未来事業を導くオープンイノベーション術が書籍化、『妄想と具現』発売

事業開発者×研究者×クリエイターの共創で新規事業を生み出すメソッド「DUAL-CAST」

株式会社コネル

共創を通した未来体験のプロトタイピングを得意とする越境型クリエイティブ集団「Konel(コネル)」(本社:東京都中央区)、テクノロジーがもたらす未来を発信するイノベーションメディア「知財図鑑」(本社:同上)は、両社の知見を結集した書籍『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST』を日経BPより刊行します。2023年1月14日(土)よりAmazonにてオンライン販売開始、順次全国の書店にて販売開始されます。

『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST』

著者名:出村光世
出版社:日経BP
税込:2,970円
Amazon URL https://www.amazon.co.jp/dp/4296201557

本書は、事業開発者×研究者×クリエイターの共創を促進し、オープンイノベーションで新規事業を生み出すための手法を、新体系「DUAL-CAST(デュアルキャスト)」としてまとめた一冊です。


「突然、新規事業担当に就いたものの、何から始めたらいいのか」
「これまで築いてきた社内外のネットワークを新事業に生かせなくて困っている」
「社内メンバーだけでは、自社技術の拡張アイデアがなかなか出てこない」


多くの日本企業が抱えるこのような課題に向き合い、未来体験のオープンイノベーションに多数参画してきたKonelと知財図鑑。両社を率いる代表・出村光世が、これまでの共創の成功事例からエッセンスを抽出し、企画・発信・実装まで一連のアプローチを誰もが自社で取り組める実践法としてまとめ、書籍化に至りました。

新規事業開発者、研究開発者、知財関係者、クリエイター、それぞれの視点から未来事業への関わり方を体感できる一冊です。

DUAL-CASTとは、テクノロジーのトレンドから飛躍的な事業アイデアを妄想する「フォーキャスト型アプローチ」と、プロトタイピングによって事業アイデアを具現化する「バックキャスト型アプローチ」の両面から成り立つ、未来事業の発想・実行プロセスを体系化したオープンイノベーション術です。

本書では、自社のバイアスを打破し、アイデアを妄想し、プロトタイピングによって未来事業を具現化するためのオープンイノベーションの手法を解説しています。

<目次>
序章     新時代の知財ライフサイクル
CHAPTER 1 “妄想”は、具現のはじまり
CHAPTER 2 技術から未来事業を導く「DUAL-CAST」
CHAPTER 3 DUAL-CAST フェーズ1 妄想ワークショップ
CHAPTER 4 DUAL-CAST フェーズ2 可視化
CHAPTER 5 DUAL-CAST フェーズ3 発信
CHAPTER 6 DUAL-CAST フェーズ4 プロトタイピング
CHAPTER 7 DUAL-CAST フェーズ5 検証
CHAPTER 8 越境がオープンイノベーションを加速させる

  • 推薦コメント
NEC/日本電気株式会社 デジタルテクノロジー開発研究所
リードビジネスデザイナー 小出俊夫氏

「こんな未来があったら良いのにな」という妄想はふとした瞬間にいくつか思いつくかもしれません。しかし、その妄想の量と質を圧倒的に高め、そのうえでギュッと収束させて一つの形にしていくパワーがなければ具現化には至りません。そのパワーを効果的に発揮するツールがDUAL-CASTです。何もないところから実際に触れるプロトタイプを手にするまでの超高速な道のりを伴走いただくなかで私は常に脳みそに汗をかきっぱなしの状態でした。最大限のパワーを発揮できたと感じています。ぜひ多忙な新規事業担当者の方にこそ、本書を手にこの「脳みそに汗をかきっぱなし状態」のハイスピード体験をしていただきたいです。
 
世界初・大企業の新規事業創出に特化したインキュベーションセンター
虎ノ門ヒルズ「ARCH」 責任者・飛松健太郎氏

大企業の新規事業担当者は、誰しもが胸に秘めた“矜持”があるはずです。それは、「クリエイター」でも「アーティスト」でも、ましてや「発明家」でも「イノベーター」でもない自分が、それでも責任感と使命感を強く持ち、大企業という大海原のなかで新たなプロジェクトを起こすために孤独な闘いをしているという点です。未来の事業創出という大きな山に、だれよりもストイックに向き合っている人々にこそ、是非読んでいただきたい一冊です。
 
