養命酒製造株式会社調べ 冬の“隠れ冷え症”に要注意! 冷え症の自覚がない人では19%が“隠れ冷え症”、36%が“隠れ冷え症予備軍”と判明
「冷え」に関する意識・実態調査2025
養命酒製造株式会社は、「冷え」というテーマで、インターネット調査を2025年10月15日~10月17日の3日間で行い、全国の20歳~79歳の男女1,000名の有効回答を回収しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
手足に冷えの実感がない人でも、自覚症状のない“隠れ冷え症”の可能性があります。養命酒製造株式会社では、冷えの実感や対策について、実態を探りました。
[アンケート総括]
【“冷え症”の実態】
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日頃感じている悩み・不調TOP3 「目が疲れやすい」「よく肩がこる」「イライラしやすい」
8人に1人が「手足の先を触ると冷たい」と回答
全国の20歳~79歳の男女1,000名(全回答者)に、悩み・不調や“冷え”の状態について質問しました。
まず、全回答者(1,000名)に、日頃感じている悩み・不調を聞いたところ、最も高くなったのは「目が疲れやすい」(30.6%)でした。眼精疲労に悩まされている人が多いようです。以降、「よく肩がこる」(26.4%)、「イライラしやすい」(16.9%)、「頻繁にトイレに行く」(15.0%)、「便秘になりやすい」(14.4%)が続きました。また、「手足の先を触ると冷たい」は13.1%と、8人に1人が末端冷え症に悩んでいることがわかりました。
男女別にみると、「よく肩がこる」(男性17.6%、女性35.2%)や「便秘になりやすい」(男性9.0%、女性19.8%)、「手足の先を触ると冷たい」(男性7.6%、女性18.6%)、「目の下にクマができる」(男性7.2%、女性18.4%)は男性と比較して女性が10ポイント以上高くなりました。また、男性では「頻繁にトイレに行く」(18.0%)が2位でした。
年代別にみると、「目が疲れやすい」は高年層で高くなる傾向がみられ、最も高くなった70代では41.0%でした。50代では「よく肩がこる」(35.3%)と「イライラしやすい」(24.6%)が他の年代と比較して高くなりました。

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冷え症の自覚 「冷え症だと思う」20代女性では3人に2人
次に、全回答者(1,000名)に、自身が“冷え症”だと思うか聞いたところ、「冷え症だと思う」が16.5%、「どちらかといえば冷え症だと思う」が25.8%で、合計した『冷え症だと思う(計)』は42.3%となりました。
男女別にみると、『冷え症だと思う(計)』は女性(57.6%)では半数以上となりました。

男女・年代別にみると、自身が“冷え症”だと思う人の割合は、女性では60代以外が半数以上となり、40代以下(20代66.3%、30代60.2%、40代60.7%)では6割以上となりました。割合が最も低くなったのは男性30代で23.8%でした。

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冬の“隠れ冷え症”に要注意!
冷え症の自覚がない人では19%が“隠れ冷え症”、36%が“隠れ冷え症予備軍”と判明
男性では15%が“隠れ冷え症”に該当
冷え症の自覚がない人(577名)について、“隠れ冷え症”の人に現れやすい、日頃感じている悩み・不調が「3個以上」あてはまった人を“隠れ冷え症”、「1~2個」あてはまった人を“隠れ冷え症予備軍”とし、“隠れ冷え症”の可能性をみると、“隠れ冷え症”は18.5%、“隠れ冷え症予備軍”は35.7%となりました。冷え症だと自覚がない人でも、半数以上が“隠れ冷え症”もしくは“隠れ冷え症予備軍”に該当していることがわかりました。普段感じている悩みや不調が無自覚の冷え症によって引き起こされているケースは少なくないのではないでしょうか。
男女別にみると、“隠れ冷え症”は、男性では15.1%、女性では24.5%となり、“隠れ冷え症予備軍”は、男性では33.4%、女性では39.6%となりました。
年代別にみると、50代と60代では“隠れ冷え症”(50代25.0%、60代24.3%)が4人に1人となりました。また、70代では半数が“隠れ冷え症予備軍”(49.5%)となりました。

