地元のエース、菊池雄星投手が推薦! 震災で失った人と地域のつながりを野球で取り戻すまでを描いた絵本『ぼんやきゅう』発売
発売記念の原画展も釜石で開催中(7/22まで)
ポプラ社は、盆野球の復活を通して、震災でばらばらになった地域のつながりや、亡くなった人たちとのつながりを描いた絵本『ぼんやきゅう』(文/指田和、絵/長谷川義史)を刊行しました。帯には、菊池雄星投手の推薦コメントを掲載しています。
ポプラ社は、盆野球の復活を通して、震災でばらばらになった地域のつながりや、亡くなった人たちとのつながりを描いた絵本『ぼんやきゅう』(文/指田和、絵/長谷川義史)を刊行しました。刊行にあたり、帯には、埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手の推薦コメントを掲載しています。
~以下帯コメントより~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一緒に野球をした人のことは、絶対にわすれない。
野球は地域や人をつなぐ力があるんだと思う。
ぼくは野球を精一杯することで、復興の応援をしていきたい。
埼玉西武ライオンズ 菊池雄星投手(花巻東高等学校出身)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この絵本は、指田和氏による、釜石を舞台にした東日本大震災を伝える絵本3部作の完結編となっています。
第1作『はしれ、上へ!』(伊藤秀男・絵)は、震災当日の子どもたちを、第2作『あしたがすき』(阿部恭子・絵)は、子どもたちの笑顔を取り戻すために奮闘する大人の姿を描きました。そして第3作『ぼんやきゅう』は、盆野球の復活を通して、震災でばらばらになった地域のつながりや、亡くなった人たちとのつながりを描いています。
◆『ぼんやきゅう』詳細情報(2018年7月刊行)
著者:文/指田 和 絵/長谷川 義史
ISBN :978-4-591-15904-0
判型 :B4変型判(280mm x 225mm) 40ページ
対象: 小学校1年生~
定価: 本体1,300円+税
内容紹介:東日本大震災によって被災地域の人々が失ったものは、人のいのち、住まい、仕事、日々の暮らしだけではありません。「地域のつながり」もまた、そうでした。震災後の仮設住宅暮らしは地域を分断し、復興の遅れは、多くの人の離村を招きました。中には、戻りたくても戻れずに亡くなる人もいました。
それでも、とぎれかけた人と人・集落のつながりを取り戻そうという動きが出あります。
そのひとつが「盆野球」です。震災前までずっと続いていた、お盆のイベント、岩手県釜石市鵜住居地区の「盆野球」。鵜住居地区は、津波で、ほとんどの住宅が流されてしまった地区です。
この地区の盆野球の復活を描いたのが、この絵本です。
お盆は、亡くなられた方がたを迎えるとき。
復活した盆野球は、震災で亡くなったひとたちと、いまを生きているものとの交信の場でもあるのです。それぞれのひとが、大切な人と一緒に白球を追う。それが、盆野球なのです。
◆『ぼんやきゅう』発売記念原画展開催中【釜石市立図書館】
■日時 7月8日(日)~22日(日)
DVDの上映(絵の長谷川義史さんの取材の様子を撮影したノンフィクション)15:00~15:30
原画展 7月8日(日)~22日(日)まで(休日:7月9日、16日、17日)
■お問い合わせ:釜石市立図書館(岩手県釜石市小佐野町3丁目8番8号) 電話:0193-25-2233
ポプラ社イベント紹介記事→https://www.poplar.co.jp/topics/45344.html
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社ポプラ社 ブランドマーケティンググループ 松田・村上
電話:03-3357-2212 /FAX:03-3359-2647
■出版社紹介
社名:株式会社ポプラ社
本社所在地:〒160-8565 東京都新宿区大京町22-1
設立:1947年6月
事業内容:児童書、一般書などの出版業
ポプラ社ホームページ:https://www.poplar.co.jp/
すべての画像