【7年連続No.1】関西クリーンサービスが2025年の遺品整理現場の相談傾向と現場の変化を発表

〜「孤独死」「ゴミ屋敷」「実家じまい」相談内容は多様化・深刻化へ。現場で見える社会課題を報告〜

A-LIFE株式会社

遺品整理サービス関西クリーンサービス(所在地:大阪府大阪市、運営:A-LIFE株式会社、代表取締役:亀澤 範行)は、株式会社東京商工リサーチが2025年9月に行った調査(※1)において、遺品整理事業の受注件数で7年連続関西No.1を達成しました(※2)。

近年、整理・清掃サービスを請け負う業界では、遺品整理はもとより「孤独死に伴う特殊清掃・整理」「ゴミ屋敷の片付け」「実家じまい(家財整理・売却準備)」など、様々な片付けニーズが広がっています。

当社では、今回のNo.1達成を受け、2025年に寄せられた相談内容を独自に分析。依頼の増加に加え、背景の多様化や当事者意識のギャップなど、現場で起きている変化が明らかになりました。本リリースでは、2025年の遺品整理現場の最新動向をご紹介します。

※1…調査概要

 ・調査機関:東京商工リサーチ

 ・調査項目:遺品整理事業の受注件数並びにメディア取材件数に関する調査

 ・調査対象範囲:日本国内(関西地区)

 ・調査時期:2025年9月

※2…調査:[7年連続] 2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年の受注件数が関西No.1

相談数は約5倍に拡大。7年連続No.1の背景にある整理・清掃ニーズの変化

当社は2019年に初めて、遺品整理事業の受注件数で関西No.1となりました。その後、新型コロナウイルス流行の影響も受け、遺品整理を軸とした相談内容は広がりを見せています。

孤独死に伴う整理・清掃や、ゴミ屋敷の片付け、実家じまい(家財整理・売却準備)など、遺品整理と密接に関わる分野の相談が増え、整理・清掃全体の総相談数は右肩上がりで推移。

当社への相談件数は、2025年に前年比で約40%増、2019年比では約5倍となりました。

また近年は、ゴミ屋敷の片付けの「リピーター依頼」も目立ち、「一度は片付けたものの、生活状況が改善せず、再び環境が悪化してしまう」というケースが一定数見受けられます。

このように依頼内容は年々多様化・複雑化しており、遺品整理の現場は、社会の変化を映し出す場にもなっています。

理解は広がるが、当事者意識は追いつかない――現場で見える実態

2025年、国は初めて孤独死の年間統計を発表し、孤独死に対する社会の認知や関心は大きく広がっています。その影響もあり、依頼者の中には「孤独死には特殊清掃が必要と聞いたことがあった」「ニュースで見て意識していた」と話す方が増えています。

しかし、同時に「まさか自分の身内が孤独死するとは思わなかった」「もっと早く相談すべきだった」という声も依然として多く聞かれます。

認知は進んでいても、「自分は当事者にならない」という感覚の人が多く、当事者意識が持てないまま問題に直面しているというギャップは顕著です。

当社では、こうした実態を伝えるために孤独死やゴミ屋敷の現場取材を行い、動画を公開してきました。取材を重ねる中で見えてきたのは、孤独死やゴミ屋敷に至る要因に、特別な事情があるわけではなく、現代社会に広く存在する課題が重なり合っているという事実です。

【孤独死・ゴミ屋敷現場で多く見られる背景事情】

  • 離婚・家族関係の希薄化

  • ひきこもり・社会的孤立

  • 発達障害、精神疾患

  • 不規則勤務や長時間労働

  • 借金・生活困窮

  • 生活保護の利用 など

動画の視聴者からは、「自分も似た状況になったことがある」「離れて暮らす家族に連絡しようと思った」など、共感や気づきを示すコメントが寄せられています。

こうした背景は個人の努力だけでは解決が難しく、家族関係、精神的余裕、働き方、支援制度の隙間にある課題など、社会構造に起因する問題が影響しています。

それでも、当事者の事情を理解しようとする社会的な共感が広がりつつあることは、問題意識が広く共有され始めた兆しといえるでしょう。

「社会に寄り添う遺品整理」の専門性と体制

「遺品を整理する」という行為は、遺族の心を整理する時間でもあります。

当社は、ご遺族の気持ちに寄り添う姿勢を大切にしています。ご遺族が生活を再出発する区切りとなる大切な場面で、「人と人、家族のつながり」を見つめ続けてきました。

代表の亀澤範行(僧名:亀澤隆昭)は、真言宗の僧侶としても活動中です。遺品整理の現場では、故人への読経やご遺族と共に手を合わせる時間を設けています。丁寧な供養の時間は、ご遺族の心の負担に寄り添い、気持ちの整理を進め前を向く力となっています。

