【塾エイド】学習塾における問い合わせから面談・契約においての課題は?アンケート調査で見えた契約までの”ボトルネック”とは

株式会社インサイト・ジャパン

「塾の成功と学生の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という目的・志のもとに主体的に集まり、相互に協力して地域教育に貢献するための塾・スクール経営の組織である塾エイド(運営法人:株式会社インサイト・ジャパン、代表取締役社長: 鴨志田順)は、全国の学習塾経営者を対象とした「塾運営に関するお悩みアンケート」を実施いたしました。今回は、『問面率』『面契率』に関する結果についてお知らせいたします。

1. 調査背景

 少子化の進行や教育ニーズの多様化、保護者の価値観の変化などにより、学習塾業界を取り巻く環境は年々大きく変化しています。

これまでのように学力指導だけで差別化を図ることが難しくなり、「どのように生徒を集めるか」「どのように人材を確保し育てるか」「どのように安定した運営体制を構築するか」といった課題が、より複雑かつ多様な形で現場に表れています。

塾エイドには、全国の塾経営者や教室長の方々から、こうした経営・運営に関するご相談やお悩みの声が日々寄せられています。

そうした“現場のリアルな声”を数値的な指標として可視化し、業界全体の現状と変化を捉えることを目的として、本アンケートを実施いたしました。

調査では「集客」「人材・育成」「運営」の3つの観点から、塾の抱える課題や今後の方向性を多面的に分析しています。

得られたデータは、塾エイドの「塾の成功と学生の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という理念のもと、各塾の経営課題に寄り添ったソリューションの提供やサービス開発へと反映してまいります。

また、塾運営に携わる皆様におかれましては、今後の経営判断や運営改善の参考としてご活用いただければ幸いです。

 学習塾運営において、「入会者数」は最も重要な指標の一つです。入会者数を最大化するためには、「問い合わせ数」をいかに増やすかという点も大事ですが、一方で問い合わせ者をいかに面談・体験につなげられるか、面談・体験後にいかに入会につなげられるか、といった観点も必要です。一般に塾においては前者を『問面率(問体率)』、後者を『面契率(体契率)』と言います。

問面率・・・資料請求や電話などの問い合わせから実際の面談に至った割合

面契率・・・その面談の場で入塾(契約)を決定してもらった割合

 これらの指標は、入会者数を最大化するにあたって何がボトルネックになっているのかを洗い出し、施策を検討するために算出されます。こうした指標に対して、学習塾経営者の所感を調査するために、本アンケートを実施いたしました。

※塾エイドセミナー資料より抜粋

2. 調査概要

・調査方法: WEBアンケート方式

・調査対象: 全国の学習塾経営者59名

・調査実施: 2025年10月

※本調査を引用される場合 「『塾エイド』調べ」と明記ください。

3. 調査データ詳細

問い合わせ数が伸び悩んでいる

「思う」「どちらかというとそう思う」が計64.4%で半数以上が問合せ数が伸び悩んでいるという結果となりました。

問い合わせから面談、体験へつながらない

「そう思う」「どちらかといえばそう思う」は合わせて約52.6% となり、半数以上が問い合わせから面接、体験につながらないと感じていることが明らかになりました 。


入塾率(体験後)が低下している、体験後フォローが弱く未入会が続出している

「思う」「どちらかといえばそう思う」が計32.2%となり、入塾率低下、体験後フォローに対して課題を感じている方は半数以下という結果になっています。

4. 考察

 問い合わせ数に関しては、約64%が低下を感じているという結果となり、やはり業界全体での大きな課題となっていることが分かりました。その背景として、少子化による子供の減少や教育費の高騰、販促の多様化により保護者の選択肢が広がったこと…が考えられます。

 これに対し、例えば自分の塾の強みを再度整理し、広告文やチラシのクリエイティブ等での打ち出し方、メッセージを変えることで、一定の効果が見込める可能性があります。また、口コミ・紹介キャンペーンや、ターゲットとなる学校を絞って校門前配布を行う等工夫することで、費用を抑えて問い合わせを起こす、といった施策も有効です。

