“システムモデルをステークホルダー全員が活用できるものに” 図研、MBSEを活用した製品開発コラボレーションのための新ソリューション「SIDEKICK」を発表
顧客も含めたステークホルダーとの連携により製品開発の生産性を向上!製造業DX EXPO2025のブースで紹介
製造業向けにMBSEソリューションを提供する図研(神奈川県横浜市、代表取締役社長兼COO 勝部 迅也 : 以下、図研)は、今般、主力製品であるMBSEモデリングツールの最新バージョン「GENESYS 2025」をリリースするとともに、WEBベースのコラボレーション環境「SIDEKICK」を日本市場向けに提供を開始します。
「SIDEKICK」は、MBSEを用いた製品開発において、システム設計者とステークホルダー間のコラボレーションを促進し、システムモデルを核に広範なエンジニアリングプロセスのコミュニケーションを統合することで、途切れのないデータ連携を実現するプラットフォームです。

Zuken Vitechのプリンシパル・プロダクト・マネージャーであるDaniel Nguyenは、次のように述べています。
「SIDEKICKは、システムモデルをより身近なものにし、チーム全体で活用できるものにしたいという顧客のニーズに直接応えるものです。今回のリリースにより、ユーザーは優れたシステムモデルを構築できるだけでなく、実際のエンジニアリング成果を生み出す意思決定プロセスやレビュープロセスに、システムモデルを関連付けることが可能になります」。
■「SIDEKICK」の主な機能
「SIDEKICK」の初期リリースでは、以下の機能を搭載しています。
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レビュータスクの詳細設定、ダッシュボード表示
レビュー管理者は、モデル全体や特定要素、あるいはプロジェクトを横断するデータを含むカスタマイズされたレビューパッケージを作成でき、個々のステークホルダーに特定のレビュータスクを割り当てることができます。この対象を絞った表示設定によりレビューアは各自のダッシュボードから自身に関連するコンテンツにのみに集中できます。
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セキュアなWebインターフェースとインタラクティブなレビュー環境
割り当てられたタスクは、「SIDEKICK」のセキュアなWEBインターフェースにログインすると、すぐに確認できます。そこで担当者は、自身のタスクのステータス確認やシステムモデルの内容を精査し、構造化されたフィードバックを提供できます。また、システムモデルの成果物に紐づけられたスレッド形式のコメントや会話が表示でき、フィードバックの理解・追跡・実行が容易になります。
「SIDEKICK」は、製品開発レビューを従来の静的な文書ベースから、インタラクティブで追跡可能、かつ効率的なデジタルワークフローへと変革します。これにより、MBSEの適用範囲がより広範囲のチームへと拡大し、製品開発における意思決定の質と開発スピードの向上につながります。
今後、「SIDEKICK」はMBSEの導入において幅広いステークホルダーとの協調を促す、包括的なコラボレーション環境として進化し、追加機能の開発を進めていく予定です。
※ 「SIDEKICK」は、日本向けに8月より提供開始します。
※ 「SIDEKICK」は、図研の商標です。
■ 7/30~開催 「製造業DX EXPO 2025 夏 東京」で初公開
図研は、以下展示会にて「SIDEKICK」をいち早くご紹介します。
・展示会名:製造業DX EXPO 2025 夏 東京
・日時:2025年 7月30日(水)-8月1日(金) 各日10:00-17:00
・会場:東京ビッグサイト(東7・8ホール)
【特別講演】DXがもたらす新たな能力構築競争
・講演者:株式会社図研 専務執行役員 事業戦略担当 上野 泰生
・日時:7月30日(水) 12:30-13:10
・会場:未定(会場内講演会場)
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