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冷え症さん“あるある”TOP2
「暖房をつけても足先がずっと冷たい」「布団が冷たくてなかなか眠れない」
20代では「手がかじかんでスマホが操作できない」が3位
冷え症の自覚がある人(423名)に、共感できる“冬の冷え症あるある”を聞いたところ、「暖房をつけても足先がずっと冷たい」(44.4%)が最も高くなり、次いで「布団が冷たくてなかなか眠れない」(32.4%)、「手に触れると冷たくてびっくりされる」(32.2%)、「レストランで温かいおしぼりが出てくるとうれしい」(31.9%)、「手がかじかんでスマホが操作できない」(23.9%)となりました。冷え症さんでは、手や足先の冷えによって自身の生活に影響が出ている人が少なくないようです。
年代別にみると、20代では「手に触れると冷たくてびっくりされる」(42.9%)が2位、「手がかじかんでスマホが操作できない」(35.1%)が3位でした。また、60代以上では「レストランで温かいおしぼりが出てくるとうれしい」(60代31.7%、70代41.8%)が2位となりました。

【冬の冷え対策】
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冷え症さんの冬の冷え対策 1位「温かいものを食べる・飲む」2位「入浴する」
冬の冷え対策について質問しました。
冷え症の自覚がある人(423名)に、冬の時期に行っている冷え対策を聞いたところ、TOP2は「温かいものを食べる・飲む」(51.5%)、「入浴する(湯船につかる)」(51.3%)となりました。次いで、3位「手袋や厚手の靴下をはく」(48.7%)、4位「からだを温めるものを食べる・飲む(しょうが、しょうが湯など)」(33.1%)、5位「カイロ・湯たんぽを使う」(29.3%)となりました。対処療法だけでなく、体質改善につながる対策も行われているようです。
男女別にみると、男性では1位は「入浴する」(48.9%)でした。また、「温かいものを食べる・飲む」(男性40.7%、女性56.6%)や「手袋や厚手の靴下をはく」(男性38.5%、女性53.5%)、「カイロ・湯たんぽを使う」(男性17.0%、女性35.1%)、「マフラー・ネックウォーマーをする」(男性13.3%、女性34.4%)は男性と比較して女性が15ポイント以上高くなりました。

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「自身が行っている冬期の冷え対策の効果に不満がある」 冷え症さんの56%
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対策の効果に満足な人ほど、“入浴”“休息・睡眠”の実践率が高い傾向
次に、自身が行っている冬期の冷え対策の効果に不満があるか聞いたところ、「非常に不満がある」が8.3%、「どちらかといえば不満がある」が48.0%で、合計した『不満がある(計)』は56.3%、「非常に満足している」が2.1%、「どちらかといえば満足している」が41.6%で、合計した『満足している(計)』は43.7%と、過半数が自身の冷え対策の効果に対して不満を抱いていることがわかりました。
男女別にみると、『不満がある(計)』の割合は男性(64.4%)が女性(52.4%)と比較して10ポイント以上高くなりました。

ここで、冬の時期に行っている冷え対策について、冷え対策の効果に対する満足度別にみると、満足層では「温かいものを食べる・飲む」(54.1%)や「入浴する」(58.9%)、「手袋や厚手の靴下をはく」(52.4%)で半数以上が実施していることがわかりました。また、「入浴する」(不満層45.4%、満足層58.9%)や「しっかり休息・睡眠をとる」(不満層21.8%、満足層32.4%)では満足層が不満層を10ポイント以上上回りました。

