「発見くまもと」NewsLetter 2020 vol.5

熊本県が誇る “秋の魅力” 大特集!意外と知らない?全国TOPを占める熊本県産の旬の食材とは?サイクリングで見つける熊本の楽しみ方を伝授!~秋景色を楽しめるエリア別紅葉スポットも紹介~

熊本県

秋も深まる10月、空気が澄みわたりさわやかな季節です。観光資源が豊富な熊本県には、食、自然、アクティビティなど様々な角度で秋を楽しめる魅力が満載です。今回は、これからの季節にぴったりの、熊本県で堪能できる秋情報をお届けします。
  • 1. 熊本県が誇る秋の味覚!国内生産量TOP3を占める旬の食材  
海から山まで揃う自然豊かな熊本県には、国内生産量トップクラスを誇る食材が豊富です。「すいか」の生産量が全国1位、西日本一の酪農県として「生乳」の生産量が全国3位など、たくさんの農林水産物が全国TOP3に輝いています。今回は、秋から冬にかけて、旬を迎える食材をご紹介します。

1位:本当の旬は夏ではなく秋冬シーズン!? 生産量全国1位「トマト」

実は「トマト」の生産量が全国1位。国内に流通しているトマトのうち、約5個に1個が熊本県産と言われています。海と山が揃う地形によって、地域ごとに収穫時期が異なり、1年中おいしいトマトが楽しめます。八代(やつしろ)産の「塩トマト」は「歯ごたえがあって、甘くて美味しい」と評判です。元々海だった場所を干拓したので土壌に塩分を多く含んでいて、この地域で育ったトマトはミネラルが豊富で、果物のような高い糖度が特徴です。収穫量が少なく貴重な「塩トマト」は、栄養を蓄える11月から春にかけてのこれからの季節に旬を迎えます。

2位:秋の味覚の定番は熊本県から!生産量全国2位「栗」

秋の味覚の定番である「栗」。山鹿市などの県北地域や県南の球磨地域での栽培が盛んです。生食用だけでなく、お菓子の原料としても全国の有名ホテルや店舗に出荷され、その生産量は全国2位。限られた環境で育ち、一般的な和栗よりも大粒で甘みが強いことから”栗の王様” ”幻の栗”とも呼ばれる「利平栗」は、高級和栗として全国に名を馳せています。また、毎年秋には、山鹿の和栗を使ったスイーツが一挙に集うフェアなども熊本県内で開催されるなど、熊本県は言わずと知れた「栗」の名産地です。

3位:上天草市が養殖発祥の県魚! 養殖量全国3位「クルマエビ」

天草地域を中心に養殖される「クルマエビ」は、全国3位の生産量を誇ります。上天草市が「クルマエビ」養殖発祥の地として、長い養殖の歴史があることや、有明海・八代海で多く漁獲されることから、熊本県の県魚として指定されています。多くのエビ類の中でも、旨味成分の含有量はトップクラスを誇り、刺身をはじめ、塩焼きやフライなど、さまざまな調理方法で親しまれている食材です。
 
  • 2. 絶景!上から見るか、下から見るか? 「一面秋色」の紅葉スポット
◆ まるで “天然の絨毯” !? エリア別 紅葉情報
10月末から11月にかけて紅葉の見頃を迎える熊本県には、全国に誇れる名所がたくさんあります。トレッキングをして山頂から見下ろす景色も圧巻ですが、地上からの景色も素敵です。今回は、熊本の絶景紅葉スポットをエリア別にご紹介します。

【県北】渓流に映える紅葉が美しい「菊池渓谷」
紅葉の見頃:11月上旬~下旬
日本名水百選にも選ばれている菊池川の源にある渓谷。
広葉樹で覆われ、人の手が加わっていないため、自然のままの風景が広がっています。夏には涼を届け、秋には美しい紅葉、冬は幻想的な樹氷など、四季を通して表情を変える絶景スポットです。紅葉の絨毯が広がる「紅葉ヶ瀬」は、幻想的な世界が広がります。

【阿蘇】ススキが織りなす銀世界「米塚」

紅葉の見頃:10月下旬~11月中旬 名所度:全国1位 ※2018年時点
国内2位の大きさを誇るカルデラを持つ阿蘇。秋景色の見頃を迎えた米塚は、広大な草原一面に銀色のススキの穂がなびく絶景が広がっています。2018年には「ススキの名所ランキング」1位にも選ばれました(日本経済新聞NIKKEIプラス1)。また、11月いっぱいは、普段は立ち入りができない米塚周辺の散策と地球の息吹が聞こえてきそうな溶岩トンネルの見学など貴重な体験をお楽しみいただけます。
・詳しくはこちら:http://aso.ne.jp/onsen/calderatour/tour/komezuka/

【県央】九州のグランドキャニオン「蘇陽峡」

写真提供:熊本県山都町写真提供:熊本県山都町

紅葉の見頃:11月上旬~中旬
約200mの高さの切り立った絶壁が約10kmにも渡って続く、日本では珍しいU字形の緑深い渓谷。長崎鼻展望台からは谷底を縫うように流れる五ヶ瀬川の四季折々の絶景を楽しめます。特に紅葉シーズンには素晴らしい景観を見せてくれます。