 一方で、「入塾率(体験後)が低下している」については約67%が「そう思わない」と回答しており、体験まで来てもらえれば入会させる自信がある(実際に入会している)、といった塾が多いことが分かります。
 その前段階である「面談・体験につながらない」と感じている人が約53%と半数以上を占める結果となりました。問い合わせが低下している事ももちろんそうですが、発生した問い合わせを確実に面談・体験につなげる施策が必要そうです。具体的には問い合わせ発生時に、なるべく早く体験・面談日程をご案内する、LINE等で接触回数を増やし、面談・体験に行ってみたいと思ってもらえる仕組みを作る、等があげられます。
 特に近年は、塾を選ぶ際に検討・比較に1ヵ月を要する、といったデータもあります。この1か月間で保護者との接点を持ち続け、興味・関心度を高めていくことが、今後の面契率アップのためのカギになりそうです。

アンケートを元に塾エイド作成

5.塾エイドが提供する塾経営・運営サポートについて

 塾エイドは「塾の成功と生徒の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という理念のもと、塾の先生方がコア業務である「教育」に集中できるような仕組みづくりを日々実践しております。教育業界を取り巻く環境は日々変化しており、塾エイドが情報の集約を行って、セミナーやコンテンツを通して発信していくことで、効率よく情報収集いただけます。

 今回取り上げた『問面率』『面契率』テーマについて、塾エイドでは過去以下のようなセミナーを開催しております。入会者数を最大化したい…といった方は必見の内容です。ぜひこの機会に、公式HPからフレンド会員登録(無料)、塾エイドLINE公式のご登録をいただけますと幸いです。

『問面率』『面契率』テーマで実施したセミナー例

“持ち帰り”を“申込”に変える!保護者面談クロージングの極意

〜よくある失敗パターンと改善事例を徹底解説〜

株式会社ウーマンプラスαの菊地様にご登壇いただき、「クロージング力」、つまり面談契約率をアップさせるための”極意”についてお話しいただきました。

追っかけ電話を卒業?

LINE公式を活用して面契率&継続率を劇的に改善!

塾エイド主催にて、「LINE公式」を活用した保護者とのコミュニケーション手法、問合面率、面契率、継続率アップのための活用方法をご紹介いたしました。

塾エイドセミナーのアーカイブはこちら(一部有料会員限定)
https://jukuaid.com/Seminar

塾エイド公式HP
https://jukuaid.com/

塾エイドLINE公式
https://page.line.me/887hcxuv?openQrModal=true

 また、問面率・面契率アップにおいて、『LINE公式』での接点づくりが非常に有効です。LINE公式は1:1のチャットだけでなく、一部の方を対象としたメッセージ配信や、ステップ配信を実施できます。到達率の高いLINEだからこそ、伝えたい情報を確実に届けることができます。
 塾エイドでは、これまで数多くの塾へLINE公式を提供してまいりました。そこで得たノウハウを活かし、「塾特化」のLINE公式サービスを提供しております。アカウントの作成や構築はもちろん、実際の塾運営における運用サポートまでフォローいたします。
 ご興味がありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 実際にLINE公式を運用している教室において、面契率が大幅に向上した事例もあります。また、コミュニケーション量の増加により、継続率アップにも一定の効果が期待できます。

 ご案内は以上です。本調査や塾エイドに関してご関心やご質問のある皆様は下記までお問い合わせくださいませ。

info@jukuaid.com

【株式会社インサイト・ジャパンについて】

所在地 :本部 千葉県我孫子市本町2丁目7−17 カメリア7ビル205

     TEL:050-5052-1133 FAX:04-7165-3534

事業内容:学習塾ボランタリーチェーンの運営

会社沿革:

2020年  6月  学習塾ボランタリーチェーン本部発足

2020年10月  第1回セミナー開催

2021年  1月  サービス名称を塾エイドに決定

2021年  2月  会員募集開始

2021年  6月  会員塾100教室突破

2021年  8月  セミナー参加者延べ1000名突破

2022年12月  会員1000教室突破

2024年  2月  セミナー参加者延べ5,000名突破

2024年10月  会員1,500教室突破

2025年  7月    セミナー参加者延べ7,000名突破

2025年10月  会員2,000教室突破

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ビジネスカテゴリ
学習塾・予備校・通信教育
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会社概要

URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県我孫子市本町二丁目3番23号 田中ビル2階
電話番号
-
代表者名
鴨志田 順
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2012年12月