株式会社博報堂 生活者エクスペリエンスクリエイティブ局
局長/エグゼクティブクリエイティブディレクター
茂呂譲治氏

どんな企業にも宝物が眠っているはずです。ここでいう宝物とは、今まで社員一丸となって開発した過去の技術や、製造過程など、一見見落としがちですが、磨き方次第では光り輝く可能性に満ちたその企業ならではの「知財」です。それを輝かせる為の具体的手法が複数紹介されているので、明日から誰もが皆、イノベーターになれる魔法の教本のような一冊です。私たちも実際にパートナーとして構想から実装まで、共同開発して実感しましたが、事業会社の方はもちろんのこと、それ以外でもマーケティングやクリエイティブに関わる中で、従来のやり方を打破したい方にお薦めです。
 
  • 全26の未来事業の「妄想」を公開
本書では、企業の研究開発の成果である“知財”からクリエイターが妄想した飛躍的な未来の体験を、イラストによって可視化した26個の「妄想プロジェクト」として紹介しています。
 
技術が本来持つ特徴や機能を分解して、バイアスを外して柔軟に発想するクリエイターの思考プロセスを、実際の企業の知財を発想のベースにしながら追体験することができます。

<妄想プロジェクトの掲載例>​

 

 
  • 序章から第2章までの全文をnoteにて無料公開

本書の冒頭からCHAPTER2までを、著者・出村光世のnoteにて無料公開しています。Konel・知財図鑑の取り組みや、書籍の執筆に至った背景、オープンイノベーション術「DUAL-CAST」の概要について読むことができます。試し読みや社内での情報共有、プロジェクトメンバーとの意識統一にぜひご活用ください。

・本文公開①「はじめに」 https://note.com/dem_yeah/n/n9bdeb9bc24af
・本文公開②「新時代の知財ライフサイクル 」https://note.com/dem_yeah/n/nfb7e0a353a56
・本文公開③「 “妄想” は、具現のはじまり」https://note.com/dem_yeah/n/n84c990e57e0c
・本文公開④ 「技術から未来事業を導くDUAL-CAST」 https://note.com/dem_yeah/n/n01a008a9de7b
 
  • 妄想ワークショップのためのMiroフォーマットを無料公開
本書では、企業が保有する技術から大量のアイデアを発想するために4つの思考法を用いた「妄想ワークショップ」について紹介。妄想ワークショップは同時に共同編集ができるオンラインホワイトボードツール「Miro」を使って実施することを推奨しており、本書では知財図鑑が独自に作成したワークショップ用のMiroテンプレートを無料公開しています。

▼閲覧用Miroテンプレート(※閲覧用のため操作はできません)
http://bit.ly/3GxM7TW
 
実際に自社でワークショップを試すために操作可能なMiroテンプレートをお求めの場合には、下記の知財図鑑コンタクトフォームからお問い合わせをいただけば配布いたします。
https://chizaizukan.com/contact/

 
  • 未来事業を考えるTwitterコミュニティを発足
書籍の発売にあたり、未来事業に関して、参加者同士が自由に疑問や要望を話し合うコミュニティを設立しました。
『妄想と具現』コミュニティ(Twitter)
※オープンコミュニティとなります。
※参加者同士の疑問やお知らせを自由に投稿いただけます。
https://twitter.com/i/communities/1569623625699069952
知財図鑑Twitterアカウント @chizaizukan

また1月12日(木)19:00からは、『妄想と具現』発売を記念し、著者らによる裏話トークのTwitterスペースを開催します。

 
  • 丸善ジュンク堂主催「妄想と具現」オンラインセミナーを開催
「妄想と具現 - 未来事業を導くオープンイノベーション術 DUAL-CAST」の発売を記念し、著者・出村光世によるオンラインセミナーを株式会社丸善ジュンク堂書店を主催として2023年2月9日(火)に開催します。ゲストにNEC/日本電気株式会社リードビジネスデザイナーの小出俊夫氏を招き、「DUAL-CAST」によるオープンイノベーションと新規事業開発の裏舞台に迫ります。

