焼肉の常識を覆す！値上げ時代に「肉と米が美味くて安い」を貫く焼肉ざくろが、ついに「自ブランド米」の提供を開始

～5年で20店舗へ拡大！生産者と共に最高の米を届け、困難な時代だからこそ「最高の値打ち」でお客様と社会に貢献～

ファステストダイニング株式会社

2025年10月31日 12時23分

1. 概要：

　「こだわりぬいた肉とタレ、出来たてホクホクご飯との最高の相性を最高の値打ちで」をブランドコンセプトに掲げる「焼肉ホルモンざくろ」を運営するファステストダイニング株式会社は、昨今の原材料価格、人件費、エネルギーコストの高騰という厳しい経営環境の中、お客様への「最高の値打ち」の提供を守り続けるため、新たな挑戦を開始しました。

　2025年10月の新米時期より、米農家さんと協力し、田植え・稲刈りといった米作りに自ら携わった自ブランド愛知県産コシヒカリ「ざくろ米」の提供を18店舗で開始いたしました。これにより、「こだわりぬいた肉とタレ」に加え、「出来たてホクホクご飯」の品質をさらに向上させ、価格を抑えながらお客様に楽しんでいただける店づくりを進めます。

　この取り組みは、単なる店舗展開に留まらず、生産者と最終消費者をつなぐ重要な役割を担い、食を通じて社会に貢献していくという、私たちの強い決意の表れです。

2. 経緯：

　私たちは、元々居酒屋の運営を中心に行っていました。新規出店や既存店のブラッシュアップを進めていた最中、コロナ禍という飲食業界にとって未曽有の災禍に直面しました。試行錯誤の末、コロナ禍が長期化する中で、郊外ロードサイドの焼肉店という新業態への転換を決断しました（2021年2月1号店オープン）。

　この逆境の中、私たちは「最高の値打ちをお客様に提供し続けることこそ、我々の社会における存在意義だ」と確信しました。

昨今、外食産業全体で値上げが避けられない状況が続いています。私たちも例外ではありませんが、ブランドの根幹である「最高の値打ち」を守り抜くため、仕入れやオペレーションの工夫を重ねてきました。しかし、単なるコスト削減では品質の妥協につながりかねません。

　そこで私たちは、焼肉の名脇役である「米」に着目。和牛・国産牛・国産米の使用を貫きながら、最高の品質と適正価格を両立させるため、米農家さんと連携し、自ら生産の過程に深く関わる道を選びました。

■ なぜ今、「自ブランド米」なのか？～国産米の価格高騰を逆手に取る挑戦

課題：

円安による原材料費高騰、国産米の仕入れ価格上昇という厳しい経営環境の中で、「肉と米が美味くて安い」というお客様との約束は曲げられない。

行動：

コスト削減のために品質を落とすのではなく、逆に生産プロセスに深く関わることで、品質向上とコスト構造の安定化を両立させる。この逆転の発想で「自ブランド米」の取り組みに着手しました。

効果：