空間型VRで脳に疾患を抱える患者様に五感の刺激を。没入自然空間”uralaa”が中部脳リハビリテーション病院で「ひととき旅」ができるイベントを開催。(報道関係者向け取材時間あり)

フォレストデジタル株式会社

テクノロジーでウェルビーイングの実現を目指すフォレストデジタル株式会社(北海道十勝郡浦幌町、代表取締役CEO:辻木勇二)は、この度、 中部脳リハビリテーション病院・中部療護センター(岐阜県美濃加茂市古井町下古井590)において、空間型VRで没入自然空間を作り出す”uralaa(うらら)”による4日間のイベントを開催いたします。
入院患者・外来患者・そして医療スタッフのみなさまが、施設の中にいながら北海道や奄美諸島など全国の森や自然を「ひととき旅」することで五感への刺激や癒しの体験を提供します。イベント初日の10月3日(月)14時-15時で報道関係者向けの取材専用時間を設けます。(詳細は後述)

奄美大島の海奄美大島の海

十勝浦幌町の森林十勝浦幌町の森林

■背景

今回の取組みは、中部療護センターの職員様からのお声から実現いたしました。
中部脳リハビリテーション病院は、専門性の高い診療とリハビリテーションを通じ、脳疾患に起因する慢性期脳機能障害の改善と社会復帰への支援を目的とした専門病院です。

併設する中部療護センターは、交通事故による脳損傷により重度後遺障害が残遺した患者様を対象に、手厚い看護や五感刺激によるリハビリテーションを行う専門病棟となっております。

中部療護センターの患者様は、遷延性意識障害(いわゆる植物状態)となっている患者様がほとんどであり、脳の機能回復のため、多角的な方法により残存機能に働きかける「五感刺激療法」を行っております。

今回の取組みによって、空間型VR” uralaa”で日本全国の美しい森林や海辺などを、身体に機材を装着せずに気軽に没入体験いただくことで、患者様の五感の刺激を通じ、脳の目覚めの一助となることを期待しています。

一般的なVRでは、ヘッドマウントディスプレイを装着することに対して患者様からの不快感が強く、活用が困難な中、空間自体をVR化する”uralaa”は患者様にも受け入れやすいと考えております。

■イベント概要

・日時:2022年10月3日(月)~2022年10月6日(木)9:00 ~ 16:30
 ※10月6日(木)の営業は9:00 ~ 11:30まで

・場所:中部脳リハビリテーション病院地下室(旧結石破砕室)
 岐阜県美濃加茂市古井町下古井590

・体験内容:大型4面マルチスクリーンや音響システム、香りの演出により、 北海道十勝・奄美大島・屋久島・奈良県吉野山・小笠原諸島の自然に包まれるような体験をしていただきます。

・対象者:中部脳リハビリテーション病院・中部療護センターの療護患者・外来患者・回復期患者・職員
・映像時間:30分程度を繰り返し投影
・アンケート:定性アンケートに加え、職員に限り生理測定も含む
・中部脳リハビリテーション病院:https://cnrh.jp/

■uralaaがもたらす生理・心理的効果のエビデンス

 


森林総合研究所との共同研究によって、⽣理・⼼理的な疲労回復効果のエビデンスが確認されています。利用者の副交感神経活動の上昇や⼼拍数が低下、気分の改善効果が実証されており、患者・職員のみなさまのメンタルヘルス改善への貢献が期待できます。(国際誌で論文アクセプト済み)
VRでありながら、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など特別な機器は不要で、老若男女どなたでも、ゆったりと自然を楽しむことが出来るのがuralaaの特徴です。

uralaa(デジタル森林浴)を体験することで日々のストレス低減と疲労回復効果が実証され、実際の森林浴に近い効果が得られたことを確認いたしました。
 

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所との共同研究のプレスリリース詳細はこちらよりご確認ください。

https://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2022/20220301/index.html

■uralaa(うらら)概要

uralaa は、大型のマルチスクリーンによる映像やサラウンド音響システム、自然のアロマなどを用いて、あたかも森や自然の中にいるような体験ができる空間型VRです。
世界初の技術となる”クラウドを通じたマルチスクリーン映像による没入自然空間を再現”するプラットフォームの開発に成功しました。(当社調べ)

常に新しいコンテンツがクラウド上にアップデートされ、音楽の再生リストのようにお好きなコンテンツを自由に組み替えて様々な地域の自然に没入体験することが可能です。
弊社独自の技術により多様な天井・壁のサイズに対応し、継ぎ目も違和感なく、自然空間に没入することができます。(プロジェクター性能による制限有り)

世界初の技術をuralaaに搭載することで、いつでも、どこでも、どなたでも、日本中の森林や自然を「ひととき旅行」に誘います。

 

常設施設としての導入はもちろん、イベント目的で期間限定での導入も可能です。
場所や用途に合った最適な導入をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。

▽お問合せはこちら▽
https://uralaa.com/service/

■導入実績

フォレストデジタルは、これまで数多くの場所で地域の自然や歴史・文化の魅力を発信し、「時と場所を超えて自然の価値を共有」して参りました。

・北海道十勝浦幌町の常設施設 「uralaa park urahoro」(2020年12月)
・東京羽田空港どさんこプラザ 「uralaa park haneda」(2021年6月)
・銀座のアトリエでのイベント「uralaa park ginza」(2021年2月・期間限定)
・台東墨田区とのイベント「uralaa park taito-sumida」(2021年10月・期間限定)
・大阪府松原市 セブンパーク天美「uralaa park × 生活の木」(2021年12月・期間限定)
・北海道上川北部森林管理署とのイベント「uralaa park shimokawa」(2021年12月・期間限定)
・北海道大学 総合博物館「uralaa park hokudai」(2022年2月)
・北海道札幌市資料館でのイベント「uralaa park sapporo」(2022年3月・期間限定)
・東京大手町 オフィスビル「TOKIWA PARK by uralaa」(2022年3月)
・企業エントランス「uralaa」(2022年5月)

▽詳細はこちら▽
https://uralaa.com/park

■フォレストデジタル株式会社

2019年11月に北海道十勝で設立した「デジタル技術を用いて森や自然の価値を共有する」デジタル・ウェルビーイング企業。ヤフー出身者と林業家を中心に創設。
2020年12月に日本初の常設型没入自然空間 uralaa park urahoro(うららパーク浦幌)を浦幌町と共同で開設。
2022年1月没入自然空間サービスuralaaを一般リリース。今後、uralaaを商業施設やオフィス、医療施設等に展開していく予定。
・商号:フォレストデジタル株式会社(英文名:forestdigital, inc.)
・本社:089-5633 北海道十勝郡浦幌町常室51-1
・設立:令和元年11月18日
・事業領域:well-being with immersive nature(没入する自然空間によるウェルビーイングの実現)
・サービス:没入自然空間「uralaa park(うららパーク)」の開発、運営
・ホームページ:https://forestdigital.org/
・サービスホームページ:https://uralaa.com/service/

・主な協定等:2020年3月9日に北海道十勝総合振興局と「森林の魅力発信等に関するタイアップ協定」、2021年5月20日に国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同研究契約を締結。2022年1月に20を超える企業と連携パートナーシップを締結。
 

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会社概要

フォレストデジタル株式会社

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URL
https://forestdigital.org/
業種
情報通信
本社所在地
北海道十勝郡浦幌町常室51-1
電話番号
-
代表者名
辻木勇二
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年11月