登壇者:
出村光世:Konel・知財図鑑 代表
小出俊夫:NEC/日本電気株式会社 デジタルテクノロジー開発研究所 リードビジネスデザイナー
開催日時:
2月9日(木) 19時00分〜20時30分

▼イベントの詳細・チケットの購入はこちら
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/m72000-230209
 
  • 著者プロフィール
出村光世 Mitsuyo Demura
Konel 代表 / プロジェクトデザイナー
知財図鑑 代表 / 知財ハンター

アクセンチュアにてビジネスコンサルティングに従事しながら、2011年にKonelを創業。同年、東急エージェンシーでのパラレルワークを始め、2017年まで広告プロデューサーとして活動。2017年よりKonelの経営を本格化させ、現在では日本橋、金沢、下北沢、ベトナムを拠点とし、30職種を超えるクリエイターとアート/研究開発/デザインを越境させるプロジェクトを推進。2020年、新規事業のための知財データベース「知財図鑑」を創業。50人を超える知財ハンターと共に テクノロジーと未来の洞察を続け、オープンイノベーションを促進させるためのメソッド「DUAL-CAST」を発表。 代表的なプロジェクトに、「脳波買取センター BWTC」「ミカン下北」「#しかたなくない」「ゆらぎかべ-TOU」など。 One Show/D&AD/Red Dot/ACC/グッドデザイン賞など国内外での受賞歴多数。早稲田大学理工学部経営 システム工学科卒。
 
  • 書籍データ
タイトル『妄想と具現 未来事業を導くオープンイノベーション術DUAL-CAST
著者名:出村光世
出版社:日経BP
発売日:2023年1月14日
本体定価:2970円
ISBN:978-4296201556
URL https://www.amazon.co.jp/dp/4296201557
 
  • Konelについて


Konelは「妄想と具現」をテーマに、30職種を超えるクリエイター/アーティストが集まるコレクティブです。 スキルの越境をカルチャーとし、アート制作・研究開発・ブランドデザインを横断させるプロジェクトを推進。日本橋・下北沢・金沢の拠点を中心に、多様な人種が混ざり合いながら、未来体験の実装を続けています。 グループの知財図鑑では、先端テクノロジーの応用法を発信し、企業との共創に取り組んでいます。主な作品に、脳波買取センター《BWTC》(2022)、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)など。

▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/

代表者:出村 光世
住所:東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋地下実験場
設立:2011年10月
資本金:950万円
 
  • 知財図鑑について


世界を進化させる可能性のある「すごい知財」に出会えるデータベースです。網羅性を重視した一般的な図鑑とは違い、新規事業への活用案をクリエイターが案することを特徴としており、特許技術だけでなく、プロダクトやサービスから実用的なAPIまで、広義の「知的財産」を対象に編集を進めています。

▼知財図鑑 URL
https://chizaizukan.com
▼知財図鑑の知財活用サービスについて
https://service.chizaizukan.com/
▼知財図鑑の媒体資料
https://chizaizukan.com/mediainfo
 
▼事業領域
- 世界の進化に寄与する知財の発信
- 知財の活用企画コンサルティング
- 知財を活用したプロダクト開発・サービス開発
- 事業と知財のマッチング・斡旋
- テクノロジーに関するイベントの取材・企画・運営

代表者:出村 光世
住所:東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋地下実験場
設立:2020年1月
資本金:300万円
 
  • 本件に対するお問い合わせ先
Konel・知財図鑑は、未来の可能性を探るプロジェクトへ積極的に参画します。
コラボレーション・取材に関するお問い合わせは、こちらのアドレスまで。

Email: hello@konel.jp

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会社概要

株式会社コネル

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URL
https://konel.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋地下実験場
電話番号
-
代表者名
出村光世
上場
未上場
資本金
950万円
設立
2011年10月