【NPO法⼈地域精神保健福祉機構・コンボ主催】第101回こんぼ亭月例会『なぜ妻や母が責められるのか ~家族に潜む力のかたち~』(2025/10/18; オンライン開催)
アダルトチルドレン、共依存、アディクションなどのテーマに長年取り組んでいるカウンセラー、信田さよ子さんをお客様にお招きします!

「こんぼ亭月例会」は、特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構(通称:NPO法人コンボ)が主催する講演会シリーズです。「わかりやすいメンタルヘルス講座シリーズ」と銘打ち、毎回多彩なお客様をお迎えし開催しています。当事者、ご家族、福祉や医療専門職の方、教育関係者など、お立場にかかわらず、興味のある方はどなたでもご参加いたくことができます。
≪第101回こんぼ亭月例会≫
『なぜ妻や母が責められるのか ~家族に潜む力のかたち~』
2025年10月18日(土)13:00~15:00 オンライン開催 (見逃し配信あり)

◆お客様(講師)◆
信田さよ子さん(日本公認心理師協会会長/原宿カウンセリングセンター顧問):公認心理師・臨床心理士。アルコール依存症治療、アディクション専門の開業相談機関を経て1995年に原宿カウンセリングセンターを設立。様々な依存症、摂食障害、ひきこもりなどの本人・家族、さらにDVや虐待の被害者・加害者を対象としたカウンセリングを実施。2022年から顧問としてオンラインのグループカウンセリングを広く実施中。著書には『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)、『共依存・からめとる愛』(朝日新聞出版)、など、著書多数。
◆こんぼ亭「亭主」(ご案内役)◆
市来真彦(いちき・まさひこ)さん(精神科医/東京医科大学精神医学分野教授)
≪こんぼ亭にむけて~講師からのメッセージ~≫
私は、開業心理相談機関を30年間運営してきましたが、1990年代から家族がどれほど暴力に満ちているかを痛感させられ、愛情共同体ではなく、権力構造という視点でカウンセリングを実施してきました。
たとえば、子どもに問題が起きたとき、「母親の育て方のせいでは?」という視線が向けられたりして、妻や母が責められる場面が多くあります。
なぜ妻や母の責任にされてしまうのでしょうか。そうしたまなざしを受け続けるうちに、女性自身が「自分が悪い」と感じてしまう。そしてその自責の気持ちが、やがて子どもや身近な人など自分より弱い存在への支配に転嫁しがちです。
さらに、妻・母が責められることが、問題を起こした本人の自責につながるとすればどうすればいいのでしょう。
家族の中で誰かが困難を抱えたとき、ケアを担うのは多くの場合、妻や母です。それが当然とされ、ケアすることを強いられてしまう妻・母をケアするのは誰なのか、夫・父親の役割とは何かという視点から、望ましい家族関係について提案したいと思います。(信田さよ子)
◇日時◇
2025年10月18日(土)13:00~15:00
オンライン開催 & 見逃し配信あり
◇参加費◇
〇2500円 (コンボ賛助会員: 1500円)
〇グループ参加(3人まで) 6000円
※コンボ賛助会員とは → https://www.comhbo.net/?page_id=5759

【主催 & お問合せ】
特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構
(通称:NPO法人コンボ)
「こんぼ亭」係
〒272-0031 千葉県市川市平田3-6-2
TEL: 047-320-3870
FAX: 047-320-3871
EMAIL: comhbotei@gmail.com
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