【MediOS (メディオス)】麻酔科の患者説明動画に新たに「神経ブロック」コンテンツ追加リリース

〜医療者の業務負担軽減と患者さん満足度向上の両立を実現〜

Contrea株式会社

医療者と患者さんをつなぐ外来DXプラットフォーム『MediOS(メディオス) 』を提供するContrea(コントレア)株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川端一広、以下「Contrea」)は、MediOS(メディオス)患者説明の麻酔科コンテンツに「神経ブロック」の患者説明動画をリリースしたことをお知らせいたします。

神経ブロックの説明動画 サービスリリースの概要

提供内容:神経ブロック 動画コンテンツおよびMediOSシステム

提供開始日:2024年5月9日(木)〜

サービス概要・申込URL:https://medios.guide/video/anesthesia

神経ブロックの現状と課題

 手術に使用される神経ブロックは、手術部位を支配する神経の近くに注射をして、痛みを軽減します。全身麻酔に神経ブロックを併用することにより、麻酔による患者さんの体への負担を少なくし、より安全に手術を受けていただくことができます。

 

 2022年度の診療報酬改定において、「術後疼痛管理チーム加算」が新設されました。手術後の疼痛管理に特化したチームが設けられることで、患者さんの疼痛を適切に管理し、手術後の回復を支援する取り組みを評価するもので、急性疼痛管理の重要性がますます高まっていることを示しています。

 手術前の麻酔説明では、医師が患者に麻酔の方法、リスク、効果、合併症などを詳しく説明し、患者さんが同意する「インフォームド・コンセント」が大切です。

 これは2024年4月から開始された「医師の働き方改革」でも改善が求められている課題の一つ(*1)です。

 患者さんがこれらの内容を理解し、納得するためには、個々に応じた詳細な説明が重要であり、1回の説明には15〜30分程度かかるといわれています。医師は1日に何人もの患者さんに対して、多くの場合定型的な内容を繰り返し説明することになり、さらに患者さんやその家族さんからの質問にも丁寧に応える必要があります。これは、限られた時間内では医師の業務負担となっています。

「MediOS 動画説明」神経ブロックコンテンツ

今回作成した「MediOS 動画説明」神経ブロックコンテンツは、患者さんに分かりやすい説明動画を提供することで、医師が繰り返し行う定型的な説明負担を軽減することと、患者さんの不安や疑問を解消し、治療に対する理解度向上の両立を実現できるものです。

 神経ブロックに関連する動画コンテンツとして、上肢・下肢・胸部・腹部の神経ブロックの動画を用意しています。各動画では、概要、神経ブロックの方法、及び関連する合併症について説明しております。

神経ブロック

内容

上肢

腕神経叢ブロックなど

下肢

大腿神経ブロック・坐骨神経ブロック
仙骨神経叢ブロック・腰神経叢ブロックなど

胸部

前胸壁ブロック・前鋸筋面ブロックなど

腹部

腹横筋膜ブロック・腹直筋鞘ブロックなど

これらの動画は全身麻酔と併用することも想定しており、以下のMediOSの麻酔科動画と組み合わせてご利用いただくことが可能です。

その他麻酔コンテンツのラインナップは以下のとおりです。

麻酔導入前に

入院前の準備

手術室入室までの準備と流れ

小児麻酔の特徴

麻酔の種類と特徴

麻酔方法

全身麻酔(急速導入)

全身麻酔(緩徐導入)

脊髄くも膜下麻酔

硬膜外麻酔

全身麻酔(急速導入)+硬膜外麻酔

全身麻酔(緩徐導入)+硬膜外麻酔

脊髄くも膜下麻酔+硬膜外麻酔

術後

麻酔後の流れと注意点

PCAポンプの使い方

監修医からのコメント

東北大学病院 麻酔科教授・科長、集中治療部部長 山内正憲先生

このたび神経ブロック動画の監修を行いました。さまざまな年齢層の方にも分かりやすいものになるよう心がけました。医師の働き方改革も本格的に始まり、動画を活用したインフォームド・コンセントはこれからますます普及していくと考えています。

多くの麻酔科医の業務効率化に繋がりますと幸いです。

医療者と患者さんを繋ぐプラットフォーム『MediOS』

 MediOS 動画説明は、医療機関で日々行われている手術や検査などの定型的な説明を、あらかじめ患者さんにわかりやすいアニメーション動画で視聴してもらうことで、患者さんの理解度や満足度の向上と医療従事者の業務削減を両立できるサービスです。

カスタマイズ可能な仕様

 Contreaの動画はカスタマイズが可能な仕様になっており、病院ごとの特徴や患者さんのニーズに合わせた情報提供ができるため、より効率的で質の高いコミュニケーションが実現できます。

MediOSの効果

 MediOSはこれからの病院DX・働き方改革のために、非常に大きな力を発揮するサービスです。

 実際に導入いただいた医療機関では下記の効果を認めています。

医療機関側の導入効果

・従来の説明時間を50%以上削減できた。

・並列で行っていた外来診療を一列分削減し、手術や麻酔といった生産性の高い業務に注力できるようになった。

・外来診療に余裕ができることで、麻酔科の術後疼痛管理チーム加算を3日分漏れなく算定できるようになったなど、病院経営に直結する業務の取りこぼしが減った。

MediOSは医療従事者の業務負担軽減だけでなく、病院経営におけるメリットも兼ね備えているのが特徴です。

患者さん側の導入効果

・87%の患者さんが動画をみることで「安心した」「不安が軽減された」と回答(*2)

・97%の患者さんが動画内容を「よくわかった」「わかった」と回答(*3)

無料Webセミナーを開催します

 医療機関でのICへの動画活用は近年注目を集め、医師の働き方改革における有効な対策として広まりつつあります。この度、様々な医療機関での動画活用事例や注意すべき落とし穴を紹介する無料のWebセミナーを開催いたします。医師、看護師といった医療従事者をはじめ、病院の管理部門や事務サイドでDXに携わる方にも有用な内容となっております。

お席の残りが少なくなっているお日にちもありますので、ぜひお早めにご登録ください。

==セミナー概要==

タイトル:動画を活用した患者説明〜最新事例と注意すべき落とし穴とは?〜

日時:2024/5/14(火)、5/15(水)、5/20(月)、5/21(火)、5/30(木)、5/31(金) 全日19時〜19時半

開催形式:Zoom Webiner

お申し込みはこちら:https://forms.gle/pXT7YsDRVSjbbcRu8

MediOSについてご興味のある方はこちらからお問い合わせください。

サービス概要・申込URL:Contrea株式会社 お問い合わせフォーム:

https://medios.guide/video/admission

Contrea株式会社

Contrea株式会社

「医療に関わる全ての人に安心を」をミッションに掲げ、医療者と患者さんを繋ぐ 外来DXプラットフォーム『MediOS』の開発・提供を行っております。

代表者:代表取締役CEO 川端一広

所在地:東京都渋谷区代々木1-30-14 代々木ANNEX 013

設立:2020年1月23日

事業内容:病院・クリニック向けに『MediOS』の開発・運営・提供

会社HP:https://www.contrea.jp/

*1 厚生労働省 令和5年版過労死等防止対策白書

*2,*3 Contrea株式会社が算定

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会社概要

Contrea株式会社

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URL
https://www.contrea.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都新宿区西新宿2丁目6−1 新宿住友ビル 18階
電話番号
-
代表者名
川端一広
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年01月