中小建設業の成長戦略指南マニュアル『建設業の人手不足に効く！人事評価制度・賃金制度・公共工事受注マニュアル』２０２５年６月２日発売

人事制度コンサルタント山本昌幸（行政書士・社会保険労務士・ISO審査員）による、現場に根差したノウハウを1冊にまとめた実務書が、2025年6月2日より全国書店およびAmazonで発売されます。

あおいコンサルタント株式会社

2025年5月28日 10時30分

出版の背景

「建設業を変えるには、制度から変えなければならない」

本書の執筆のきっかけは、著者が建設業者との30年以上にわたる関わりを通じて感じてきた、“制度の弱さ”による人材流出と非効率な組織運営への危機感です。近年は、業界専門紙や業界団体でのセミナー講師としての登壇を通じ、さらにリアルな課題と現場の声を受け取る機会が増えました。また、業界を取り巻くCPDS（技術者継続教育）、CCUS（キャリアアップシステム）、経営事項審査、総合評価方式、ISOなど多様な制度に対し、表面的な対応ではなく「人事評価制度や賃金制度とつなげることで、経営戦略として活用する視点」が不可欠であると痛感し、執筆に踏み切りました。

すぐに使えるフォーマットを多数掲載

本書の最大の特徴は、建設業でそのまま使える人事制度関連のフォーマットをふんだんに掲載している点です。

技術者向け職能資格等級定義表（等級ごとの職務・責任を明示）
年齢給・勤続給表、力量到達表（育成・定着に直結）
公共工事進出に必要な申請制度や評価制度との連動解説

これらの帳票は、著者自身が実際のコンサルティング現場で使い、効果を実感しているものばかり。「導入したその日から使える」実務性が、本書の大きな魅力です。

著者コメント

「この本は売れてほしくない——それほど中身を出し切りました」

　建設業の社長にとって、一番の苦悩とは、何か。それは「人」の問題です。
人を採用できない、採用しても育成できない、採用した人材が定着しない……

建設業が30年後も地域に根ざして繁栄するためには、“人事制度”という見えにくい部分を変えなければなりません。
本書には、私が行政書士・社労士・ISO審査員として1,600回以上現場を見てきた知見と、成功事例・失敗事例のすべてを注ぎました。
あえて言います。この本は“読んだ人だけが得をする”。それくらいの覚悟で書きました。