SUSE、SUSE Edge SuiteとEdge 3.2でシームレスな小売業務の実現を支援へ
Forrester社の調査で、小売業者はエッジコンピューティングを活用する上で、顧客ニーズの予測と業務効率の改善を最優先事項として捉えていることが明らかに
NEW YORK – National Retail Federation (NRF)- 2025年1月13日 - 革新的でオープンかつセキュアなエンタープライズグレードのソリューションで世界をリードするSUSE®(日本法人:SUSEソフトウエアソリューションズジャパン株式会社 カントリーマネージャー 村上督)は本日、SUSE Edge SuiteおよびSUSE Edge 3.2を含む小売用SUSE Edgeソリューションの重要なモメンタムを発表しました。
小売業界は、エッジコンピューティングの急速な進歩によって、これまでになかった大きな変化を遂げようとしています。SUSE Edgeソリューションは、小売業者の喫緊の課題に対応し、オープンインフラストラクチャソフトウェアを提供して、ニーズに即座に対応した商品化、詐欺および盗難防止、リアルタイムの在庫管理、スマート決済システムなどの革新的なソリューションの構築をサポートし、顧客体験の向上、コスト削減、スタッフ効率の改善を実現します。
「SUSEは、今日の厳しい競争環境で小売業者が成功するためのエッジソリューションを提供することにコミットしています」と、SUSEのエッジビジネスユニットのゼネラルマネージャーであるKeith Basilは述べています。「SUSE Edge SuiteとSUSE Edge3.2は、小売業者のエッジ運用を最適化し、セキュリティを強化します。イノベーションを加速するために必要な包括的なツールと機能を必要とする小売業者にとっては画期的なソリューションです」 。
お客様のイノベーションをサポートし最適化するために、SUSEはSUSE Edge Suiteを発表しました。これは、SUSEのLinuxおよびRancher製品からの機能を単一のソリューションに統合した包括的なバンドルです。SUSE Edgeのメリットには以下が含まれます。
・運用効率を最大化し、コスト削減を加速: SUSEのエッジソリューションは、店舗や倉庫を含むあらゆる拠点で一貫性のある高い信頼性とパフォーマンスを提供。これにより、運用効率の飛躍的な向上と効果的なコスト削減を実現します。
・堅牢なセキュリティ: SUSEの堅牢なセキュリティ機能により、小売業者は、POSシステムや顧客データなどの重要なシステムをサイバーセキュリティリスクや情報流出から保護し、コンプライアンスを確保できます。
・イノベーションをさらに加速: SUSEの柔軟なオープンソースプラットフォームは、新機能とユースケースを迅速に展開して、顧客体験を向上させ、ビジネスの成長を推進します。これには、データ分析、オートメーション、AI/MLなどの技術を活用した迅速な商品化やスマート決済といったユースケースが含まれます。
・詐欺の検出と防止: SUSEのエッジソリューションを使用すると、データがリアルタイムに処理されるため、疑わしいアクティビティを迅速に特定して通知できます。eコマースプラットフォームで、不正な注文や怪しい動きをすぐに察知して、詐欺を防ぐことができます。
SUSE Edge Suiteは、SUSEエッジコンピューティングプラットフォームの最新バージョンであるSUSE Edge 3.2を基盤に構築されています。この最新バージョンには、お客様のビジネスをさらに加速させるための新機能と拡張機能が多数搭載されています。
導入がよりスムーズに: よく使われるハードウェアやシステム構成に対応した設計で、スムーズな導入を支援します。
運用コストを削減: イメージの構築、パッチ適用、デプロイなどを自動化し、運用コストの削減に貢献します。
柔軟な価格設定: お客様のビジネスモデルや規模に合わせて、柔軟な価格モデルとバンドルをご用意しています。
シンプルな運用: ゼロタッチデプロイメントにより、専門知識がなくても簡単に導入・運用できます。
AI/MLワークロードをサポート: AI/MLワークロードや、お客様が導入する生成AIモデルをサポートする、包括的なエッジスタックを提供します。
小売業のDXを加速するエッジコンピューティング:Forresterの最新調査結果
SUSEは先般、Forrester Consultingに委託した調査レポート「小売に精通したエッジパートナーによる店内体験の向上と運用効率化(Elevate In-Store Experiences and Streamline Operations with Retail-Savvy Edge Partners)」を発表しました。このレポートは、小売業がエッジコンピューティング導入において直面する課題と、その解決策を明らかにするものです。
この調査では、小売業者が直面する主要な課題として、セキュリティの懸念、スタッフのスキルアップの必要性、新しいエッジソリューションのスケーリングなどが挙げられておりますが、SUSEはこれらの課題を解決するためのエッジソリューションと専門知識を提供しています。
この調査では、小売業者が様々なエッジテクノロジーを導入している一方で、 それらをどのように活用し、ビジネス目標を達成するのか、具体的な方法を見出すことに課題を感じていることが明らかになりました。
多くの小売企業は、顧客ニーズの予測や運用効率の向上といった目的を達成するためにエッジコンピューティングに期待を寄せていますが、具体的なユースケースの検討や、既存システムとの連携、セキュリティ対策、運用体制の構築など、解決すべき課題は山積みです。
この調査では、そうした課題を克服し、エッジコンピューティングを効果的に活用するための重要な領域として、以下の点を挙げています。
エッジでの運用効率の向上: 回答者の71%は、今後12〜18か月で店舗の運用効率を向上させることを最重要課題として位置付けています。運用効率を達成するために、44%が詐欺検出/削減のユースケースを展開予定としています。また、43%の回答者は、1年以内にコンテナ化されたインフラストラクチャに移行することで、運用効率をさらに向上させることができると考えています。
オープンソースの活用: 回答者の80%は、オープンソースがエッジアプリケーション戦略にとって重要または非常に重要であると回答し、67%はエッジインフラストラクチャ戦略において、オープンソースを重要視しています。
パートナーシップの重要性: 回答者の91%は、すでにパートナーシップを結んでいるか、小売業者の主要なエッジコンピューティング目標を達成するためにパートナーシップを結ぶ予定です。
SUSEは、2025年1月12日から14日まで、ニューヨーク市で開催された全米小売連盟(NRF)2025カンファレンスおよびエキスポのブース#4140、レベル3でエッジソリューションを展示いたしました。
SUSE Edge 3.2およびSUSE Edge Suiteの詳細については、www.suse.comをご覧ください。Forresterレポート全文はこちらからご確認いただけます。
その他のリソース
小売成長のためのエッジコンピューティングインフォグラフィック
SUSEについて:
SUSEは、革新的で信頼性が高く、セキュアなエンタープライズオープンソースソリューションのグローバルリーダーです。SUSE® Linux Suite、SUSE® Rancher Suite、SUSE® Edge Suite、SUSE® AI Suiteなどのソリューションを提供しています。Fortune 500企業の60%以上が、ミッションクリティカルなワークロードの構築にSUSEを利用しており、データセンターからクラウド、エッジ、そしてその先に至るまで、SUSEはあらゆる場所でのイノベーションを可能にします。SUSEは、オープンソースに "オープン "を取り戻し、パートナーやコミュニティと協力して、お客様がイノベーションの課題に取り組むための俊敏性と、戦略やソリューションを進化させるための自由を提供します。詳細については、www.suse.comでご確認ください。
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