【就活とAIに関するアンケート】23.2%の学生がChatGPTで作成したESを提出したことがあると判明
就活でAI(ChatGPT)を利用したことがある人の割合、利用目的、満足度など:https://reashu.com/ai_syukatsu_report/
アンケート記事:https://reashu.com/ai_syukatsu_report/
※アンケート結果を引用される場合は以上のURLの記載も伏せてお願いいたします。
◆調査サマリー
①:就活生の78%が就活でAI(ChatGPT)を利用することに賛成だが、実際利用しているのは35%
就活でChatGPTを使うことに賛成と答えた人は37.3%、どちらかといえば賛成と答えた人は40.8%であること分かりました。賛成意見に反して利用している人の割合が少ないのは、ChatGPTが流行し始めた時期なのでリスクを恐れたり、利用方法を模索したりしている段階であるからだと考えられます。
②:就活生の23.2%がAI(ChatGPT)で作成したESを提出したことがある
ChatGPTで作成したESで提出したことがあると回答したのは6.3%で、部分的にあると回答した人は16.9%でした。意外にも多数の就活生がChatGPTの力を借りてESを提出していることが分かりました。まるごとChatGPTに任せるより補助的な役割で利用している人が多いです。
③:AI(ChatGPT)をES作成、企業/業界分析、面接対策と多様な使い方をしている
ChatGPTの活用方法として、1位はES作成(33.5%)、2位は企業/業界分析(23.5%)、3位は面接対策(15.8%)であると分かりました。先輩やキャリアセンターの代わりとしてChatGPTにES添削や面接対策を任せる人がいると伺えます。
④:就活でAI(ChatGPT)を用いることに対してポジティブに捉えている就活生が多数
ChatGPTが普及することで就活は良くなる(どちらかと言えば良くなるも含む)と答えた人の割合は67.8%でした。一方でChatGPTを就活で利用したことがある人の内、使って満足した(どちらかと言えば満足したも含む)人の割合は83%です。柔軟に就活とChatGPTを受け入れている人が多数いると考えられます。
◆【就活とAI(ChatGPT)に関する調査】アンケートに至った背景
就活とChatGPTの関係性を調査し、次世代の就職活動の参考にするために今回のアンケートを実施いたしました。
ChatGPTの利用率が増加している昨今、就活の分野でChatGPTを利用している就活生はどの程度いるのか、どのように利用しているかなどを調査いたしました。
このアンケート結果が各企業様の今後の採用活動の参考になれば幸いです。
◆【就活とAI(ChatGPT)に関する調査】アンケート内容
就活でAI(ChatGPT)を実際に使ったことはありますか?
就活でAI(ChatGPT)を使おうと思ったきっかけは何ですか?
AI(ChatGPT)をどのような時に利用しますか? (複数回答)
AI(ChatGPT) で作成したESで提出したことがありますか?
AI(ChatGPT)が普及することで就活は良くなると思いますか?
AI(ChatGPT)を就活で使ってよかったと思いますか?
就活でAI(ChatGPT)を使うことは賛成ですか?反対ですか?
