エバーブルーテクノロジーズ、無人自動除雪ドローンver.2を開発、スズキ株式会社製電動モビリティベースユニットをベースにしたパワフルな除雪ロボットを実現
〜自動操船技術を陸上に応用、事業所の駐車場や庭などの敷地内を「積もる前に除雪」し安心を提供〜
本プロトタイプを2023年10月25日から東京ビッグサイトで開催される「JJAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」にて展示いたします。
<除雪ドローンver.2.0>
本モデルは、スズキ株式会社製電動モビリティベースユニットをベースにし、新たに開発したものとな
ります。
除雪ロボver.1.0では、既存の⼩型除雪機を遠隔操作ができるように改造しエバーブルーテクノロジーズ
が提供する⾃動操船ユニットeb-NAVIGATORを接続、搭載することで⾃動操縦化、実証テストを続けて
まいりました。
昨年本プロダクトの開発リリース発表後、様々な⽅⾯よりその必要性に関するご意⾒、ご要望をいただ
き、その中で「⾃宅周辺も⼤切なのだが、それよりも事業所の周りの敷地の雪をどうにかしたい」「会
社の駐⾞場の雪を⾃動で除雪したい」といったご要望を多くいただくようになりました。
この新たなニーズに合わせて、更に広い敷地をパワフルに除雪できるドローンの開発に向けて検討を続
けてきました。
その中でスズキ株式会社製の電動モビリティベースユニットの機動性に着⽬し、新たなニーズに答えら
れるパワフルで安全な除雪ドローンの開発にたどり着きました。 除雪ドローン(旧称:除雪ロボ)ver.1.0では、既存の小型除雪機を遠隔操作ができるように改造しエバーブルーテクノロジーズが提供する自動操船ユニットeb-NAVIGATORを接続、搭載することで自動操縦化、実証テストを続けてまいりました。
昨年本プロダクトの開発リリース発表後、様々な方面よりその必要性に関するご意見、ご要望をいただき、その中で「自宅周辺も大切なのだが、それよりも事業所の周りの敷地の雪をどうにかしたい」「会社の駐車場の雪を自動で除雪したい」といったご要望を多くいただくようになりました。
この新たなニーズに合わせて、更に広い敷地をパワフルに除雪できるドローンの開発に向けて検討を続けてきました。
その中でスズキ株式会社製の電動モビリティベースユニットの機動性に着目し、新たなニーズに答えられるパワフルで安全な除雪ドローンの開発にたどり着きました。
<製品スペック>
形状:電動モビリティ
サイズ:全長 0.9m x 全幅 0.6m x 全高 0.5m(本体のみ、排土板等搭載機器含まず)
車両重量:92kg(本体のみ、排土板等搭載機器含まず)
装備重量:N/A
最高速度:前進 6km/h、後進 6km/h
実用登坂角度:8度(走行路面状態によって変化)
連続走行距離:30km(常温、積載100kg、平たん路にて前進最高速度で走行時)
稼働時間:5時間(常温、積載100kg、平たん路にて前進最高速度で走行時)
バッテリー:SC38-12(12V35Ah) x 2
推進方式:DC24V・210Wx2(30分定格出力)
安全性能:非常停止ボタン/障害物検知センサー
その他装備:自動操船ユニット「eb-NAVIGATOR2.0」/アプリ「 eb-CONNECT v2」
<開発意図と今後の展開>
2023年も年末に近づき、日本は秋から冬の季節に突入しようとしています。雪国においては「雪かき」に悩まされる季節が近づいてきたと言えます。
北海道など豪雪地帯では大量の雪が長時間にわたって降ることから、除雪が適宜行われないと生活に大きな影響が出ます。企業の敷地などでは大型重機を使用して除雪しますが、重機が入れない建物の壁際や出入り口の周辺では、人力や小型機械による除雪が必要となります。雪を放置すると扉や窓の開閉に影響が出たり、場合によっては雪の重みにより建物の破損に繋がるといった危険があるため、除雪は日常における必須作業です。
この度発表した除雪ドローンver.2.0、すでに開発と実証テストを続けている除雪ドローンver.1.0共に、このような課題を解決するため、私たちは雪のある建物周辺の自動・遠隔操作による正確な除雪ドローンの開発を行い、建物の周辺を正確に除雪することにより除雪作業に伴う負担を軽減し、最終的に雪国の除雪作業人員不足を解消することで持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
今回開発した「除雪ドローンver.2.0」は、主に事業所の敷地内通路や大型除雪機が入れない商業施設、公共施設の敷地、駐車場などで利用することを想定し、より広範囲をパワフルに除雪できるよう開発したものです。除雪ドローンを夜間を含めて常に稼働させることで、いつでも除雪されている状態を維持し、積雪や凍結を防止することを目的としています。
今冬よりプロトタイプによるテスト導入を開始、商品化に向けたさらなる調整開発を行ってまいります。
東日本電信電話株式会社山形支店様 との共同プロジェクトで、⼭形県西置賜郡⼩国町様のご協⼒のもと、⼩国町役場駐⾞場にて自動除雪実証実験を2024年1月~3月に実施いたします。
<実証実験動画> https://youtu.be/wg-hC333PAo?si=v2DuiUKeoDM641c0
本プロトタイプは、10月25日から東京ビッグサイトにて開催される「ジャパンモビリティショー 2023」にて展示ご紹介いたします。ご来場の際にはぜひともお立ち寄りくださいませ。
<JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー:旧モーターショウ)>
https://www.japan-mobility-show.com/
会期 : 2023年10月26日(木)~11月5日(日)
時間 : 10:00~18:00 ※日によって変動あり
会場 : 東京ビッグサイト
エバーブルーテクノロジーズ出展場所:西棟1F Startup Street内 環境・カーボンオフセットコーナー
※東7ホール 「SusHi Tech Tokyo by 東京都」ブース内にも動画出展有り
<エバーブルーテクノロジーズ>
[会社名]エバーブルーテクノロジーズ株式会社
[代表者]野間 恒毅(のま つねたけ)
[設 立] 2018年12月
[本社所在地]東京都調布市緑ヶ丘二丁目67番地1号フェリーチェ緑ヶ丘A2
[活動拠点]逗子海岸、御前崎、シンガポールなど
[事業概要]自動航行で動くヨットの開発、設計、運用、製造販売及び関連サービス
帆船型ドローンの製造販売、帆船型ドローンを利用したサービス、ソリューション提供、自動帆走技術の提供などを主な事業とし、カーボンフリーな世界の実現を目指します。将来的には海上の再生可能エネルギー、潮力、波力、風力由来の電力を使用して水素を製造し、エネルギー消費地へ自動運搬する水素エネルギーサプライチェーン「Hydroloop(ハイドロループ)」の実現を構想しています。
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