Tensor Energy が太陽光発電のFIP転支援サービスを開始

太陽光発電のFIP転、蓄電池併設シミュレーション、FITからFIPへの移行申請、さらに転用後のアグリゲーションサービスをワンストップで提供します

Tensor Energy株式会社

太陽光発電のFIP転、蓄電池併設シミュレーション、FITからFIPへの移行申請、さらに転用後のアグリゲーションサービスをワンストップで提供します

背景:優先給電ルール変更によるFIT太陽光発電所への影響

2014年に無制限に出力抑制を受ける可能性のある「指定ルール」が導入されました。九州エリアでは2018年に最初の出力抑制が実施され、現在、出力抑制が頻発しています。

さらに2026年4月以降、出力抑制に関する「優先給電ルール」が変更される見通しです。

変更後のルールでは、FIP電源より先に、FIT電源が出力抑制を受けることになります。これにより、FIT発電所の出力抑制が増大します。特に出力抑制が頻発する九州のFIT太陽光発電所のオーナーにとっては、売電収入が約3割減少する可能性があります。

優先給電ルールの見直し
九州エリアのFIT発電所への影響

※ 2025年6月の資源エネルギー庁の「再生可能エネルギー出力制御の長期見通し等について」をもとに当社試算

FIP転の課題とTensor Energyのソリューション

FIPに転換すれば出力制御の順番がFIT発電所よりも後になるため、出力抑制されにくくなりますが、以下のような新たな課題が生じます。

FIP転換に伴う主な課題:

 事業計画の変更 蓄電池導入の検討 FIPへの移行申請 送配電との契約変更 市場価格に伴う収益の不確実性 予測誤差に伴うインバランスコストなどのリスク 需給管理や市場取引の業務負担 

Tensor Energyは、これらすべての課題をワンストップで解決します。

サービス内容

当社では、FIT太陽光発電所のオーナー様がFIPへの転換を円滑に進められるよう、包括的なサービスを提供しています。まずは、お客様と一緒に検討いたします。売却をご希望の場合にもお気軽にご相談ください。

  • FIP転シミュレーション:現在の発電所の収益構造を分析し、FIP転換後の詳細な収益予測を実施いたします。FITとの比較分析により、最適な戦略を提案いたします。

  • 蓄電池併設シミュレーション:蓄電池導入による収益最大化効果を詳細に検討いたします。投資回収期間や収益改善率を定量的に算出し、最適な蓄電池容量と運用戦略を提示いたします。

  • FITからFIPへの移行申請支援:経済産業省への事業計画変更申請、送配電事業者との契約変更など、複雑な手続きを専門スタッフが代行いたします。申請書類の作成から承認まで一貫してサポートいたします。

  • FIP太陽光のアグリゲーション:FIP転換後の市場取引業務と需給管理を代行いたします。30分ごとの電力取引や系統運用者への計画値提出など、専門的な業務を当社が担当いたします。

  • FIP蓄電池のアグリゲーション:蓄電池の充放電を太陽光発電量予測、市場価格予測に応じて最適化し、リアルタイム制御指示によって、インバランスコストを最小化し、継続的な収益向上を実現いたします。

Tensor Energyの圧倒的な技術力と実績

業界のパイオニアとしての実績 

当社は、FIP蓄電池運用において業界をリードする実績を持つパイオニア企業です。

  •  1年以上のFIP蓄電池運用実績

  • 九州エリアで多数の事業性評価とFIP転支援実績

AI技術による圧倒的な精度 

独自開発のAI技術により、従来にない高精度な予測と最適化を実現しています。

  •  発電所ごとにAIモデルを実装することによる高精度な発電量予測

  • 独自の市場価格予測技術による収益最大化

  • 最適化アルゴリズムによる蓄電池運用の効率化 

技術優位性 

最先端のテクノロジーを活用した、他社にはない技術的優位性を有しています。

  •  AI駆動のクラウドプラットフォーム「Tensor Cloud」による総合的な最適化

  • 30分ごとのローリング予測による蓄電池へのリアルタイム制御指示でインバランスを低減し経済性を向上 

  • 個別発電所の特性を学習した高精度予測システム 

今後の展開 

エネルギー市場の変化に対応し、さらなるサービス拡充を計画しています。

  •  需給調整市場(一次オフライン)への参入を加味したシミュレーション機能(近日公開予定)

  •  入札、約定管理機能 複数市場への自動最適化アルゴリズム(2026年3月公開予定)

Tensor Energyについて

私たちは、全ての人と将来世代に、持続可能なエネルギーが必要なときに必要なところへ届けられる世界を目指しています。私たちは、人に寄り添うデザイン、最先端のテクノロジー、そしてパートナーシップによって、再生可能エネルギー発電事業を行う企業がそのライフサイクル全般にわたり、広範囲に分散した発電所や蓄電池のポートフォリオを効率的に共同管理できるように支援する。

Tensor Cloudについて

再エネ発電所及び蓄電池の計画段階から30年にもおよぶ運転期間、発電事業の財務と電力の管理を支えるクラウドプラットフォームです。最先端のAIとデジタル技術を駆使したサービスをSaaSで提供します。再エネ事業のビジネスモデルそのものを変革し、持続可能な成長事業の構築に不可欠なソリューション。

会社概要

会社名:Tensor Energy株式会社

所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-11-1

設立日:2021年11月

代表者:堀 菜々 & フィルター ヴィンセント

事業内容:再生可能エネルギー発電所と蓄電池のオーケストレーションプラットフォームの開発、販売、運営等

お問い合わせ:hello@tensorenergy.jp(担当:堀)

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会社概要

Tensor Energy株式会社

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URL
https://tensorenergy.jp
業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 7F
電話番号
080-4292-7385
代表者名
堀 菜々、フィルター カルロス ヴィンセント
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
2021年11月