◆日本三名城の熊本城には別名が!?「銀杏城」と呼ばれる由来

写真提供:熊本城総合事務所写真提供:熊本城総合事務所

熊本市内に位置し、日本三名城の一つである熊本城。名将加藤清正によって築城され、西南戦争での焼失や震災による崩壊など、度重なる過酷な歴史を歩んできました。
そんな熊本城は、「銀杏城」という別名でも親しまれています。天守前広場に、「銀杏城」の由来となった大イチョウが生育しており、清正公のお手植えと伝わっています。過去に、天守・本丸御殿が焼失した際に、この大イチョウも焼けてしまい、現在のイチョウは、燃え跡から生えてきた新しい芽が成長したものです。
現在、熊本城特別公開第2弾を開催中で、11月20日からは夜間公開も始まります。 是非、この機会に復旧が進む熊本城の姿を間近でご覧ください。
・夜間公開:11月20日(金)~12月6日(日)、9時~21時(最終入園:20時30分)
・詳しくはこちら:https://castle.kumamoto-guide.jp/
 
  • 3. スポーツの秋!熊本県の魅力を堪能できる お手軽アクティビティ
◆ サイクリングで出合う熊本の魅力
人との接触や三密を回避しながら楽しめる移動手段のひとつとして、自転車の需要が高まっています。自転車は、車では行けない場所にも気軽に立ち寄ることができ、新たな発見もあったりと、観光に適したアクティビティです。サイクリングをしながら自然を感じ、文化に触れ、美味しいグルメに出合えます。運動の秋におすすめのサイクリング情報をご紹介します。

<癒しの水源、阿蘇のパノラマを楽しめる「南阿蘇×サイクリング」>

熊本は「水の国」と呼ばれるくらい水の宝庫。日本名水百選に選ばれた名水地の数は日本一です。
南阿蘇村には、日本名水百選に選ばれた白川水源をはじめ、平成の名水百選にも選ばれた南阿蘇湧水群が台地を潤しています。
のどかな田園風景を楽しみながら清々しい水源をのんびり自転車で巡るのもおすすめです。ほかにも、阿蘇五岳を望む雄大な景色を眺めながら、阿蘇ならではの高低差と景色を楽しむコースがあります。
・みなみあそ×サイクリング「コギダス」サイト:https://cycling.minamiaso.info/

 

<阿蘇のうまかもんを味わえるサイクリング旅「たべコギ」>

「たべコギ」とは、阿蘇の雄大な景色を楽しみながら、7枚綴りのつまみ食いチケットとマップを持って、グルメ提供店を自転車で巡る新しいサイクリング旅です。コースの中には自転車だからこそ出会える景色や美味しいお店が盛りだくさん。うまかもんグルメを食べながら、自転車を漕ぐことで運動にもなるので罪悪感なし!阿蘇の景色を堪能できる秋にぴったりのアクティビティです。
・阿蘇グルメサイクリング「たべコギ」サイト:http://aso.ne.jp/clamp/cycle/tabekogi/

◆大人気!旅路に欠かせない「道の駅 阿蘇」

2016年の熊本地震で寸断していた国道57号(熊本県南阿蘇村立野地区)の北側復旧ルートと現道が10月3日に開通しました。今年の8月8日には熊本県と大分県を結ぶ、JR豊肥本線も運行を全線で再開し、阿蘇がぐっと近くなりました。
JR豊肥本線「阿蘇駅」の隣にある「道の駅 阿蘇」は、阿蘇五岳の雄大な景観を楽しみながら休憩ができ、熊本県の道の駅の中でも人気のスポットです。併設する「ASO田園空間博物館総合案内所」では、周辺情報の案内やイベントなども開催されています。熊本名物馬肉を使った「馬まん」や阿蘇の「あか牛」など、阿蘇地域で生産された多くの特産品が揃い、グルメも楽しめます。
・「道の駅 阿蘇」公式サイト:https://www.aso-denku.jp/

◆熊本の情報発信拠点「銀座熊本館」

写真提供:銀座熊本館写真提供:銀座熊本館

銀座・数寄屋橋交差点そばに熊本の情報発信拠点「銀座熊本館」があります。
1階「くまもとプラザ」では、日配品を中心に1,500アイテムを取り揃え、熊本を感じながらお買い物を楽しんでいただけます。2階「熊本サロンASOBI・Bar」では熊本の郷土料理や県産食材を使った料理が楽しめます。また、くまモングッズも充実しており、観光コンシェルジュによる旬のイベント情報案内も行っています。
・「銀座熊本館」公式サイト:https://www.kumamotokan.or.jp/

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本社所在地
熊本市中央区水前寺6丁目18番1号 熊本県 広報グループ
電話番号
096-333-2027
代表者名
蒲島郁夫
上場
未上場
資本金
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設立
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