地震NEWSにおける発震傾向性集計「次に揺れるのは」地震予測情報の提供開始について

次の地震への備えに1ヶ月以内の国内M6クラス以上・海外M7クラス以上地震発震傾向性集計「次に揺れるのは」提供開始

合同会社イイチロ

地震データ解析システムの開発及び地震発生予測と地震解説メディア「地震NEWS」を提供している合同会社イイチロは、「地震NEWS」における発震傾向性集計「次に揺れるのは」地震予測情報の提供開始について以下の通り発表します。
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概要
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・当社では地震解説メディア「地震NEWS」において発震傾向性集計「次に揺れるのは」地震予測情報の提供を開始する。

・「次に揺れるのは」は当社が開発・運用する地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」が抽出した過去の類似地震以降の国内・海外発震数を集計し表示する機能で、地震予測に繋がる「次に揺れやすい」場所についての情報が提供可能となる。

・「次に揺れるのは」では国内・海外で発生した地震と同程度の規模・位置・深さで過去に記録されてきた類似条件の地震におけるその後1ヶ月間の発震傾向性を集計し「方面」「震源地」別に表示する。

・「次に揺れるのは」は「地震NEWS」通常記事(国内全有感地震・海外M5.0以上)に掲載する。発震傾向性集計の対象となる地震は国内M5.5(M6クラス)以上、海外M6.5(M7クラス)以上。

・海外地震で日本におけるM7クラス以上地震が傾向性抽出される場合には、震源地と規模・震度を一覧表示する。

・「次に揺れるのは」は地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムに搭載され、08月09日の「地震NEWS」新着記事より既に提供を開始している。

地震NEWS:
https://jishin-news.com/

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「次に揺れるのは」国内地震表示例
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2020年08月09日14:30 福島県沖 M4.1・震度2の場合

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見出し:地震予測「次に揺れるのは」福島県沖M4.1の類似16事例以後の発震傾向性

今回の福島県沖M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

福島県沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中10例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 16事例中6例
三陸沖 16事例中4例
岩手県沖 16事例中3例
宮城県沖 16事例中2例
秋田県沿岸北部 16事例中1例
秋田県沖 16事例中1例
福島県会津 16事例中1例
福島県浜通り 16事例中1例
福島県中通り 16事例中1例

また、各方面のうち1ヶ月以内に最も多くのM6クラス以上が発生していたのは東北地方であったが、次に多く起きていたのは千島海溝で16事例中5例であった。

千島海溝で1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と回数。

千島列島 16事例中2例
釧路沖 16事例中1例
千島列島東方 16事例中1例
北海道東方沖 16事例中1例
浦河沖 16事例中1例
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「次に揺れるのは」海外地震表示例
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日本時間2020年08月08日23:42 アラスカ M5.5の場合

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見出し:地震予測「次に揺れるのは」アラスカM5.5の類似20事例以降の発震傾向性

今回のアラスカM5.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた20件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アラスカを含む北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは20事例中2例であった。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

米国 20事例中1例
アラスカ 20事例中1例

北米を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアと大洋州で、アジアでは20事例中15例、大洋州では20事例中13例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 20事例中6例
日本 20事例中4例
フィリピン 20事例中4例
マリアナ諸島 20事例中1例
中国 20事例中1例
台湾 20事例中1例

パプアニューギニア 20事例中6例
マッコーリー島 20事例中2例
トンガ 20事例中2例
フィジー 20事例中2例
バヌアツ 20事例中2例
オーストラリア 20事例中1例
ソロモン諸島 20事例中1例
ケルマデック諸島 20事例中1例
ニュージーランド 20事例中1例
ニューカレドニア 20事例中1例

また、今回のアラスカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは20事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1960年05月18日 M6.2・震度4 トカラ列島近海
1982年09月06日 M6.6・震度3 鳥島近海
1992年10月30日 M6.7・震度2 鳥島近海
1993年02月07日 M6.6・震度5 能登半島沖
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本件に関するお問い合わせ先
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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿 2-12-13 新宿アントレサロンビル2階
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03-5050-2210
代表者名
門田威一郎
上場
未上場
資本金
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設立
2018年10月