MBA修了生の声や弁理士合格者の体験談、『エンタメの未来2031』出版記念、コーポレートガバナンス・コード改訂に関する無料セミナーをKIT虎ノ門大学院で開催
KIT虎ノ門大学院では、ビジネススクール進学や社会人の学び直し(リスキリング)に関心をお持ちの方や、ビジネスや知財マネジメント、エンターテインメント産業に関心をお持ちの方を対象として、オンラインでの無料セミナーを計4回開催します。
金沢工業大学(KIT)が、東京・虎ノ門にて開設しているKIT虎ノ門大学院(所在地:東京都港区愛宕1-3-4)では、KIT虎ノ門大学院で教鞭を執る教員が中心となって計4回の無料セミナーを開催することになりました。
ビジネススクール進学や社会人の学び直し(リスキリング)にご関心をお持ちの方にとっても、ビジネスや知財マネジメント、エンターテインメント産業の未来とキャリアにご関心をお持ちの方にとっても有益な内容となっております。皆様のご関心に合わせてご参加ください。
<詳細>
【1】2022年2月9日(水) 19:00 ~ 21:30
公開講座「ビジネス“発想”思考」&オンライン説明会/MBA修了生の体験談
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1210762_2818.html
■スケジュール
19:00 - 19:30 ・・・ 「イノベーションマネジメント研究科」説明会/三谷宏治 教授
19:30 - 21:00 ・・・ 「ビジネス“発想”思考」講座/三谷宏治 教授
21:00 - 21:30 ・・・ 「MBA修了生の体験談」/KIT教職員、修了生2名
■講座の詳細
日本人は独創性がない、発想力が弱いなどと言われています。特に改善レベルではない新しいものを生み出すイノベーション創造力に欠けると。本当にそうなのでしょうか?
もし、そうだとすると、それらをどうすれば強くできるのでしょうか。ほとんどの場合、必要とされるのは、無から有を生み出す「独創」ではなく、常識を少し覆すところから始まる「発想」です。そして、それは「発見力」と「探究力」の組み合わせでもあります。
本講座では、私たちの手足を縛る「常識」から抜け出し、少し面白い仮説や結論を出せるようになるための「考動力」を訓練します。座って悩まず、動いて考えることの意義や価値、方法を本講座で体感してください。
1.「知識や学びの呪縛」 ~日本人は独創や発想が苦手?
2.「考動力とは?」 ~動いて見つける発見力 ほか
3.「実際にやってみよう!」 ~紙コップ演習 ほか
4.「発想プロセスの留意点」 ~KJ法の限界 ほか
■講師:三谷 宏治
・早稲田大学ビジネススクール 客員教授
・女子栄養大学 客員教授
BCG、アクセンチュアを経て現職。アクセンチュアでは戦略グループ統括を務める。06年からは「教育」領域に専念。社会人の他、子ども・親・教員を対象に様々な教育活動中。著作多数。『経営戦略全史』はビジネス書大賞2014大賞、ダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位。『ビジネスモデル全史』は同2014第1位。放課後NPOアフタースクール、NPO法人3keys 理事。永平寺ふるさと大使。
----------------------------------------------------
【2】2022年2月10日(木) 19:00 ~ 20:30
『エンタメの未来2031』 出版記念イベント ~GAFAとコロナが変える10年先の未来~
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1210557_2847.html
■スケジュール
19:00 - 20:00 『未来のエンタメはこうなる、100年に一度の大転換期』 北谷賢司
20:00 - 20:30 『パネルディスカッション&質疑応答』 北谷賢司、大橋卓生、石井大貴
■講座の詳細
