廃棄物置き場の可視化のPOCに成功! AIによる集積状況計測でサーキュラーエコノミーへの貢献拡大
大手企業を中心に様々なAI技術開発をグローバルな体制で実現する株式会社Archaic (本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:横山 淳)は、サトーホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:小沼宏行)の依頼を受け、AIによる集積状況計測でサーキュラーエコノミーへの貢献拡大のため、廃棄物置き場の可視化の実証実験に成功したことをお知らせいたします。
背景と目的:
サトーホールディングス株式会社からの要望に基づき、株式会社ナカダイ協力・監修のもと、株式会社Archaicは、現在の廃棄物回収プロセスにおける課題解決に向けた開発プロジェクトを担当しました。当該課題は、従来の廃棄物回収プロセスは人的確認に依存しており、効率的な管理手段の必要性が高まっていることにあります。この課題に対処するため、画像認識によるソフトセンサー技術を活用し、廃棄物の集積状況を把握できるシステムを開発が必要です。この取り組みは、廃棄物回収プロセスの効率化とリサイクル工場の処理計画の最適化を実現することを目指しています。
実証実験の概要:
廃棄物置き場にカメラを設置し、約2か月間、現場の画像を収集
収集した画像を学習することで容器検出および集積状況を推定
検出および推定した結果をデータとして出力できることを確認
期待される利益:
今回の実証実験の成功により、AI×画像認識を活用することで、廃棄物の集積状況を人間介在なしに把握可能にしました。これにより、効率的な回収計画を立案できるようになります。また、リサイクル工場内の処理状況と連携し、オペレーション全体の最適化を実現します。
▪️アルカイック社のCEOである[横山 淳]のコメント
「今回の廃棄物置き場の可視化に関する実証実験の成功に喜びを感じています。当社が担当したAIによる集積状況計測システムは、従来の人的確認に依存する方法とは異なり、画像認識のソフトセンサー技術を活用することで、効率的かつ正確なデータ収集を実現しました。この技術の導入により、廃棄物回収プロセスにおける管理と計画立案が大幅に改善され、サーキュラーエコノミーへの貢献が拡大することを期待しています。
これからも、株式会社Archaicは革新的なテクノロジーを活用し、持続可能な社会への貢献を追求していきます。サトーホールディングス株式会社との協力を通じて、より良い未来を実現するための努力を継続して参ります。」
▪️サトーホールディングス株式会社 T4Sビジネスラボの所長[平田 和也]のコメント
「株式会社Archaicの多大なるご協力により、AIによる廃棄物の集積状況計測実証実験を成功できたことを嬉しく思います。サーキュラーエコノミー実現の為には、現在の人的オペレーションから脱却し、AIやIoT等のデジタル技術の活用が必要不可欠と言われております。今回の実証実験は正にそれを体現するものであり、当社としても挑戦的な取り組みでした。しかしながら株式会社ArchaicのAI領域における豊富な経験と、当社が長年現場課題を解決する事に尽力してきた「現場力」の融合により、期待された成果を得ることが出来ました。
これからも当社は様々な革新的な企業との共創を通じて、より豊かで持続可能な世界社会の発展に貢献して参ります。」
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