トヨタグループが提供する、新しいモビリティサービスの実証実験「TOYOTA CONIQ RIDE〈トヨタ コニック ライド〉塙(はなわ)」を福島県で開始
地方自治体の交通課題解決とゼロカーボンシティ実現を目指して、4月10日(月)から福島県東白川郡塙町でオンデマンド交通の実証実験を開始
トヨタグループの一員として、モビリティ領域から拡がる新たなビジネス創造に挑戦するトヨタ・コニック・プロ株式会社(本社:東京都千代田区神田淡路町 2-101 ワテラスタワー、代表取締役社長:長田 准、以下「トヨタ・コニック・プロ」)は、福島県の塙町(町長:宮田 秀利氏、以下「塙町役場」)と共同で、グリーンスローモビリティを活用した実証実験を実施いたします。
「トヨタコニックライド塙(はなわ)」は、ラストワンマイルの交通サービスを通じて、交通空白地帯での新しいモビリティの可能性を検証するとともに、高齢者の移動に対する外出支援、商店街などの地域経済活性化に取り組んでまいります。本実証実験においてはグリーンスローモビリティと言われる電気自動車を使用。太陽光発電と蓄電池を組み合わせた給電ポートを使用することで「ゼロカーボンシティ」の実現を目指します。
- 運行コース
- 主要な乗降所
【塙厚生病院(はなわこうせいびょういん)】
【道の駅はなわ】
- 使用するモビリティ
高い航続性能と耐久性能で、実証実績が豊富な、ヤマハ発動機製のグリーンスローモビリティを使用。
【グリーンスローモビリティ(通称:グリスロ)とは】
「時速20km未満で公道を走ることができる電気自動車を活用した小さな移動サービス」の総称。環境負荷が少なく、狭い路地も通行可能。高齢者の移動や観光客周遊に資する「新たなモビリティ」として期待されています。- モビリティの給電設備
太陽光発電と蓄電池を組み合わせた給電設備により、自然エネルギ ーのみで充電可能な給電設備の実証も行います。実装段階では、商用電源を使用しない「オフグリッド給電ポート」の開発を目指し、万一の停電時にも使用することができるため、防災設備としても期待できます。蓄電池には、自動車で使用できなくなった廃バッテリーの再利用を検討することで、資源のリサイクルを加速させ、循環型社会に適用します。
- 実証運行概要
コンセプト | Mobility for All / 全ての人に移動の自由を |
特徴 | 環境負荷が少なく、持続可能なモビリティ運行サービスの開発 |
日程 | 2023年4月10日(月)~5月末 |
運行ルート | 塙町の中心部(JR磐城塙駅を起点に1.5km圏内=ラストワンマイル) |
主な乗降所 | JR磐城塙駅 / 塙厚生病院 / 道の駅はなわ / その他 |
乗車方法 | MONET Technologies社のアプリで乗車予約 / 運賃無料 |
実施体制 | 事業主体:トヨタ・コニック・プロ株式会社 共同運営:塙町役場(福島県東白川郡塙町) 運行車両:ヤマハ発動機株式会社製「グリーンスローモビリティ」 給電設備:T-PLAN株式会社製「青空コンセント」 システム:MONET Technologies株式会社 |
<ホームページ>
https://tqride-hanawa.com
<本リリースに関するお問い合わせ先>
トヨタ・コニック・プロ株式会社担当:荒川、高田、八橋、大崎
Mail:tqride_hanawa@toyotaconiq.co.jp
トヨタ・コニック・プロは、これからもトヨタグループの一員として、“一人ひとりの幸せ”のため、モビリティ領域から拡がる持続可能な未来に向けて挑戦してまいります。
- 会社概要
■社名:トヨタ・コニック・プロ株式会社
■設立:2021年1月(創立1949年3月)
■資本金:50百万円
■株主:トヨタ・コニック・ホールディングス株式会社(100%)
<ホールディングス株主:トヨタ自動車株式会社(66%)、株式会社電通グループ(34%)>
■代表者:代表取締役社長 長田 准
■事業内容:トヨタ自動車及びトヨタグループなどのマーケティングサービス・コンサルティング事業、モビリティサービス事業など
■ウェブサイト:https://toyotaconiq-pro.co.jp
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