映画、放送、音楽、スポーツ、演劇… そしてNFTやメタバースなど、世界のエンターテインメント産業は100年に一度の大転換期を迎えています。さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に起因する世界規模のパンデミックが、エンターテインメント産業のエコシステムを壊滅寸前まで追い込みました。特に音楽や演劇、スポーツの興行は壊滅的な打撃を被り、映画に代表される映像ビジネスの制作現場においては、感染予防対策への対応に追われました。回復までには少なくとも2年を要するとみられています。
しかし、エンターテインメント産業は、古代から疫病や大恐慌、戦争、テロが勃発しようとも、滅亡することなく、新たな活路を見いだし人々の生活の中で巧みに存続を図ってきました。このことは歴史が証明しています。例えば、在宅時間が大幅に増加した消費者にオンラインで音楽や映像を届けるサービスは、コロナ禍にむしろ驚異的な躍進を遂げました。さらに、スポーツ分野においては、ブロックチェーン技術でファンのエンゲージメントを高める新ビジネスやeスポーツの新しい潮流が生まれ、演劇でもITを活用してライブとは異なる切り口のエンタメを提供する試みが進んでいます。
こうした新しい変化の潮流を的確に分析し、エンターテインメント産業の未来像を読み解くことは至難ではありますが、未来のビジネスを創出していくためにも価値ある試みと言えるでしょう。先端技術の力で進化を続けるエンターテインメント・ビジネスは、多様な産業に影響を及ぼしていくはずです。
そこで今回のKITプロフェッショナルミーティングは、2021年11月に日経BP社から上梓された北谷賢司教授の新著『エンタメの未来2031』の出版を記念して開催します。イベント前半は、北谷教授による60分の記念講演を行います。後半からは、スポーツ法・エンターテインメント法を専門とする弁護士として活躍する大橋卓生教授と、TBS元社員で慶應義塾大学よりメディアデザイン専攻博士号を取得した石井大貴准教授も加わり、パネルディスカッション形式で、参加者と共に闊達な意見交換と議論を行って参ります。
1.映画:無尽蔵の映像作品を、味わい尽くせる環境に
2.放送:テレビもネットが主戦場、手厚いサービスでファンを拡大
3.音楽:未来はストリーミング、ライブやファンはメタバースへ
4.スポーツ:NFTにファントークン、暗号資産はプロスポーツを救うか
5.演劇:ITと先達のノウハウをフル活用、目指すは日本版ブロードウェイ
6.パネルディスカッション&質疑応答
■講師:
北谷 賢司
・ワシントン州立大学 栄誉教授、財団理事
インディアナ大学テレコミュニケーション経営研究所副所長、日本テレビ放送網顧問、TBSメディア総研社長、東京ドーム取締役兼米国法人社長。ソニー(株)執行役員兼米国本社エグゼクティブ・バイス・プレジデント、(株)ぴあ 取締役、(株)ローソン 顧問、ワシントン州立大学コミュニケーション学部メディア・マネジメント学栄誉教授を歴任後、avex International Holdings Singapore 代表取締役社長に就任、同社特別顧問を経て現在に至る。博士号を持つ伝説のプロモーター「ドクターK」として世界的に著名。2018年にセリーヌ・ディオン、19年にはエド・シーランのドームツアーを手懸けた。
大橋 卓生
・パークス法律事務所 パートナー弁護士
北海道大学法学部卒業後、1991年株式会社東京ドームに入社。仕事をしながら独学で司法試験を受験し2004年弁護士登録。現在、パークス法律事務所にてスポーツ法・エンタテインメント法を専門とする法律家として音楽や映画、スポーツなどコンテンツ関連の法律問題などに従事するとともに、日本スポーツ法学会の理事、NPO法人エンタテイメント・ロイヤーズ・ネットワークや公益社団法人日本学生野球協会の理事、日本弁護士連合会業務改革委員会スポーツ&エンターテインメント法プロジェクトチーム幹事を務める。
石井 大貴
・LOCON株式会社 代表取締役
・慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
(株)TBSテレビに15年勤務。スポーツ局・営業局・投資戦略部、番組プロデューサーなどを務める。在職中に慶應義塾大学メディアデザイン研究科に進学、博士号(メディアデザイン学)を取得。その後、LOCON株式会社を創業。30年以上の歴史を持ち、幼児教育のスペシャリストとして知られる「つくし会幼児教室」の全国での運営、そのノウハウを活かした「ナニ―サービス」、さらに千葉ロッテマリーンズなどプロアスリートのための人格形成教育「コーチング事業」を行う。著書に、『“目標”を“現実”に変えるたった3つのルール』(プレジデント、2021年) などがある。