◆【就活とAI(ChatGPT)に関する調査】調査概要
調査対象:「就活の教科書」公式LINEの24卒/25卒登録者
調査期間:2023年5月26日(金)~2023年6月1日(木)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:284
※24卒の回答数が74.3%、25卒の回答数が25.7%
◆アンケート結果
【就活でAI(ChatGPT)を利用したことがある人の割合】
ある:35.2%
使おうと思ったが、使わなかった:13.7%
ない:51.1%
意外にも就活でChatGPTを利用したことがある人の割合は35.2%であるという結果になりました。ChatGPTが流行し始めた時期なので、これから利用者が増加する可能性が高いです。利用した就活生の意見としては、「少しエントリーシートの作成に行き詰まり、考え方を整理したいため利用した」などの意見が寄せられました。一方で、13.7%の人が使おうと思ったが使わなかったと回答しています。就活でChatGPTを利用することのリスクを恐れている人も一定数いるようです。実際に、利用しなかった意見で「機械に頼ったら面接でボロが出る」などの意見がみられました。
【就活でAI(ChatGPT)を使おうと思ったきっかけ】
※就活でChatGPTを利用したことがある方のみの回答
知人が就活で使っていたから:15.4%
ChatGPTと就活に関する記事を見たから:27.9%
インフルエンサーがChatGPTを用いた就活を紹介していたから:2.9%
就活で利用している人の投稿をSNS上で見たから:10.3%
ChatGPTを知り、自然に就活で活用しようと思いついたから:43.4%
一番多いきっかけは、ChatGPTを知り、自然に就活で活用しようと思いついたから(43.4%)であると分かりました。インフルエンサーや知人、SNSなどの外部的要因がきっかけで利用した人は少数派であることが伺えます。
【就活におけるAI(ChatGPT)の利用目的(複数回答)】
※就活でChatGPTを利用したことがある方のみの回答
ES作成:33.5%
自己分析:13.1%
企業/業界分析:23.5%
面接対策:15.8%
Webテスト対策:2.3%
メール:8.1%
その他:3.4%
就活におけるChatGPTの利用目的はES作成(33.5%)、企業/業界分析(23.5%)、面接対策(15.8%)の順で多いことが分かりました。ES作成だけでなく、多様な使い方をしていることが伺えます。今まで時間をかけて行っていたES作成や企業/業界分析などをChatGPTを用いることで時間短縮をはかっているようです。また、先輩/キャリアセンターの代わりとしてChatGPTを利用しているとも考えられます。
【AI(ChatGPT)で作成したESを提出したことがある人の割合】
ある:6.3%
部分的にある:16.9%
ない:12.0%
ChatGPTを使ったことがない:64.8%
ChatGPTで作成したESを提出したことがある人の割合は6.3%、部分的にある人の割合は16.9%であることが分かりました。意外にも多くの人がESを作成し、提出までしていると判明しました。ただ、ChatGPTにすべて任せるのではなく、補助的な役割で利用している人が多いです。
【AI(ChatGPT)が普及することで就活は良くなると思う人の割合】
思う:24.3%
どちらかといえば思う:43.7%
どちらかといえば思わない:24.3%
思わない:7.7%
ChatGPTが普及することで就活は良くなると思う人の割合は24.3%、どちらかといえば良くなると思う人の割合は43.7%でした。就活とChatGPTの関係性をポジティブに受け止めている人が多いことが分かります。良くなると思う人の意見としては、「ますます、高度な情報戦になってくると思うため」などの意見が寄せられました。
【就活でAI(ChatGPT)を使った満足度】
※就活でChatGPTを利用したことがある方のみの回答
満足している:36.3%
どちらかといえば満足している:46.9%
どちらかといえば満足していない:12.4%
満足していない:4.4%
就活でChatGPTを使った満足度した人の割合は36.3%、どちらかといえば満足している人の割合は46.9%でした。利用した人の大多数が満足しているという結果になりました。就活生にとってChatGPTは、就活をサポートしてくれる良いツールであるという認識であることが伺えます。満足している利用者の声は「本来1時間以上かかるであろうESの作成にかかる時間を半分以上に節減できたため」など、効率化できたという意見が多かったです。
【就活でAI(ChatGPT)を使うことは賛成/反対】
賛成:37.3%
どちらかといえば賛成:40.8%
どちらかといえば反対:19.4%
反対:2.5%
就活でChatGPTを使うことは賛成と回答した人の割合は78.1%、反対と回答した人の割合は21.9%でした。8割近い人が賛成と回答しており、ChatGPTを活用することを柔軟に受け入れている人が多いと分かりました。賛成意見では、「文章の体裁を整える目的で使用するならオリジナリティも失われないと思うから」といった声が寄せられました。
アンケート詳細記事はこちら
⇒https://reashu.com/ai_syukatsu_report/
「就活の教科書」とは
累計5,000万PVの新卒大学生向けの就職活動サイト。「就活生に寄り添った情報を届け、大学生を自分らしい生き方に導く」という理念のもと、情報を発信。実際に就職活動を経験した内定者が自身の経験を含めて、自己分析・エントリーシート・面接対策などの記事を執筆している。(就活の教科書:https://reashu.com/)
商号: 株式会社Synergy Career
代表者: 代表取締役社長 岡本 恵典
所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13桜橋第一ビル304号
設立: 2020年6月
事業内容: 情報通信
URL:(就活の教科書) https://reashu.com/
URL:(コーポレートサイト) https://synergy-career.co.jp
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