【AI×地方創生】株式会社VOLTMIND、奄美市主催「WEBマーケター養成講座」に外部講師として登壇

〜生成AIを活用した実践的マーケティング講座を実施し、地域人材のリスキリングを支援〜

株式会社VOLTMIND

2025年12月2日 10時01分

株式会社VOLTMIND（本社：大阪府大阪市、代表取締役：北森聖士、以下「当社」）は、2025年11月11日、鹿児島県奄美市が主催し、株式会社コウズ（本社：大阪府大阪市、代表取締役：浜野耕一、以下「コウズ」）が運営を行う、令和7年度奄美市WEBマーケター養成業務『未経験からのWEBマーケター養成講座』に外部講師として登壇いたしました。

本講座は全5日間のカリキュラムで構成され、当社は第4回「生成AIとテンプレート活用術」を担当。

外部講師として、当社取締役の山本直弥と、当社マーケティング支援事業部運用責任者の長富元気が登壇いたしました。

マーケティング業務における生成AIの基礎から、実務に直結する「プロンプトエンジニアリング」の応用テクニックまで、時間短縮と発信力を両立する方法を解説し、地域事業者のビジネス拡大と人材育成を支援いたしました。

◼︎ 登壇の背景

地方自治体においてもDX（デジタルトランスフォーメーション）やリスキリングの重要性が高まる中、奄美市では地域事業者の持続的な成長を目指し、デジタル人材の育成に注力されています。

本事業は、観光業やEC事業者を筆頭にあらゆる業種の事業者およびフリーランスが、「認知→顧客化→リピート」の循環を自走させ、売上・集客へ直結させることを目的としています。

当社は、AIシステム開発事業やマーケティング支援事業を行う企業として事業目的に深く共感し、AIを単なるツールではなく「優秀なアシスタント」として実務に定着させる実践知を提供することで、奄美市の地域活性化と事業者の現場力強化に貢献すべく、本講座への登壇を決定いたしました。

◼︎ 講座内容

講座では、Webマーケティングにおいて、生成AIを活用して業務を劇的に効率化する手法をレクチャーしました。

1. AI活用のための「守りの知識」

実務で利用する際の必須ルールとして、「情報漏洩防止」「ハルシネーション（AIの嘘）への対策」「権利侵害の確認」「最終判断の人間による責任」の4点を徹底解説しました。

2. 回答の質を決める「プロンプトの4要素」

AIから的確な回答を引き出すためには、プロンプトの「型」が重要です。

本講座では、以下の4要素を定義することで、誰でもプロ並みの指示が出せるテンプレートを共有しました。

役割：AIに専門家としての視点を持たせる（例：プロのマーケター）
前提条件：ペルソナや商材情報を伝え、文脈を共有する
指示：「作成して」「表にまとめて」などゴールを明確にする
出力形式：後工程を減らすために納品形態を指定する

3. 成果を最大化する「7つの応用テクニック」

基礎に加え、より高度なアウトプットを得るための実践テクニックを共有しました。

逆質問させる：AIから必要な情報をヒアリングさせ、前提条件の精度を高める
マルチ・ペルソナ：「ターゲット」「競合」「分析官」など複数の人格をAIに演じさせ、脳内ブレインストーミングを行う
ステップ・バイ・ステップ：思考プロセスを段階的に記述させ、論理的な推論を促す
その他：改善を繰り返す「パワハラプロンプト」や、制約条件によるコントロールなど

ワークショップでは、奄美市のカフェを題材に「黒糖ラテ」のInstagram投稿ネタや広告コピーを生成する実演を行い、参加者は自身のビジネス課題に置き換えてAI活用を体験しました。

◼︎ セミナー参加者からの声

受講者の知識を都度確認していただきながら進めてくださったので、とても濃密ですぐ実践できる情報がたくさんの2時間でした。
自分はプロンプトの投げ方が下手くそだなと思っていましたが、短文を投げていただけだったので、アイデアがたくさん出てきたので楽しく参加。目からウロコ情報もありました。ブレスト会議を自宅でやってみます。
またAI関連の講座を受けたいです。AI情報は日々進化しているため、奄美まで来ていただいてありがとうございます。