----------------------------------------------------
【3】2022年2月15日(火) 19:00 ~ 20:45
「弁理士」資格の魅力とその実像 ~大学院における弁理士試験一部免除制度の内容と合格者の体験談~
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1210752_2818.html
■スケジュール
19:00 - 19:15 ・・・ 「弁理士資格の魅力と将来性について」/大樹七海さん
19:15 - 19:45 ・・・ 「弁理士合格者の体験談」/三上夕紀子さん、有川智章さん
19:45 - 20:30 ・・・ 「大学院説明会と免除制度の紹介」/加藤浩一郎教授
20:30 - 20:45 ・・・ 質疑応答&パネルディスカッション
■講座の詳細
KIT虎ノ門大学院イノベーションマネジメント研究科では、知的財産に関する充実した法律・実務科目及びそのマネジメントに関する科目を多数取り揃えて、いち早く新しい時代に対応できる人材を育成すべく実践的な教育を行っています。
所定の科目を履修して修了することにより、難関国家資格である弁理士試験の短答試験一部免除を申請することが可能であり、今までに本研究科を修了した申請者全員に免除が認められています。加えて、著作権法等に関するテーマで修士論文を作成することにより、弁理士試験の論文試験選択科目免除が認められた実績も豊富にあります。
そして、これらの免除制度は合格率5~6%と言われる弁理士試験合格への近道となるのはもちろんのこと、試験免除対象科目を始め、全てのカリキュラムが実務家教員による実務・実践を意識した内容となっており、法律知識だけでなく実務能力も身につけることにより、即戦力人材として多くの方がキャリアチェンジやキャリアアップを実現しています。
そこで今回は、弁理士試験に見事合格された3名の修了生にご登壇いただき、特別講演を実施します。「弁理士」資格の魅力とその将来性について考えながら、仕事と学業を両立する上での苦労話や、弁理士試験合格までの道のり、MIPM(知的財産マネジメント)学位の価値や活かし方など、多彩なキャリア事例を紹介していきます。イベント後半には、加藤浩一郎教授による大学院説明会と、登壇者全員でパネルディスカッションを開催いたします。弁理士試験の合格を目指す方々にとどまらず、知財業界を志す皆さまのご参加もお待ちしております。
■講師:
大樹 七海
・KIT虎ノ門大学院 工学研究科 知的創造システム専攻 修了生
国立研究開発法人の理化学研究所、産業技術総合研究所にて半導体・創薬研究・国際部を経て、法学修士、弁理士。産業科学技術政策・科学技術史・知財人材育成等におけるコンテンツを制作している。主な著書に『世界の知的財産権』 (経済産業調査会)、『弁理士にお任せあれ』(発明推進協会)、『ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産』(マスターリンク)、内閣府知財教育選定『マンガでわかる規格と標準化』(日本規格協会)等がある。
Twitterアカウント https://twitter.com/ookinanami73
加藤 浩一郎
・専攻主任、博士(工学)、弁理士
東北大学大学院博士後期課程修了。日本IBM知的財産部門を経て現職。科研費「戦略的知的財産マネジメント人材(CIPO)の育成に関する調査研究」研究代表者、特許庁委託事業「グローバル知財マネジメント人材育成推進事業」委員、経済産業省「第四次産業革命に向けた横断的制度整備研究会」委員、知的財産管理技能検定試験委員、知的財産教育研究・専門職大学院協会理事等。主著「知的財産戦略&管理ハンドブック」、「ソフトウェア知的財産」(発明協会)他。2016年に知財功労賞を受賞。
----------------------------------------------------
【4】2022年2月17日(木) 19:00 ~ 20:30
内閣府/委員が最速で語る!