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冷え症さんの冷え対策への意識 「暖かい秋が続くと冷え対策を油断してしまう」74%、
「今年の冬の冷え対策は寒くなってから頑張る」64%
冷え症の自覚がある人(423名)に、冷え対策に関する意識について聞いたところ、≪暖かい秋が続いているときの冷え対策は、油断してしまうか、気を抜かないか≫では、『油断してしまう』(【P】にあてはまる(計):「非常に」と「やや」の合計、以下同様)が74.2%、『気を抜かない』(【Q】にあてはまる(計):「非常に」と「やや」の合計、以下同様)が25.8%となりました。
自身の冷え対策の効果への満足度別にみると、『油断してしまう』は不満層(79.4%)では8割に近くなった一方、満足層(67.6%)では7割未満にとどまりました。

≪今年の冬の冷え対策は、寒くなってから頑張るか、寒くなる前から頑張るか≫では、『寒くなってから頑張る』が63.8%、『寒くなる前から頑張る』が36.2%となりました。
自身の冷え対策の効果への満足度別にみると、『寒くなる前から頑張る』は満足層(40.5%)が不満層(32.8%)より5ポイント以上高くなりました。

【冷え対策×エンタメ】
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推しに言われると“じわ~っと”心が温まるセリフ
1位「疲れてない? 無理しないでね。」2位「ありがとう、今、すごく嬉しい。」
全回答者(1,000名)に、推しに言われると、“じわ~っと”心が温まるセリフを聞いたところ、1位「疲れてない? 無理しないでね。」、2位「ありがとう、今、すごく嬉しい。」、3位「お風呂に入ってゆっくり寝てね。」となりました。
男女別にみると、男女ともに1位「疲れてない? 無理しないでね。」、2位「ありがとう、今、すごく嬉しい。」となり、男性では3位「いつも応援ありがとう!」、女性では3位「風邪ひかないように暖かくしてね。」でした。


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寒い日に帰宅した際、「おかえり」と言ってくれたら“じわ~っと”心が温まる芸能人
男性回答・女性回答ともに1位「綾瀬はるかさん」
選んだ理由は「ほのぼのしているから」「癒しになる」など
全回答者(1,000名)に、寒い日に帰宅した際、「おかえり」と言ってくれたら“じわ~っと”心が温まる芸能人を聞いたところ、1位「綾瀬はるかさん」、2位「今田美桜さん」、3位「新垣結衣さん」となりました。
選んだ理由をみると、1位の「綾瀬はるかさん」では「ほのぼのしているから(50代男性)」や「癒しになる(20代男性)」、「笑顔が可愛い(50代女性)」といった回答が挙げられました。また、2位の「今田美桜さん」では「可愛くて明るいから(30代女性)」や「美人で元気なイメージだから(60代男性)」、3位の「新垣結衣さん」では「可愛らしいイメージがあるため(20代女性)」や「優しさが伝わる(60代男性)」などの理由がみられました。
男女別にみると、男性回答・女性回答ともに1位は「綾瀬はるかさん」となり、男性では2位「今田美桜さん」、3位「新垣結衣さん」「長澤まさみさん」、女性回答では2位「竹野内豊さん」「目黒蓮さん」でした。

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あとになってから“じわ~っと”笑いがこみあげてきたエピソード
「メガネを頭に乗せていることを忘れて探しまくった」「子どもがトイレで寝てしまった」
「飼っている猫が変な格好で爆睡していた」「仕事で立って居眠りをしている人がいた」
全回答者(1,000名)に、あとになってから“じわ~っと”(じわじわと)笑いがこみあげてきたエピソードを聞いたところ、家族の行動に関することでは「お土産を持って行かなかったときの、孫のガックリした表情(60代女性)」や「子どもがトイレで寝てしまった(50代女性)」、周囲の人の行動に関することでは「友達が『火曜日って何曜日?』と聞いてきた(20代男性)」や「仕事で立って居眠りをしている人がいて上司に後で呼ばれた(70代女性)」、ペットの行動に関することでは「うちのワンコは、夫が私に話しかけようとするとすごくキレる(50代女性)」や「飼っている猫が変な格好で爆睡していた(50代女性)」、自分の行動に関することでは「メガネを頭に乗せていることを忘れて探しまくった(60代女性)」や「一人で歩いているときに、何もないところでこけた(60代女性)」といった回答が挙げられました。他人の面白い行動や自分のちょっとした失敗を思い出すと、愉快な気持ちになってしまうのではないでしょうか。
また、「ドラマで情報になかった人が登場していたのを見終わってからじわじわきた(30代女性)」などテレビ・動画に関する回答や、「ゴルフでスコアが良かった(60代男性)」など嬉しい出来事に関する回答もみられました。

