Code for Japan、オンライン時間割配信ツール「おうちで時間割」をリリース
新型コロナウイルス以降のオンラインハッカソンで、全国各地から集った有志エンジニアらが開発
一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、代表:関治之)は、教員が簡単に時間割や宿題を登録して生徒向けに時間割を共有できるオンライン時間割配信ツール「おうちで時間割」をリリースしました。この取り組みは、新型コロナウイルスをきっかけに、Code for Japanの開発イベント「ソーシャルハックデー」でプロジェクトが立ち上がり、開発したシビックテックによるサービスです。
新型コロナウイルスにより、3月以降長期の臨時休校、オンラインでの授業や休校期間中の自宅学習など、これまでにない学習環境を強いられた子どもたちが全国各地にいます。オンライン開発イベント「ソーシャルハックデー」に集まった有志が、子どもたちの学びを止めることなく、教員の負荷を軽減するために「おうちで時間割」を開発しました。Code for Japan Summit 2020内のセッションで経緯や機能を発表しました通り、子どもが臨時休校で困っているという保護者や、高校・高専・大学に在籍し、学ぶ側の立場から教育に関心をもった学生など、全国各地のコントリビューター(プロジェクトに関わる人)の協力があり、6月16日に最初のバージョンをリリース、試験運用を行い、10月16日に機能を追加し、新しいバージョンで正式リリースをするに至りました。
おうちで時間割は、教員が時間割の授業コマそれぞれに ①授業の内容 ②動画コンテンツ・アプリなどのURL ③普段使っている教材のどの部分と関連があるか などを記載し、学校で同じ教室で授業を受けることができなくても自宅や学校外で学びを進めていくことができるよう、子どもたちに時間割を共有することができるツールです。教員側はスマホやPCから時間割を作成することができ、受け取る側の保護者や子どもは自宅のスマホなどから時間割を簡単に閲覧することができるので、システム導入や端末支給が難しい学校でも使うことができます。また、臨時休校や分散登校だけでなく個別に配慮が必要なお子さんや教材を組み合わせて学んでいる生徒に対して個別のカスタマイズを行った時間割を届けることも可能です。
教員が担任しているクラスを対象に時間割をつくることを主に想定していますが、ホームスクーリングや長期休暇中の保護者とお子さんの学習計画などにも幅広く活用いただくことができる時間割ツールです。
さらに、小学校の授業内で最も多く活用されている動画コンテンツを制作されているNHK for Schoolにデータ提供いただき、キーワード検索で授業内容にあった動画を簡単に探して時間割に入れることができるように機能を新たに加え、10月16日に新しいバージョンでの正式リリースいたしました。セキュリティやインフラに関する開発には、インフォ・ラウンジ株式会社にアドバイザーとして協力いただいています。
すでに関東圏の小学校でも試験導入いただき、保護者アンケートでは「子どもが率先して見たがっていた」「子どもが自分で時間の管理できていて、自主性を育むことができると感じた」「何時間目かというのと一緒に時間帯が表示されているのが良かった」など、前向きな感想を多くいただいています。
[ 今後の開発について ]
今後も引き続き開発はCode for Japanが定期的に開催しているソーシャルハックデー(https://hackday.code4japan.org/)などを活用しながら継続していく予定です。開発に参加していただけるコントリビューターの皆様、今後の機能拡張に協力したい教員・教育関係者・保護者・学ぶ当事者でもある学生の皆様、Code for JapanのSlackよりプロジェクトのチャネルへご参加ください。(詳細は https://www.studyathome.jp/ をご覧ください。)
[ Code for Japanについて ]
Code for Japanは、シビックテック (市民が主体となって自分たちの街の課題を技術で解決する)コミュニティづくり支援や、自治体への民間人材派遣などの事業に取り組む非営利団体です。より良い未来に向けて、立場を超えてさまざまな人たちと「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。(詳細は https://www.code4japan.org/ をご覧ください。)
[ 本件に関する問い合わせ先 ]
おうちで時間割:studyathome@code4japan.org
広報窓口:info@code4japan.org
おうちで時間割は、教員が時間割の授業コマそれぞれに ①授業の内容 ②動画コンテンツ・アプリなどのURL ③普段使っている教材のどの部分と関連があるか などを記載し、学校で同じ教室で授業を受けることができなくても自宅や学校外で学びを進めていくことができるよう、子どもたちに時間割を共有することができるツールです。教員側はスマホやPCから時間割を作成することができ、受け取る側の保護者や子どもは自宅のスマホなどから時間割を簡単に閲覧することができるので、システム導入や端末支給が難しい学校でも使うことができます。また、臨時休校や分散登校だけでなく個別に配慮が必要なお子さんや教材を組み合わせて学んでいる生徒に対して個別のカスタマイズを行った時間割を届けることも可能です。
教員が担任しているクラスを対象に時間割をつくることを主に想定していますが、ホームスクーリングや長期休暇中の保護者とお子さんの学習計画などにも幅広く活用いただくことができる時間割ツールです。
さらに、小学校の授業内で最も多く活用されている動画コンテンツを制作されているNHK for Schoolにデータ提供いただき、キーワード検索で授業内容にあった動画を簡単に探して時間割に入れることができるように機能を新たに加え、10月16日に新しいバージョンでの正式リリースいたしました。セキュリティやインフラに関する開発には、インフォ・ラウンジ株式会社にアドバイザーとして協力いただいています。
すでに関東圏の小学校でも試験導入いただき、保護者アンケートでは「子どもが率先して見たがっていた」「子どもが自分で時間の管理できていて、自主性を育むことができると感じた」「何時間目かというのと一緒に時間帯が表示されているのが良かった」など、前向きな感想を多くいただいています。
[ 今後の開発について ]
今後も引き続き開発はCode for Japanが定期的に開催しているソーシャルハックデー(https://hackday.code4japan.org/)などを活用しながら継続していく予定です。開発に参加していただけるコントリビューターの皆様、今後の機能拡張に協力したい教員・教育関係者・保護者・学ぶ当事者でもある学生の皆様、Code for JapanのSlackよりプロジェクトのチャネルへご参加ください。(詳細は https://www.studyathome.jp/ をご覧ください。)
[ Code for Japanについて ]
Code for Japanは、シビックテック (市民が主体となって自分たちの街の課題を技術で解決する)コミュニティづくり支援や、自治体への民間人材派遣などの事業に取り組む非営利団体です。より良い未来に向けて、立場を超えてさまざまな人たちと「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。(詳細は https://www.code4japan.org/ をご覧ください。)
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おうちで時間割:studyathome@code4japan.org
広報窓口:info@code4japan.org
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