クラウドサービス「CIMPHONY Plus」がアップデート!2023年5月29日(月)より提供開始
米ベントレー・システムズ社の3D技術を活用し“BIM/CIM原則適用”を支援する機能を強化
国⼟交通省では、インフラ分野のDX推進の⼀環として、令和5年度より小規模工事を除く全ての業務・⼯事における BIM/CIM原則適⽤を掲げており、今後は業務・工事における3Dモデル運用の更なる加速が見込まれます。
今回のアップデートでは、ベントレー・システムズ社のiTwinプラットフォームを活用した3Dモデルビューアを搭載し、WEBブラウザ上で属性や階層が付与された3Dモデル(BIM/CIMモデル)を詳細かつ手軽に扱うことができるようになりました。また、これと併せて従来の機能に対しても様々な改良・強化を行い、デジタルツインでの施工管理の利便性が飛躍的に向上しました。これら3D及びデジタルツインソリューションの導入・活用により、建設業の生産性向上、働き方改革、DX普及促進を後押ししてまいります。
【CIMPHONY Plusアップデートの概要】
■3D(BIM/CIM)モデル環境基盤の強化
・3Dモデルの各種ファイル形式に対応
・高度な3Dモデル表示、活用
■従来機能の改良、強化
・現場管理の改良による利便性向上
・運用状況が一目でわかるダッシュボード
・点群データ活用機能の強化
・アクセス権限や履歴情報の詳細設定
【リリース日】2023年5月29日(月)
【価格】Standardプラン:年額 ¥36,000~(税別)/Professionalプラン:年額 ¥216,000~(税別)※1現場単位の月額料金設定もあります。
【CIMPHONY Plus新機能】
■3Dモデルのファイル形式対応を大幅拡充
BIM/CIM業務における3Dデータの納品形式について、互換性の問題などから、各社製品のオリジナルファイル形式の納品が認められている。今回、各ファイル形式への対応を図ることで、柔軟な運用をサポートします。
対応形式:従来のifc/skp/dwg/dxfに加え、新たにnwc/nwd/rvt/dgn/fbx/objに対応。これらをifc形式で出力することも可能になります。
■ベントレー・システムズ社のiTwinプラットフォームを活用した、高度な3Dモデル表示・活用
3Dモデルの詳細な表示・出力
ブラウザ上で属性や階層が付与された3Dモデルの表示・確認が可能です。また様々な3DモデルデータをIFC形式にて出力が可能になります。
モデル断面
統合モデル内で、橋梁モデルと地形モデルのクリアランス確認や、既設道路と構造物との離隔確認など、BIM/CIM工事における義務項目の「施工計画の検討補助」、推奨項目の「現場条件の確認」に対応できます。
iTwinプラットフォームについて
■現場管理の改良による利便性向上
現場管理の煩雑化を防ぐ機能として、工種や発注者、担当者、年度別などの属性別に、色分けやグルーピング機能を追加。MAP上や一覧でも非常に管理がしやすくなりました。
MAP上や一覧で、各現場の工期に対する進捗や、現場に参加する人数、ファイル数、データ量などを確認できるようになりました。
その他、現場への複数人一括招待や、現場からの退出の簡素化など、より運用しやすいように改良しています。
■運用状況が一目でわかるダッシュボード
各現場における各種情報(現場・工事名/時間・週間天気/登録データ容量・内訳・履歴・処理状況/現場参加者内訳・アクセス状況)をグラフィカルに一覧表示したダッシュボートを新設。運用状況が一目で確認できます。
■点群データ活用機能の強化
点群表示は、タイムラインで日時指定した期間のみ表示することで進捗状態を管理します。今回タイムラインを無視して任意の点群を表示させる機能が追加され、広範囲の点群や、工事前後の点群を重ねて表示するなど、より自由な運用を可能にしています。
点群と設計データの比較ヒートマップも、タイムライン上からの対象データ選択から、ダイレクトに対象データの選択が可能になりなど、利便性向上を図っております。
■アクセス権限や履歴情報の詳細設定
フォルダ単位でのアクセス権設定が可能になり、作業中のデータを他社に見せないようにしておくなどの対応が可能になります。
ファイルごとに履歴情報が保持できます。コメントと共にファイルの履歴を管理することができます。(共有/設計/点群/3Dモデル/図面/オルソ画像)
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