「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」と「知財KPI」そして「IPランドスケープ」の新たな意義
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1210767_2847.html
■スケジュール
19:00 - 20:00 『知財・無形資産ガバナンスガイドラインと知財KPI』特別講演/杉光一成
20:00 - 20:15 『KIT虎ノ門大学院のMBA・知財カリキュラムのご紹介』 /杉光一成
20:15 - 20:30 質疑応答セッション
■講座の詳細
企業価値に占める無形資産の重要性は年々増しており、米国S&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)の市場価値において無形資産の占める割合は9割に至っている等の試算があります。このような背景から、日本でも上場企業に適用されるコーポレートガバナンス・コードが2021年6月に改訂され「知的財産」に関して取締役会の監督と情報開示を促す文言が初めて入りました。これを受けて、内閣府は検討委員を組織して「知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関するガイドライン」の策定を行い、発表しました。
本イベントでは、この内閣府・検討委員のメンバーであり、また「知財KPI」を主に研究している東京大学未来ビジョン研究センターの研究フォーラム「知的財産と投資」の幹事でもある杉光一成教授が、公表されたガイドラインの行間を読みながら、「知財KPI」や今後の「IPランドスケープ」の新たな可能性について特別講演を行います。
また当日は、KIT虎ノ門大学院にて開講しているMBA・知財カリキュラムをご紹介すると共に、参加者の皆さまからの質問にも応えて参ります。企業戦略や広報・IR業務に携わる方々だけにとどまらず、各企業においてイノベーションの実現を目指すビジネスパーソンのご参加をお待ちしております。
1.コーポレートガバナンス・コードの改訂
2.知財ガバナンスとは
3.知財・無形資産ガバナンスガイドライン
4.知財KPI(Key Performance Indicator)
5.IPランドスケープの意義
6.質疑応答セッション
■講師:杉光 一成
・工学博士・医学博士、知的財産科学研究所 所長
電機メーカーの知的財産部等を経て、本学教授に着任(現在に至る)。主な著書として「理系のための法学入門」等。専門は知的財産に関する先端及び学際領域(最近では特にマーケティング論と知財等)。日本知財学会・理事、日本マーケティング学会・理事、日本工業所有権法学会正会員、著作権法学会正会員、情報処理学会正会員。テレビ等の出演として、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、内閣府広報番組「ニッポンNavi」、NHK「クローズアップ現代」等がある。
----------------------------------------------------
ビジネススクール進学や社会人の学び直し(リスキリング)にご関心をお持ちの方にとっても、ビジネスや知財マネジメント、エンターテインメント産業の未来とキャリアにご関心をお持ちの方にとっても有益な内容となっております。皆様のご関心に合わせてご参加ください。
- 【1】2/9(水)公開講座「ビジネス“発想”思考」&オンライン説明会/MBA修了生の体験談
- 【2】2/10(木)『エンタメの未来2031』 出版記念イベント ~GAFAとコロナが変える10年先の未来~
- 【3】2/15(火)「弁理士」資格の魅力とその実像 ~大学院における弁理士試験一部免除制度の内容と合格者の体験談~
- 【4】2/17(木)内閣府/委員が最速で語る!「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」と「知財KPI」そして「IPランドスケープ」の新たな意義
<詳細>
【1】2022年2月9日(水) 19:00 ~ 21:30
公開講座「ビジネス“発想”思考」&オンライン説明会/MBA修了生の体験談
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1210762_2818.html
■スケジュール
19:00 - 19:30 ・・・ 「イノベーションマネジメント研究科」説明会/三谷宏治 教授
19:30 - 21:00 ・・・ 「ビジネス“発想”思考」講座/三谷宏治 教授
21:00 - 21:30 ・・・ 「MBA修了生の体験談」/KIT教職員、修了生2名
■講座の詳細
日本人は独創性がない、発想力が弱いなどと言われています。特に改善レベルではない新しいものを生み出すイノベーション創造力に欠けると。本当にそうなのでしょうか?
もし、そうだとすると、それらをどうすれば強くできるのでしょうか。ほとんどの場合、必要とされるのは、無から有を生み出す「独創」ではなく、常識を少し覆すところから始まる「発想」です。そして、それは「発見力」と「探究力」の組み合わせでもあります。
本講座では、私たちの手足を縛る「常識」から抜け出し、少し面白い仮説や結論を出せるようになるための「考動力」を訓練します。座って悩まず、動いて考えることの意義や価値、方法を本講座で体感してください。
1.「知識や学びの呪縛」 ~日本人は独創や発想が苦手?
