「東日本大震災10年 愛する人を守るために」を開催!延べ参加人数1000人!
オンライン防災がコロナ禍における防災イベントの新しい形を提案
オンライン防災(代表 黒田典子 宮城県仙台市)は、2021年3月6日(土)に、自宅などからオンラインで参加するイベント、「東日本大震災10年 愛する人を守るために」を開催しました。国内外の被災地の復興の状況を知り、即実践できる防災の知識と気づきが得られたイベントとなったことを報告します。
開催にあたり、挑戦と応援のプラットフォームを提供する一般社団法人おうえんフェス(神奈川県川崎市/代表理事 高田洋平)は企画・運営統括団体として、開催協力いたしました。
開催にあたり、挑戦と応援のプラットフォームを提供する一般社団法人おうえんフェス(神奈川県川崎市/代表理事 高田洋平)は企画・運営統括団体として、開催協力いたしました。
東日本大震災から10年という時の経過とともに震災の記憶が薄れていることや語り伝えることの難しさが問われてきました。また、新型コロナウイルス感染症対策に注力される今、これまで継続されてきた防災イベントも制限され、社会の災害への意識は低下しています。
このイベントは、もし今の状況下で新たな自然災害が起きたら、果たして私たちは過去の経験から得られた防災の知識が活かして、正しく判断して行動することができるのか、という危惧から企画、開催されました。また、副次的には、今まで対面で震災の伝承をしてきた語り部に対して、オンラインで伝承するという新しい可能性を示す機会となりました。
出演者の協力を得て、現在アーカイブを公開し、復興からの防災を、好きな時に学んでいただけるようにいたしました。
オンライン防災 2021年3月6日 東日本大震災10年 イベント
https://peraichi.com/landing_pages/view/onlinebousai
【オンライン防災とは】
コロナ感染拡大を機に(2020年夏)発足した、オンラインで防災を学び、交流、発信、企画提案するグループです。発足1か月後の2020年9月に全国の防災士100名にオンラインイベント「コロナ禍で防災を伝えていくために」開催しました。他、オンラインを使った勉強会を実施。Facebookグループ「オンライン防災」を運営中です。
【これまでにない防災オンラインイベントの在り方】(事前、事後アンケートより)
防災イベントに防災関係者以外が参加することが少ないことが挙げられるが、これまで防災への取り組みをおこなったことがあるか、の質問に対し、ないと答えた方が2割を超え、防災に携わっていない、関心が薄い層にアプローチし、申し込みがあったことがわかった。
参加の後の防災への取り組みに対して
イベント参加後、防災への取り組みを行った方が8割を超え、参加したことにより、行動へ促すことができるとの結果に、関係者一同、驚きと感謝の気持ちを持って受け入れた。
「東日本大震災10年 愛する人を守るために」開催概要
日時:2021年3月6日(土)13:00~17:00、20:00~21:30(大懇親会)
会場:オンライン(Zoomミーティング)
一部のコンテンツをYouTubeでLIVE配信、聴覚障碍者向け字幕システムを導入
主催:オンライン防災(代表 黒田典子)
協力:一般社団法人おうえんフェス、JAXA(行政独立行政法人宇宙航空研究開発機構)、NPO法人エフエムわいわい、学び倶楽部きらめき
協賛:有限会社ITSプランニング、大町法律事務所、株式会社KOKUA、たかはし歯科医院、山本化学工業株式会社、株式会社ごんきや、【ちゑや】(株)知惠屋
後援:宮城県 運営協力:おうえんフェス
【ゴールドスポンサー】
【シルバースポンサー】
また、クラウドファンディングを行い、達成させていただきました。
主旨に賛同いただき、ご協賛、寄付をいただきました皆様に、心からの感謝を申し上げます。
【当日のタイムテーブル】
オンラインイベント「東日本大震災10年 愛する人を守るために」は、全15コンテンツをテレビ番組のように4チャンネルに分けて、参加者・視聴者は興味のあるコンテンツを時間ごとに選択できるようにしました。
【コンテンツ内容】※出演者によるアーカイブへのご協力感謝いたします。
