アースホッパーを運営するPioneerwork、スーパーセカンズ社と協業してスキー場の電力コスト削減を支援

株式会社Pioneerwork（本社：東京都台東区、代表取締役：後藤陽一）は、高圧電力の削減事業を行うスーパーセカンズ株式会社（代表取締役社長：上田宗広、本社：東京都渋谷区）との協業を発表します。

株式会社Pioneerwork

2024年6月11日 10時00分

Pioneerworkは全国共通年間パス「アースホッパー」などの事業を通じて全国70以上のアーススポーツ施設と連携しており、新規顧客の送客などを通じた施設の運営サポートは重要なミッションの1つです。今回の協業により、スキー場を中心とした”アーススポーツ”フィールドの運営における電力コスト削減のコンサルティングサービスを提供します。

急速に変化する世界情勢を背景とした電力価格の高騰はスキー場など高圧電力を使用する施設の利益を圧迫しており、今回の協業を通じてコストカットの支援をすることで、施設の持続的な運営をサポートしていきます。

電気代高騰による施設運営コストの上昇

世界的なエネルギー事情の変化や円安の影響により、電力価格は大幅に高騰しており、2021年と2024年を比較すると約1.6倍になっています。

これは、電気代を大量に使用するスキー場にとって大きな負担となっており、特に人工降雪機やリフトなどの設備は電力消費量が大きいため、経営を圧迫する要因となっています。また、昨今は温暖化の影響により天然降雪量が減少しているため、多くのスキー場で人工降雪機を導入し、雪不足を補っています。しかし、人工降雪機は大量の電力を消費するため、電力コスト増加の大きな要因となっています。このため温暖化の影響はスキー場の稼働率の低下、営業期間の短期化にも繋がっており、収益拡大の機会を奪っています。

電力コスト上昇の課題を解決するには、複数の電力会社のプランを比較検討することが必要ですが、電力自由化後、電力プランは多様化しており人材不足も大きな課題となっているスキー場にとってこういった業務に取り組むための時間と工数を捻出するのは簡単ではありません。

*参考記事：かさむ電気代、リフト券は苦渋の値上げ（2023, 読売新聞オンライン）

電力削減サービスについて

このサービスは、電力料金の構成要素を詳細に解析し、スーパーセカンズ社の保有するデータベースと経験豊富なスタッフの専門ノウハウを組み合わせて最適な価格交渉と料金プランの提案を行うことにより実現されます。完全成功報酬型の料金体系を採用しており、実際にコスト削減が達成された場合にのみ報酬が発生する仕組みとなっています。