2.「考動力とは?」 ~動いて見つける発見力 ほか
3.「実際にやってみよう!」 ~紙コップ演習 ほか
4.「発想プロセスの留意点」 ~KJ法の限界 ほか
■講師:三谷 宏治
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・早稲田大学ビジネススクール 客員教授
・女子栄養大学 客員教授
BCG、アクセンチュアを経て現職。アクセンチュアでは戦略グループ統括を務める。06年からは「教育」領域に専念。社会人の他、子ども・親・教員を対象に様々な教育活動中。著作多数。『経営戦略全史』はビジネス書大賞2014大賞、ダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位。『ビジネスモデル全史』は同2014第1位。放課後NPOアフタースクール、NPO法人3keys 理事。永平寺ふるさと大使。
----------------------------------------------------
【2】2022年2月10日(木) 19:00 ~ 20:30
『エンタメの未来2031』 出版記念イベント ~GAFAとコロナが変える10年先の未来~
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1210557_2847.html
■スケジュール
19:00 - 20:00 『未来のエンタメはこうなる、100年に一度の大転換期』 北谷賢司
20:00 - 20:30 『パネルディスカッション&質疑応答』 北谷賢司、大橋卓生、石井大貴
■講座の詳細
映画、放送、音楽、スポーツ、演劇… そしてNFTやメタバースなど、世界のエンターテインメント産業は100年に一度の大転換期を迎えています。さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に起因する世界規模のパンデミックが、エンターテインメント産業のエコシステムを壊滅寸前まで追い込みました。特に音楽や演劇、スポーツの興行は壊滅的な打撃を被り、映画に代表される映像ビジネスの制作現場においては、感染予防対策への対応に追われました。回復までには少なくとも2年を要するとみられています。
しかし、エンターテインメント産業は、古代から疫病や大恐慌、戦争、テロが勃発しようとも、滅亡することなく、新たな活路を見いだし人々の生活の中で巧みに存続を図ってきました。このことは歴史が証明しています。例えば、在宅時間が大幅に増加した消費者にオンラインで音楽や映像を届けるサービスは、コロナ禍にむしろ驚異的な躍進を遂げました。さらに、スポーツ分野においては、ブロックチェーン技術でファンのエンゲージメントを高める新ビジネスやeスポーツの新しい潮流が生まれ、演劇でもITを活用してライブとは異なる切り口のエンタメを提供する試みが進んでいます。
こうした新しい変化の潮流を的確に分析し、エンターテインメント産業の未来像を読み解くことは至難ではありますが、未来のビジネスを創出していくためにも価値ある試みと言えるでしょう。先端技術の力で進化を続けるエンターテインメント・ビジネスは、多様な産業に影響を及ぼしていくはずです。
そこで今回のKITプロフェッショナルミーティングは、2021年11月に日経BP社から上梓された北谷賢司教授の新著『エンタメの未来2031』の出版を記念して開催します。イベント前半は、北谷教授による60分の記念講演を行います。後半からは、スポーツ法・エンターテインメント法を専門とする弁護士として活躍する大橋卓生教授と、TBS元社員で慶應義塾大学よりメディアデザイン専攻博士号を取得した石井大貴准教授も加わり、パネルディスカッション形式で、参加者と共に闊達な意見交換と議論を行って参ります。
1.映画:無尽蔵の映像作品を、味わい尽くせる環境に
2.放送:テレビもネットが主戦場、手厚いサービスでファンを拡大
3.音楽:未来はストリーミング、ライブやファンはメタバースへ
4.スポーツ:NFTにファントークン、暗号資産はプロスポーツを救うか
5.演劇:ITと先達のノウハウをフル活用、目指すは日本版ブロードウェイ
6.パネルディスカッション&質疑応答
■講師:
北谷 賢司
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・ワシントン州立大学 栄誉教授、財団理事
インディアナ大学テレコミュニケーション経営研究所副所長、日本テレビ放送網顧問、TBSメディア総研社長、東京ドーム取締役兼米国法人社長。ソニー(株)執行役員兼米国本社エグゼクティブ・バイス・プレジデント、(株)ぴあ 取締役、(株)ローソン 顧問、ワシントン州立大学コミュニケーション学部メディア・マネジメント学栄誉教授を歴任後、avex International Holdings Singapore 代表取締役社長に就任、同社特別顧問を経て現在に至る。博士号を持つ伝説のプロモーター「ドクターK」として世界的に著名。2018年にセリーヌ・ディオン、19年にはエド・シーランのドームツアーを手懸けた。
大橋 卓生
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・パークス法律事務所 パートナー弁護士
