株式会社ハナミスイと公益社団法人Civic Forceが協働 フェムテック製品提供へ
災害時の女性支援を強化する新たな取り組みを開始
災害支援活動を展開する公益社団法人Civic Force(所在地:東京都渋谷区 代表理事:根木佳織)は、
女性の衛生課題に対応するために、フェムテック製品を展開する株式会社ハナミスイ(所在地:東京都新宿区 代表取締役:方 智煥)と協働し、災害時の女性支援を強化する新たな取り組みを開始しました。
取り組みでは、ハナミスイ社のデリケートゾーンに使用できるケア商品を、Civic Forceが被災地での女性支援活動の一環として配布します。一部の商品は災害時に備えて、Civic Forceの佐賀県内の防災倉庫に備蓄されます。
災害時には、断水や避難生活の長期化により衛生環境が悪化し、特に女性にとっては身体的・精神的な負担が大きくなります。今回の協働は、そうした課題に対し民間企業と連携することで迅速かつ的確な支援を届けることを目的としています。
Civic Forceは今回のハナミスイ社との連携により、より多様なニーズに応える支援体制の構築を目指します。


■株式会社ハナミスイ 広報担当コメント
「Civic Force様との取り組みが実現したのは2024年2月、能登半島地震の被災地を取材されたテレビ局の方から、“インクリアは被災地で役立つのでは”というお声をいただいたことがきっかけでした。現地では、避難生活が続く中で女性の衛生環境が厳しく腟炎などのトラブルに悩む方も多いと伺いました。ハナミスイは石川県へ義援物資申請を行いましたが、フェミニンケアへの理解が十分に浸透しておらず当時は実現に至りませんでした。今回、Civic Force様との協働により災害時にもフェミニンケアを必要とする方々に製品をお届けできることになり、大変うれしく思います。少しでも、多くの女性の健康と安心に貢献できれば幸いです」
■公益社団法人Civic Force 代表理事 根木佳織コメント
「災害時の支援は、食料や水だけでなく、衛生面や心のケアも含めた包括的な対応が求められます。
ハナミスイ社との連携により、女性の視点に立った支援を強化できることを心強く感じています」
■株式会社ハナミスイ
2003年の創業以来、女性特有の悩みに寄り添いフェミニンケア製品に特化して、研究・開発を行っている医療機器、化粧品の製造販売メーカー。使い切りタイプの腟洗浄器「インクリア」、デリケート
ゾーンにも使用できるスキンケア「アウトクリア」などのプロダクトを展開。主力商品のインクリアは
全国約20,000件のドラッグストア・薬局等でお取り扱いいただいている製品。ユースクリニックなどにもサンプリング製品を積極的に提供している。
会社名:株式会社ハナミスイ
代表者:方 智煥
所在地:東京都新宿区
■公益社団法人Civic Force
Civic Forceは、日本で起きる大規模災害に対応し、企業、NPO、行政などの連携によって迅速で効果的な支援を実現するため、2009年に設立。発災直後から復旧・復興まで、個々の強みを最大限に生かすことで、被災地のニーズに即した支援を実現。被災地と被災地をつなぎ、被災の経験や教訓を共有することで、災害に強い地域づくりをサポートしています。
団体名:公益社団法人Civic Force
代表理事:根木 佳織
所在地:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2階
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