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あとになってから“じわ~っと”怒りがこみあげてきたエピソード
「バイト先でいちゃもんをつけられた」「上司が仕事を押しつけて帰った」
「医者が『このくらいで病院にくるな』と怒ってきた」
「挨拶、会釈をスルーされた」「夫婦喧嘩をして後から会話を思い出した」
全回答者(1,000名)に、あとになってから“じわ~っと”(じわじわと)怒りがこみあげてきたエピソードを聞いたところ、買い物での出来事に関することでは「5%割引を初めてアプリで使ったら、引いてもらえなかった(70代女性)」や「会計待ちの列で横入りされた。レジの人も何も言わなかった(30代女性)」、職場での出来事に関することでは「バイト先でいちゃもんをつけられた(30代男性)」や「上司が仕事を押しつけて帰った(30代男性)」、外出先での出来事に関することでは「医者が『このくらいで病院にくるな』と怒ってきた(20代女性)」や「横から車がウインカーを出さず入ってきてノロノロ走っていた(30代女性)」、周囲の人の行動に関することでは「後輩の前で古い言葉を使ったら馬鹿にされた(50代男性)」や「挨拶、会釈をスルーされた(70代女性)」、家族の行動に関することでは「夫が洗濯物を片付けると、置き場所が間違っている(50代女性)」や「夫婦喧嘩をして後から会話を思い出した(60代女性)」といった回答が挙げられました。理不尽な経験をしたり、マナー違反の行為を目にしたりした記憶がよみがえり、苛立ちを覚える人が多いのではないでしょうか。
また、「買った食材がすでに冷蔵庫に入っていた(60代男性)」や「テストでケアレスミスをした(20代男性)」といった自分の行動に関する回答もみられました。

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冷え知らずになったら、一緒に雪合戦を楽しみたいアスリート
1位「大谷翔平さん」2位「吉田沙保里さん」「松岡修造さん」
全回答者(1,000名)に、冷え知らずになったら(冷え知らずとして)、一緒に雪合戦を楽しみたいアスリートを聞いたところ、1位「大谷翔平さん」、2位「吉田沙保里さん」「松岡修造さん」となりました。
選んだ理由をみると、1位の「大谷翔平さん」では「どんな雪玉を投げるか見てみたい(70代女性)」や「球の速さを体感してみたいから(40代男性)」、「何でも一生懸命やってくれそうなので(50代男性)」といった回答が挙げられました。また、2位の「吉田沙保里さん」では「楽しく一生懸命戦えそうだから(40代女性)」や「全力で楽しんでくれそう(20代男性)」、同じく2位の「松岡修造さん」では「いつもエネルギッシュで、楽しい気持ちになれそう(70代男性)」や「寒い時でも熱く元気をもらえそう(60代男性)」といった理由がみられました。
男女別にみると、男性回答では1位「大谷翔平さん」、2位「松岡修造さん」、3位「吉田沙保里さん」、女性回答では1位「大谷翔平さん」、2位「吉田沙保里さん」、3位「松岡修造さん」となり、男女でTOP3のアスリートが同じ結果となりました。

■調査概要■
調査タイトル:「冷え」に関する意識・実態調査2025
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする全国の20歳~79歳の男女
調査期間:2025年10月15日~10月17日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(有効回答から、男女・年代でほぼ均等になるように1,000サンプルを抽出)
実施機関:ネットエイジア株式会社
■冷えの症状に関する医療監修 橋口玲子氏 医師、医学博士(緑蔭診療所)
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