北海道大学法学部卒業後、1991年株式会社東京ドームに入社。仕事をしながら独学で司法試験を受験し2004年弁護士登録。現在、パークス法律事務所にてスポーツ法・エンタテインメント法を専門とする法律家として音楽や映画、スポーツなどコンテンツ関連の法律問題などに従事するとともに、日本スポーツ法学会の理事、NPO法人エンタテイメント・ロイヤーズ・ネットワークや公益社団法人日本学生野球協会の理事、日本弁護士連合会業務改革委員会スポーツ&エンターテインメント法プロジェクトチーム幹事を務める。
石井 大貴
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 准教授
・LOCON株式会社 代表取締役
・慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
(株)TBSテレビに15年勤務。スポーツ局・営業局・投資戦略部、番組プロデューサーなどを務める。在職中に慶應義塾大学メディアデザイン研究科に進学、博士号(メディアデザイン学)を取得。その後、LOCON株式会社を創業。30年以上の歴史を持ち、幼児教育のスペシャリストとして知られる「つくし会幼児教室」の全国での運営、そのノウハウを活かした「ナニ―サービス」、さらに千葉ロッテマリーンズなどプロアスリートのための人格形成教育「コーチング事業」を行う。著書に、『“目標”を“現実”に変えるたった3つのルール』(プレジデント、2021年) などがある。
----------------------------------------------------
【3】2022年2月15日(火) 19:00 ~ 20:45
「弁理士」資格の魅力とその実像 ~大学院における弁理士試験一部免除制度の内容と合格者の体験談~
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1210752_2818.html
■スケジュール
19:00 - 19:15 ・・・ 「弁理士資格の魅力と将来性について」/大樹七海さん
19:15 - 19:45 ・・・ 「弁理士合格者の体験談」/三上夕紀子さん、有川智章さん
19:45 - 20:30 ・・・ 「大学院説明会と免除制度の紹介」/加藤浩一郎教授
20:30 - 20:45 ・・・ 質疑応答&パネルディスカッション
■講座の詳細
KIT虎ノ門大学院イノベーションマネジメント研究科では、知的財産に関する充実した法律・実務科目及びそのマネジメントに関する科目を多数取り揃えて、いち早く新しい時代に対応できる人材を育成すべく実践的な教育を行っています。
所定の科目を履修して修了することにより、難関国家資格である弁理士試験の短答試験一部免除を申請することが可能であり、今までに本研究科を修了した申請者全員に免除が認められています。加えて、著作権法等に関するテーマで修士論文を作成することにより、弁理士試験の論文試験選択科目免除が認められた実績も豊富にあります。
そして、これらの免除制度は合格率5~6%と言われる弁理士試験合格への近道となるのはもちろんのこと、試験免除対象科目を始め、全てのカリキュラムが実務家教員による実務・実践を意識した内容となっており、法律知識だけでなく実務能力も身につけることにより、即戦力人材として多くの方がキャリアチェンジやキャリアアップを実現しています。
そこで今回は、弁理士試験に見事合格された3名の修了生にご登壇いただき、特別講演を実施します。「弁理士」資格の魅力とその将来性について考えながら、仕事と学業を両立する上での苦労話や、弁理士試験合格までの道のり、MIPM(知的財産マネジメント)学位の価値や活かし方など、多彩なキャリア事例を紹介していきます。イベント後半には、加藤浩一郎教授による大学院説明会と、登壇者全員でパネルディスカッションを開催いたします。弁理士試験の合格を目指す方々にとどまらず、知財業界を志す皆さまのご参加もお待ちしております。
■講師:
大樹 七海
・科学・知財コンテンツクリエイター、弁理士
・KIT虎ノ門大学院 工学研究科 知的創造システム専攻 修了生
国立研究開発法人の理化学研究所、産業技術総合研究所にて半導体・創薬研究・国際部を経て、法学修士、弁理士。産業科学技術政策・科学技術史・知財人材育成等におけるコンテンツを制作している。主な著書に『世界の知的財産権』 (経済産業調査会)、『弁理士にお任せあれ』(発明推進協会)、『ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産』(マスターリンク)、内閣府知財教育選定『マンガでわかる規格と標準化』(日本規格協会)等がある。
Twitterアカウント https://twitter.com/ookinanami73
加藤 浩一郎
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・専攻主任、博士(工学)、弁理士
東北大学大学院博士後期課程修了。日本IBM知的財産部門を経て現職。科研費「戦略的知的財産マネジメント人材(CIPO)の育成に関する調査研究」研究代表者、特許庁委託事業「グローバル知財マネジメント人材育成推進事業」委員、経済産業省「第四次産業革命に向けた横断的制度整備研究会」委員、知的財産管理技能検定試験委員、知的財産教育研究・専門職大学院協会理事等。主著「知的財産戦略&管理ハンドブック」、「ソフトウェア知的財産」(発明協会)他。2016年に知財功労賞を受賞。
----------------------------------------------------
【4】2022年2月17日(木) 19:00 ~ 20:30
内閣府/委員が最速で語る!