また、遺品整理士やグリーフケアアドバイザーなど、専門資格を持つスタッフが多数在籍。遺品整理だけでなく、孤独死現場・多頭飼育現場・ゴミ屋敷の特殊清掃にも高い技術で対応し、「技術」と「心」の両面で安心できるサービス体制を整えています。

「孤独死ゼロ」社会を目指し、自治体と連携

関西クリーンサービスでは、遺品整理・特殊清掃業務を通して見えてきた社会課題に向き合うため、自治体や社会福祉協議会と連携し、遺品整理や孤立問題に関する講演・勉強会を開催しています。

2025年は、民生委員など地域の見守り活動を担う方々と、整理・清掃の現場の実情や課題を共有しました。清掃現場と地域支援の現場が横断的に連携したのは、今回が初めてのことです。

「見守りの必要性は強く感じているが、担い手不足が深刻」という支援現場の声を聞き、課題の重さを改めて実感しました。

私たちは、遺品整理や片付けの最前線に日々立っています。単に依頼を受けて作業を行うだけでなく、現場で見えてきた課題を社会と共有し、孤立の連鎖を防ぐ取り組みにつなげていきたいと考えています。今後も、現場と地域支援がつながる機会を大切にしながら、社会課題の解決に寄与する活動を続けてまいります。

これまでの講演活動

「孤独死ゼロへの道」社会福祉協議会主催

「遺品整理業界の発展と若手育成」遺品整理士認定協会主催 など多数

また、調査レポートを実施・発表し、現場経験に基づいた知見を社会に還元する活動も行っております。

これまでの調査レポート

・不動産従事者を対象にした事故物件に関する調査

・ゴミを溜めてしまう方の特徴やきっかけに関する調査

・行政を対象としたゴミ屋敷の実態調査

・引きこもり当事者や家族を対象にした引きこもりの意識調査 など

“生活再建”まで寄り添う関西クリーンサービスの取り組み

当社では、整理・清掃サービスや上記の活動に加えて、多面的な取り組みを行っています。

■ワンストップサービス

特殊清掃、遺品整理、不動産買取、合同供養、グリーフケアなど、依頼者の心身の負担を軽減する一括サポート体制を整えています。

■事故物件の再生プロジェクト

特殊清掃後の物件を、地域の役に立つ場として再生する取り組みを実施。

子ども食堂としての再活用や、寺院の設立を予定しています。

■若い世代へ現場のリアルを伝える活動

怪談イベント・トークショーで現場の実情を語る活動や書籍出版、ポッドキャストなど、世間の理解を深めるための発信を続けています。

■メディア出演

全国放送から関西ローカル・BSまで、幅広いメディアに当社の活動をご紹介いただいています。

取材は随時承っておりますので、ぜひご連絡ください。遺品整理の悩みや遺品の処分に関することなど、世の中の悩みや疑問、社会問題について専門家の視点からお答えいたします。

代表コメント

このたび関西クリーンサービスは、株式会社東京商工リサーチの調査において、遺品整理の受注件数で7年連続 関西No.1を達成いたしました。

遺品整理という大切な場面で、関西クリーンサービスをお選びいただけたことを、心より感謝すると共に、今後も、より多くのお客さまが遺品整理を安心してご利用いただけるよう、お客様のご要望を追求し、お客様のご期待を超える感動を提供できるよう努めてまいります。

関西クリーンサービス 代表取締役 亀澤 範行

関西クリーンサービスへのお問合せ・ご相談

本リリースの内容について、現場責任者や代表への取材可能です。お問い合わせは下記3つの方法からお選びください。

お電話:0120-673-373(受付時間8:00~20:00)

お問い合わせ:https://www.k-clean.jp/estimate/

メール:info@k-clean.jp

公式LINE:https://lin.ee/KRHkY8h

A-LIFE株式会社

A-LIFE株式会社

サービス名称:関西クリーンサービス(https://www.k-clean.jp/
所在地:大阪市東成区深江北3-16-39
配信企業名:A-LIFE株式会社(https://alife-grp.com/
本社所在地:奈良市西大寺赤田町1-4-6A-LIFEビル
代表取締役:亀澤 範行
事業内容:遺品整理・事件、事故現場の特殊清掃、産業廃棄物収集運搬業、リサイクル関連事業全般 等
設立日: 2006年12月
資本金:3000万円

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会社概要

A-LIFE株式会社

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URL
https://www.k-clean.jp/
業種
サービス業
本社所在地
奈良県奈良市西大寺赤田町1-4-6 A-LIFEビル
電話番号
0742-41-1404
代表者名
亀澤 範行
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2006年12月