奈良県山添村と生成AIの活用による業務効率化の実証実験に関する連携協定を締結
SDT株式会社(本社:神奈川県藤沢市 代表取締役:乾 泰行)は、奈良県山添村(村長:野村 栄作)と生成AIの活用による業務効率化の実証実験に関する連携協定を10月15日に締結したことをお知らせします。

概要
SDT株式会社(本社:神奈川県藤沢市 代表取締役:乾 泰行)は、奈良県山添村(村長:野村 栄作)と「生成AIの活用に向けた実証実験に関する連携協定」を締結しました。
本協定に基づき、山添村と弊社が緊密な相互連携を図り、生成AIを活用した実証実験を円滑に進めて、相互が発展することにより、地域社会の活性化に寄与することを目指します。生成AIを職員や村民の皆様に幅広くご活用いただき、実証実験を通じて改善を行いながら、今後さまざまな形で生成AIの活用を進めていきます。
連携協定の背景
奈良県山添村は、豊かな自然環境と伝統文化を有する地域として、持続可能な地域づくりと住民サービスの向上に取り組まれています。少子高齢化が進む中、限られた人的資源を最大限に活用し、効率的で質の高い行政サービスを提供することが重要な課題となっています。
この度の連携により、山添村の地域特性に応じた生成AIの活用方法を共に探求し、村政運営の効率化と村民サービスの向上を図ってまいります。
連携事項
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生成AIを活用した業務効率化のための実証実験に関すること
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生成AIを活用した価値創造及び地域課題解決の取り組みに関すること
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地域DXの推進、生成AIの活用に関すること
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村民サービスの向上及び社会の活性化という目的達成に資すること
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職員による生成AIの適切な活用を推進するための方針策定及び支援に関すること
今後の取組み
2025年10月より、SDTが開発した政策立案などの自治体業務に特化したサービスを用いて、山添村役場内での実証実験を開始します。このサービスには、山添村の総合計画や各種調査結果、議会議事録等を格納することで、生成AIから山添村の実態を踏まえた回答を得ることが可能となります。
実証実験では、以下の分野での活用を予定しています:
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政策立案・企画業務の効率化
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各種文書作成の支援
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住民問い合わせへの対応強化
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地域情報の効果的な発信
山添村は実証期間中、サービスを利用して回答の精度向上に向けた課題や改善点をSDTにフィードバックし、より実用的なサービスの開発に協力していきます。
生成AIサービス「Panorama AI」について
本連携協定に基づく生成AI活用のプラットフォームとして、SDTが提供する「Panorama AI」を利用します。Panorama AIは以下の特徴を持つ生成AIサービスです。
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RAGによる独自データの活用
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用途に応じたLLMの選択
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ハルシネーションの抑制
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迅速な回答の生成
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ユーザーによるコンテンツ管理
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利用状況の確認
生成AIは数多くの可能性を秘め、あらゆる分野で進化をもたらす大きな力を秘めています。Panorama AIは、この革新的な技術の価値を最大限に引き出し、パノラマのような視点で物事を俯瞰することにより、自治体や企業に新たな変革をもたらすことを目指します。
Panorama AIのWebサイト
https://panorama-ai.net
問い合わせ先
SDT株式会社
担当:森
Email : support@panorama-ai.net
SDT株式会社について
IoTデバイス製造から組込ファームウエア開発、クラウド接続、AIモデル開発までをトータルでサポートし、すべての人とすべてのものを最先端の技術で有機的につなげることをミッションとするSDT Inc.(本社:韓国 CEO : Jiwon Yune)の子会社として設立されました。
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