再生可能エネルギーの開発~施工により地球温暖化防止を目指す翔栄クリエイト ソーラーシェアリング事業で「原木しいたけ」を栽培!
1年後は4.75トン、4年後は19トンの収穫を予定。美濃加茂市の里山再生プロジェクト「里山千年構想」への貢献も目指す
時代ごとに変化するニーズを本質から理解しそれに応える事業を多角的に展開する、株式会社翔栄クリエイト(本社:東京都新宿区 代表取締役:宇佐神 慎 以下、当社)は、再生可能エネルギーの開発・設計・施工により、地球温暖化防止と「環境を守る」事業の取り組みの一つとして、岐阜県の美濃加茂市・川辺町にソーラーシェアリング(農地の上での太陽光発電所)を建設しており、この度、そのソーラーパネルの日陰を利用した「原木しいたけ」の栽培計画を発表しました。本計画は、美濃加茂市の里山再生プロジェクトである「里山千年構想」への貢献も目指していきます。
「原木しいたけ」の栽培計画について
当社では、再生可能エネルギーの開発・設計・施工により地球温暖化防止を目指すクリーンエネルギー事業や、農薬・化学肥料不使用で固定種・在来種による自然農法により、安心・安全な食の提供と持続可能な農業の実現に向けたアグリ事業などを展開しています。この度の美濃加茂市・川辺町をまたぐ地域でのソーラーシェアリング事業は、この2つの事業でシナジー効果を生み出す事業として取り組んでいます。
岐阜県の美濃加茂市・川辺町に導入を計画中のソーラーシェアリング事業では、ソーラーパネルの日陰を利用して「原木しいたけ」の栽培を行います。原木しいたけの栽培には風通しがよくて涼しく、適度な湿度が保たれている場所が適しており、今回山間部に設置するソーラーパネルの日陰がその条件を満たします。現在は試験栽培を実施中ですが、ソーラーシェアリングの工事完了後に原木を導入し、本格的な栽培を開始いたします。1年目は19,000本(収穫予定量約4,750kg/年)の原木導入を予定しており、4年後には76,000本(収穫予定量約19,000kg/年)の導入を目指します。その後は継続してこの本数を維持できるよう取り組んでまいります。原木は日本国内から調達予定ですが、将来的には美濃加茂市内からの調達も目指しています。尚、栽培使用後の原木は土壌改良に活用する他、様々な方法でリサイクルしていく予定です。
原木しいたけと菌床しいたけの違いについて
現在、日本のしいたけの栽培は、原木が8%で菌床が92%※となっています。
菌床しいたけは、おがくずを固めた菌床と呼ばれるブロックに菌を打ち、湿度の高い暗室内で栽培されます。人工的に養分を与えることで、次々と収穫することができ、1年中出荷が可能です。
一方、原木しいたけは、自然の中で栽培されています。原木での栽培は気候条件に左右され、安定した収穫量を見込むことが難しく、生産数が少ない上、原木に菌を打ち込み、収穫までに約1-2年半と時間もかかり、収穫も春と秋の年に2回のみです。しかし、しいたけは自然発生するため、完全な無農薬で栽培することができます。さらに、時間をかけて育てることで肉厚で、味や香りも良いしいたけが収穫できます。また乾燥させることにより、一層うま味や栄養価が高まるとされている無農薬の原木しいたけを年間通して楽しんでいただくことができます。
※年間に収穫される原木しいたけの収穫量 出典:「令和元年年特用林産基礎資料」
翔栄クリエイトで試験栽培している原木しいたけの様子 一般的な菌床しいたけの栽培の様子
岐阜県の美濃加茂市・川辺町へのソーラーシェアリング導入について
美濃加茂市・川辺町の2つの市町をまたいだ地域でのソーラーシェアリングの導入に際しては、自治体や農業委員会の理解や認可を得るための手続きが煩雑なことに加え、適切な農業と収穫量の報告、3年ごとの更新など、維持にも工数が多くかかります。また、一般事業者は農業経験がないため、認可がおりないことも数多くあります。今回当社が着工・設置許可を得ることができた美濃加茂市においても、ソーラーシェアリングは初の認可となるため住民の皆様にご理解、ご納得いただけるような説明や、導入に際しての行政協議においてとても大きな困難を乗り越えてきました。当社はソーラーシェアリングの設備工事のみならず、こうした事前の地域住民や市議会をはじめとした行政への説明、許認可の取得等の開発行為を、これまでの事業で培った経験や知識、各所へのリレーションを生かして丁寧にコツコツと行ってまいりました。そのため、地域全体が統一した見解と受け入れの風土を持った上で導入に至ることができました。2021年3月より太陽光設備工事の着工をしており、2022年5月に完工予定です。
翔栄クリエイトで施工した片野牧場(静岡県田方郡函南町)のアグリソーラー
美濃加茂市里山再生プロジェクト「里山千年構想」への貢献
