家族をつなぐ「まごチャンネル」利用者の97%が家族・友人との会話増。専門家「身近な人との交流は高齢者の健康や生活の質の維持・向上に重要」

配偶者、子世帯、親族等との会話量が約2倍に増加。80代以上では会話する人数が約2倍に増加。

「シニア・ファースト」を掲げ、離れている家族をつなぐプロダクト「まごチャンネル」を展開する株式会社チカク(以下、チカク)では、50代から90代の「まごチャンネル」利用者を対象に、家族・知人とのコミュニケーションの変化に関する調査を実施しました。その結果、「まごチャンネル」利用者の97%が家族・友人との会話が増えたことがわかりました。


[アンケート概要]
調査期間:2019年11月1日~11月13日
調査対象:まごチャンネル利用者123名(50代~90代、男性:61名、女性:62名)
調査方法:郵送調査

[調査結果のポイント]
1.50代から90代のまごチャンネル利用者123名に対して、家族・友人との会話の量の変化を定量的に調査。97%の利用者がサービス利用開始後に会話機会が増加。
2.特に80代以上の利用者のうち、2人に1人以上は、会話する人数と会話機会が共に2倍以上に増加。また、80代の利用者は、50代の利用者と比較して約1.5倍、「誰かに話しかけやすくなった」と回答。
3.会話量が増えた主な理由は、スマホなどと比較して大きなテレビ画面で孫や家族の成長や日常を見ることで、より身近に感じられ、話したくなる機会が増えたため。​

 

 

国立長寿医療研究センターによる認知症発症リスクの研究結果(※1)によると、友人と交流し、地域の活動に参加するなど、社会的なつながりが多い高齢者は、認知症の発症リスクが46%低下するとされています。
一方で、内閣府の調査では、高齢者の生活環境として家族友人との会話頻度は、一人暮らしの高齢者の46%は週に2-3日以下、20%は週1日以下です。さらに、女性に比べ、男性の方が会話頻度は少なく、週1以下の割合は32%で、女性の2.4倍にも上り、高齢化と共に会話したくなる話題を増やしていくことが重要と考えられます。

(※1)出典: Influence of social relationship domains and their combinations on incident dementia: a prospective cohort study. J Epidemiol Community Health
 

一人暮らしの高齢者は2020年には667万人で、2000年と比較し倍以上に増えると予測されています。また認知症患者は600万人を超え、認知症有病率は80-84歳において女性27.8%、男性22.2%、85歳以上においては女性61.7%、男性49.3%と、2人に1人以上となります。
人生100年時代を楽しく元気に暮らし続けられるためには、どのように家族や社会との接点量を最大化できるかが重要と考えられるなか、今回の調査では「まごチャンネル」のサービス利用を通じて、家族、知人とのコミュニケーションが170%に増えていることが確認されていることから、認知症リスクの軽減に寄与できる可能性に期待を寄せています。

[調査結果詳細]
1)回答者のうち97%が「会話する機会が増加」と回答。
テレビの大画面で孫や家族の写真や動画をみることで、より親近感が増加し、夫婦や親戚、友人と一緒にテレビに映し出される孫や家族の動画をみることが会話機会の増加へつながる。

同居の家族、息子・娘世帯、親戚、近所の人などとの会話機会の変化を調査。回答者のうち97%の方が、同居家族や、息子娘世帯、親戚、友人などいずれかの人との会話が増加したと答えています。また、夫婦、親戚、知人と一緒に見て盛り上がるという声も多く寄せられました。

【寄せられた声】
●毎晩夕食の時楽しみに老人二人見ながらテレビに大声で話かけながら見ています。初めてのひ孫ですのでありがたいです。(80代 長崎県島原市在住)
●息子夫婦が、お嫁さんの実家に帰省することの方が多く、直接、孫の成長をみることはできませんが、我が家のTVに大きく映し出される孫の顔に、日々癒されています。最初の頃は、静止画に喜んでいましたが、成長するにつれ動画の方が親近感もあり、動き・発する声に目尻も下がりっぱなしです。(50代 福岡県北九州市在住)