「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」と「知財KPI」そして「IPランドスケープ」の新たな意義
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/toranomon/professional-meeting/1210767_2847.html
■スケジュール
19:00 - 20:00 『知財・無形資産ガバナンスガイドラインと知財KPI』特別講演/杉光一成
20:00 - 20:15 『KIT虎ノ門大学院のMBA・知財カリキュラムのご紹介』 /杉光一成
20:15 - 20:30 質疑応答セッション
■講座の詳細
企業価値に占める無形資産の重要性は年々増しており、米国S&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)の市場価値において無形資産の占める割合は9割に至っている等の試算があります。このような背景から、日本でも上場企業に適用されるコーポレートガバナンス・コードが2021年6月に改訂され「知的財産」に関して取締役会の監督と情報開示を促す文言が初めて入りました。これを受けて、内閣府は検討委員を組織して「知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関するガイドライン」の策定を行い、発表しました。
本イベントでは、この内閣府・検討委員のメンバーであり、また「知財KPI」を主に研究している東京大学未来ビジョン研究センターの研究フォーラム「知的財産と投資」の幹事でもある杉光一成教授が、公表されたガイドラインの行間を読みながら、「知財KPI」や今後の「IPランドスケープ」の新たな可能性について特別講演を行います。
また当日は、KIT虎ノ門大学院にて開講しているMBA・知財カリキュラムをご紹介すると共に、参加者の皆さまからの質問にも応えて参ります。企業戦略や広報・IR業務に携わる方々だけにとどまらず、各企業においてイノベーションの実現を目指すビジネスパーソンのご参加をお待ちしております。
1.コーポレートガバナンス・コードの改訂
2.知財ガバナンスとは
3.知財・無形資産ガバナンスガイドライン
4.知財KPI(Key Performance Indicator)
5.IPランドスケープの意義
6.質疑応答セッション
■講師:杉光 一成
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・工学博士・医学博士、知的財産科学研究所 所長
電機メーカーの知的財産部等を経て、本学教授に着任(現在に至る)。主な著書として「理系のための法学入門」等。専門は知的財産に関する先端及び学際領域(最近では特にマーケティング論と知財等)。日本知財学会・理事、日本マーケティング学会・理事、日本工業所有権法学会正会員、著作権法学会正会員、情報処理学会正会員。テレビ等の出演として、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、内閣府広報番組「ニッポンNavi」、NHK「クローズアップ現代」等がある。
----------------------------------------------------
<KIT虎ノ門大学院について> KIT虎ノ門大学院は『教育付加価値日本一』を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として、2004年に虎ノ門に開設した1年制の社会人大学院です。MBA、知的財産、メディア&エンタメ、AIといった実務スキルをトップマネジメント中心の実務家教員、それに対する少人数制により、多くのビジネスパーソンへ、高い専門性と実践力を提供し続けています。 2016年4月からはイノベーションマネジメント研究科としてスタートし、経営・マーケティング分野においては日本最高クラスの講義品質を実現しており、ビジネス系の科目を主として学んだ方は、MBA(経営管理)の学位を取得することができます。またこれまでに約350名もの知的財産専門人材を輩出し、弁理士資格等の国家資格にも対応するカリキュラムを採用しており、知的財産系の科目を主として学んだ方は、MIPM(知的財産マネジメント)の学位を取得することができます。 ▼ウェブサイト https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/ |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 学校・大学法務・特許・知的財産
- ダウンロード