美濃加茂市では、昔からの山の姿を取り戻し、本当の里山の魅力を再生することを目指し、千年経っても変わらない風景を残す「里山千年構想」を掲げています。「里山千年構想」では、美濃加茂市の自然があふれる環境を見直し、これからの新しい時代に向けた新しい提案がされています。
当社では、今回の原木しいたけ栽培計画実施にあたり、美濃加茂市の原木を使用することで、美濃加茂市が掲げている「里山千年構想」への貢献も目指します。美濃加茂市の「里山千年構想」への想いを受け、里山再生プロジェクトを成功できるよう原木という資源を活用し、本プロジェクトが掲げる『里山の樹木を価値あるものへ』の指針に貢献できるよう取り組みます。
ソーラーシェアリング以外でも地元の伝統野菜を栽培
当社はアグリ事業として、自社保有の翔栄ファーム、前橋農場(群馬県)、龍ヶ崎農場(茨城県)にて農薬・化学肥料不使用、固定種・在来種の自然栽培を行っていますが、このソーラーシェアリングを導入する美濃加茂農場でも、ソーラーパネルの下以外の農地では、地元の伝統野菜である桑の生豆、飛騨カボチャを栽培しています。2019年から土壌づくりを開始し、作物の種類も増やしつつ、日本ミツバチの養蜂にもチャレンジしています。
【今までに栽培した美濃加茂農場の農作物】
インゲン豆(桑の生豆)、飛騨カボチャ、梅、栗、トマト、浅黄九条葱、パクチー、にんじん、里芋、六条大麦、大豆
翔栄ファームの農作物は、ビセットプラザ店舗、およびECサイト「しぜんとくらそ」にてご購入いただけます
■リアル店舗 【ビセットプラザ】
ビセットプラザでは毎週火曜日、木曜日、土曜日に畑から直送された野菜を販売する他、安心安全な食材や乳製
品、お菓子なども購入できます。
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野3-7-23(JR東中野駅徒歩2分)
営業時間:9:30~20:00(日曜・祝日定休)
ビセットプラザURL:https://beset-plaza.net/
■ECサイト 【しぜんとくらそ】
宅配による翔栄ファームの野菜の購入の他、ビセットプラザにて販売している一部の商品も購入可能です。
しぜんとくらそURL:https://shizekura.net/
安心安全な食の情報発信
ビセットプラザの最新情報やイベント情報、食の安心安全は、「プラザ通信」:https://beset-plaza.net/blog/
メニュー紹介や様々なキャンペーン企画はインスタグラム:https://www.instagram.com/besetplaza/?hl=ja
食の安心安全にまつわる豆知識と農場の旬なお野菜情報は、「コラム農場便り」:https://syouei-farm.net/column/
農場体験などのイベント情報や宅配サービスでのお買い得情報は、インスタグラム: https://www.instagram.com/syouei.agri/を是非チェックください。
◆翔栄クリエイトについて
今儲かっていることでは無く、今問題になっていることを、これから儲かりそうなことでは無く、これから問題になりそうなことを解決する事業を多角的に展開しており、現在では10の事業を手掛けています。 「真の意味で、時代のニーズに応えうる事業を行う」という理念を掲げ、健康、環境、経済など、分野にとらわれず真のニーズに挑戦している企業です。
◆会社概要
会社:株式会社翔栄クリエイト
代表:代表取締役 宇佐神 慎(うさみ まこと)
本社:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-8-1 新宿ビルディング1階
URL:https://syouei-corp.net/
TEL:03-6894-2211
設立:1997年8月
事業:○環境を守るための事業(クリーンエネルギー事業部)
・クリーンエネルギー事業:地球温暖化を防ぐ再生可能エネルギーの設計・施工
・建築設備工事事業:異常気象に対応可能な建築設備設計・施工
・海外事業:クリーンエネルギーの海外展開
○健康を保つための事業(ライフクリエイション事業部)
・アグリ事業:固定種、在来種、無農薬・無化学肥料の自然栽培農業
・ビセットプラザ事業:安心安全にこだわった食の知識と情報発信、店舗運営
・ビセットフィット事業:食事×運動のパーソナルジム「Be-set fit」の運営
・ウエルネス事業:水素関連製品および災害対策製品の企画・開発・販売
・デンタル事業:3Dデジタル見えないワイヤー矯正システム「ビセットライン」
○経済を支えるための事業(ビジネスクリエイション事業部)
・クリエイティブ事業:業績を上げるオフィスデザイン・施工・ブランディング事業:IT導入補助金を活用
したWebビジネス促進支援・Web研修「Web担」
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像