2)回答者のうち85%が「(まごチャンネル利用前に比べ)会話する回数が1.5倍以上に増えた」と回答。
80代以上では会話する回数は平均約2倍に。3人に2人は会話回数と会話する相手も2倍以上に増加。

ほぼ全ての回答者で、まごチャンネル利用前に比べ、会話の回数、会話する相手が共に増えたことが確認され、また年齢があがるにつれその傾向が顕著であることが増えた割合が多いことが確認されました。
また80代以上においては、会話する回数が2倍以上に増えた人が64%(と3人に2人)、うち3倍以上に増えたという人もが14%となりました。会話する人数も、同様に増え87%の人が増えたと答え、60%の人が2倍以上に増えたとの回答を頂きました。
80代以上のスマホ普及率は6.1%と言われており(※2)、ほかの世代と比べてコミュニケーション手法が制限されているのが現状です。このように若い世代の新しいコミュニケーションから取り残されがちな高齢者が抱えているギャップを「まごチャンネル」は補完できているとチカクでは考えております。
(※2)出典:総務省通信利用動向調査(平成30年版)インターネット利用の広がり

【寄せられた声】
●長男家族、長女家族との交流が深まりました。子どもや、孫たちが送っている日々が様々わかり、同居しているような気分になります。朝起きて、どういうまごチャンネルが送られてくるか日々楽しみです。又、孫たちの成長が見られて嬉しいです。親族が集まった時には皆で鑑賞して楽しんでいます。(70代 山梨県南巨摩郡 在住)
●いつも楽しみにしております。友人達といっしょに良く見ています。(80代一人暮らし 北海道釧路市在住)

3)「まごチャンネル」を利用している多くのシニア層が「誰かに話しかけやすくなった」と感じています。話したくなる話題があることが、家族友人への話しやすさの秘訣。特に高齢になるほど顕著で、80代では78%の人が人に話しかけやすくなったと回答。

80代の方は50代の方の約1.5倍、誰かに話しかけやすくなったと答えています。「孫の成長は日々変化があり、何度も見返してしまう」「家族、親戚の共通の話題として話しやすい」という声を頂きました。

【国立長寿医療研究センター老年社会科学研究部 室長 斎藤民先生のコメント】
身近な人との交流は高齢者の健康や生活の質の維持・向上に重要と考えられます。今回の調査から、まごチャンネル使用がこうした身近な方々との交流の活性化に有効な可能性が示されました。まごチャンネルを使用し続けることが実際に健康づくりにつながるのかどうか、今後さらなる検証を期待しています。

「距離も時間も超えて大切な人を近くする・知覚できる世界を創る」をミッションに掲げるチカクでは、離れた家族をより近くする共に、家族を超えて社会を繋ぎシニアの方の生活をより楽しくするサービス開発をパートナー企業様と共に推進してまいります。

<参照>
●国立長寿医療研究センター:社会との多様なつながり方がある人は認知症発症リスクが半減 
https://www.jages.net/pressroom/?action=cabinet_action_main_download&block_id=1000&room_id=919&cabinet_id=95&file_id=3353&upload_id=3941
●内閣府:平成28年版高齢社会白書-高齢者の健康・福祉
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/gaiyou/s1_2_3.html
●内閣府: 平成29年版高齢社会白書-高齢者の家族と世帯
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/zenbun/pdf/1s2s_01.pdf
●厚労省:日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究
https://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201405037A
●内閣府:平成30年版高齢社会白書 -健康と日常生活
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/zenbun/s1_3_2_1.html
●国立社会保障・人口問題研究所:2017年 社会保障・人口問題基本調査
http://www.ipss.go.jp/ss-seikatsu/j/2017/seikatsu2017summary.pdf
●総務省:通信利用動向調査(平成30年版) インターネット利用の広がり
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142110.html
●東京ガス:データから読み解く 高齢者の住まいのニーズ高齢者の住空間研究より
https://biz.tokyo-gas.co.jp/kodate/trend/pdf/data170421.pdf
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