画作成、祭りの力を活かした企業の人材育成・組織開発支援、教育機関等での講演も行っています。
本社所在地:東京都文京区本郷3-40-10 三翔ビル本郷4階 social hive HONGO
電話番号:050-3559-9193
代表理事:大原 学
設立:2016年11月
URL:http://www.matsurism.com
活動内容:「祭りの力で人と町を元気に!」をモットーに、地域の祭りの担い手を応援する団体です。
担い手不足に悩む地域の祭りと都市部の若者や外国人をつなげ、祭り文化の次代への継承と
地域活性化に挑戦します。
Mission: 祭りの力で人と町を元気に
Vision: 多様な人が混ざり合い支え合う感謝と受容の社会をつくる
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像