株式会社久、ECサイトの「在庫リスクゼロ化」と「物流コストの削減」の実現を目指す新サービス『ECコネクター®MultiVendor(マルチベンダー)β版』の提供を開始いたします。
~ 物流コスト増とドライバー不足の課題に対し、メーカー直送(ドロップシッピング)型とマーケットプレイス型のサプライチェーン変革を支援 ~

ECデータマネジメントクラウド「ECコネクター®」を提供する株式会社久(本社:東京都港区、代表取締役:工藤暢久、以下久)は、既存のシングルカートストア上でドロップシッピング(メーカー直送)および複数サプライヤー管理の一元管理、マーケットプレイスを実現する
「MultiVendor(マルチベンダー)β版」の提供を開始いたしました。
『ECコネクター®MultiVendor』サービス概要
「MultiVendor」は、Shopifyやfutureshop、Bカートなどで構築された既存の自社ECサイトで、自社商品の販売だけではなく、ドロップシッピング(メーカー直送)を組み合わせて他社商品を販売できるマーケットプレイス機能を実現しました。本サービスを導入することで、在庫を自社倉庫に抱えることなく、注文情報を自動的に各メーカー(ベンダー)へ振り分け、メーカー倉庫から購入者へ商品を直送することが可能になります。
開発の背景:物流コストの高騰と在庫分散化へのニーズ
ドライバー不足に端を発する「物流の2024年問題」以降、倉庫保管料や輸送料といった物流コストの上昇、発注から納品までの期間延長、そして在庫リスクの増大が深刻な課題となっています。このため、在庫を持たずメーカーから直接顧客へ配送する「ドロップシッピング(メーカー直送)」への移行ニーズが高まっています。ただし、多くのEC事業者にとって、複数の仕入先(サプライヤー)に対し個別に受注データを送信し、出荷状況を管理する業務は煩雑であり、ドロップシッピング(メーカー直送)への移行に大きな障壁となっていました。そこで、在庫リスクや流通にかかる費用の縮小・削減を実現する「MultiVendor」を開発しました。
本サービスの特徴
1.複数サプライヤー管理機能
発注・出荷・支払いまでのフローを自動化し、複数サプライヤーを一元管理。
サプライヤーの登録・承認、受注振分、納期・出荷・在庫管理、支払い通知までをひとつの画面で効率化を実現します。
2.CSV/FTP中心の柔軟な連携方法
サプライヤーが設定したフォーマットでのデータダウンロードやアップロードが可能に。
各サプライヤーの指定するFTP領域へ自動生成/配置することも可能です。これにより、受注の自動振分け、出荷ステータスの集約、在庫反映、商品情報更新をCSV/FTP経由で双方向に行い、手作業を削減しつつ既存システムとのシームレスな連携を実現します。
3.カートシステムとの自動連携
サプライヤーからのデータアップロードをトリガーとした自動連携やバッチ連携が可能に。
これにより、処理の迅速化、取引サプライヤーの増加への対応も軽減でき、オペレーション工数も削減できます。
今後の展開
まずは、サプライヤー管理及び受注・出荷管理機能をリリース。2026年2月を目処に在庫管理、商品登録、取引管理機能の全機能のリリースを予定しています。
ECデータマネジメントクラウド「ECコネクター®」は、ECに関連するさまざまなデータを統合し、ECビジネスの効率化と収益向上を実現していきます。今回開発した「ECコネクター®MultiVendor」を通じて日本のEC物流構造の改革に貢献します。アパレル、家具、地域産品を取り扱うEC事業者を中心に導入を推進し、サプライチェーン全体の最適化を支援してまいります。
ECコネクター®のサービスサイト
https://www.ec-connector.com
■本件に対するお問い合わせ
contact@qinc.co.jp
担当:柳澤
【株式会社久(きゅう)について】
所在地:東京都港区浜松町二丁目2番15号4階
代表者:代表取締役 工藤 暢久
事業内容:EC総合支援事業
・ブランドEC成長コンサルティング
・EC・D2Cマーケティング支援
・BtoC/BtoB 公式ECサイト総合支援
・ECデータマネジメントクラウド「ECコネクター®」の提供
・Webシステム開発、EC支援ツールの開発
URL:https://www.qinc.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- ネットサービスシステム・Webサイト・アプリ開発
- キーワード
- EC
- ダウンロード
