<1年間で1,000人の送迎を達成>大阪府池田市伏尾台・ 住民運営による無料ライドシェアサービスでオールドニュータウン再生

高齢化に悩むオールドニュータウンが、超低負荷型 “MaaS”導入で生まれ変わる


大阪府池田市伏尾台ニュータウンで、超低負荷型MaaS導入によるオールドニュータウン再生への取り組みが行われている。その取り組みの1つ、住民主体の配車型ライドシェアサービス「らくらく送迎」は、超低負荷型MaaS導入実証実験に先駆け、2020年1月からスタートした。スタート時からゆっくり着実に利用者が増え、2021年5月現在では月平均70名、延べ1,000人以上の住民がサービスを利用した。

●「らくらく送迎」とは?

住民運営による地域内の無料ライドシェアサービス※とそれを支えるシステムの総称で、2020年1月より運用開始。現在(2021年5月)までの1年間で、地域住民の5分の1にあたる延べ1,000人以上がサービスを利用した。​すでに伏尾台地域の移動が困難な高齢者や子育て世代にとって、なくてはならないインフラになっている。
※ライドシェアサービスとは?・・・直訳すると「ライド=乗る」を「シェア=共有」すること。自家用車を持つ一般ドライバーと自動車に乗って移動したい人を事業主体が運営するプラットフォームで結び付けるサービス。

運営費は、ニュータウンに独自のWi-Fiを普及させ、その収益で賄っていく。


●住民参加型で地域おこし “ボトムアップ型”のまちづくりの仕組み


実装の内容や市への要望は、住民から市に対して行われるため、押しつけでないボトムアップの取り組みとなっており、このようなボトムアップでのまちづくり自体が本プロジェクト・プロダクトの独自性になっている。

●チームで取り組むプロジェクト

らくらく送迎システムは元々地域の中で活動していた伏尾台創生会議(社団法人伏尾台コミュニティ)と、大阪大学、株式会社Momo(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:大津 真人、以下「Momo」)による共創コミュニティで、伏尾台イノベーションハブというラウンドテーブルでの定期ミーティング(2019年1月以降毎月隔週開催)を通して機能実装・機能追加・運営が行われている。


●Momoが開発したシステムとデバイス
<配車予約システム>


スマートフォンを持っていない人でも使えるWebアプリも作成し、パソコンなどからでも予約が可能。
予約画面は見た目も機能もシンプルで、誰にでも使いやすいように設計している。

<配車予約専用デバイス(簡単リモコン)>

高齢者向けの予約専用デバイスを開発した。大きめで、見やすく、誰でも簡単に操作できる。

緊急事態宣言の影響を受け、5月は一気に利用者が減少しました。コミュニティセンターの使用禁止、子育てサークルの休止などが原因と考えられる。
しかし、この期間に利用した住民の主な利用目的は、地域内のクリニックや、市民病院の受診だったことから “どうしても出かけなければならない”人たちは変わらずサービスを利用していたということがわかった。開始から1年余り、0からスタートした「らくらく送迎」は今、住民にとって、特に地域の高齢者にとって、なくてはならないサービスになってきている。

Momoは、伏尾台の事例を参考に利用者や自治体にとってより実用的で、地域のニーズに合ったシステムになるよう改良を続け、この超低負荷”MaaS”導入による再生プロジェクトの仕組みを、少子高齢化に悩む全国のオールドニュータウンへ普及させたいと考えている。


お問い合わせ先:株式会社 Momo 
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島2-7-1  代表:大津真人
TEL : 06-7710-2941 E-mail: info@momo-ltd.com
 
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