1. ふっこう国内チャンネル (宮城県沿岸地域 語り部らによるライブ中継)
■オープニング 黒田典子~宮城県山元町太鼓団体 風雲乱打舞(ふううんらんだむ)演奏
■残り10分でできること 90名を救った校長の決断から学べる生き残るための知恵:吉田和子
■とにかく逃げろ!自分と家族の命を守るために 今できることを閖上から伝える:高野俊伸
■あなたの知らない世界!震災10年後のリアルから得る生き抜いていく力の現実:伊藤俊
■被災地 山元町・名取市・南三陸町+黒田典子 語り部クロストーク:ファシリテーター湯井恵美子
2. ふっこう海外チャンネル (海外の被災地からのライブ中継)
■インドネシアからのメッセージ「Living in Harmony with ムラピ~自然と共に生きる~」
:Sukiman Mohtar Pratomo Andi Ferdana 進行/通訳:間中光
■宇宙の暮らしから考える、これからの防災:菊池優太
■地震によって訪れた 人生のターニングポイント From イタリア
:Giada Panella 通訳:鈴木健太 進行:さわだけいこ
3. ぼうさいチャンネル①
■うちの子を助けて!と言って地域とつながりを作る方法:湯井恵美子
■これだけは用意しておきたい!ママが常備しておくといい防災食とグッズ:かずちゃん(高木香津恵)
■家庭内コミュニケーション改善の鍵は「防災」だった~逆境を自分で乗り越えられる子育て法~
:しほママ&たくみ
■マップコンテスト優勝!「より身近なマップ作り」教えます。:菅生敬一&マイク・ヨコハマ
4. ぼうさいチャンネル②
■未来は思ったほどに悪くない!被災地で過ごした10年から語る
次世代に伝えたい「思い込みにとらわれないで」:菊池のどか
■ディスカッションが盛り上がる!多様性を引き出すトークスキルが身に着く「クロスロード」体験会
:東北福祉大学Team Bousaishi、九州の大学生、大森眞樹
■なんと著者から学べる!「マンション防災の新常識」~私38階に住んでますがどうしたらいいでShow
:釜石徹・高田洋平
■これは子どもに教えたい!防災エンスショーで気づく わが子が生き残るためのヒント:阿部清人
【アンケートで寄せられた意見】(抜粋)
・オンラインでも生の声が聞こえてよかった。被災した人が、当時の体験を生かして、将来に繫がる対策を地域の人たちと共に共助する事が出来る事を教えてくれた。
・雰囲気がよかった
・ふっこう海外しか見ていませんが、海外のみなさんの復興に対する姿勢が日本と異なっていることが良くわかる構成だった。
・子供~大人まで幅広く興味の持てるコンテンツがそろっていたため、家族で参加しやすかった。とくに、現地の映像、お話を合わせて聞くことが出来、子供に震災について伝えるきっかけができて、とても良かった。
・色々なお話を自分の都合いい時間に聞くことができた。アーカイブもよかった。
・全国規模のオンラインイベントに参加すること自体が初めてでした。一人で防災に取り組んでいると、孤独で、暗い気持ちになりますが、このように、色々な方とつながることで前向きに防災に取り組むことができます。印象に残ったことは、いかに日常の中に防災を落とし込むかということです。私は3人の子を持つ母ですが、「防災、防災」という言葉をなるべく使わずに、子育てで大切なことのひとつとして伝えられたらいいと思いました。
オンライン防災
■HP https://peraichi.com/landing_pages/view/onlinebousai
■Fbグループページ https://www.facebook.com/groups/711895056039971
■Fbページ https://www.facebook.com/onlinebousai
お問い合わせフォーム https://forms.gle/drbGrbqGfN9psFuf7
Email address : onlinebousai.311@gmail.com
TEL:050-3700-5768(留守電対応)
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