神戸国際大学、留学生のキャリア形成に関する公開FD研修会を開催
他大学の教職員も参加し、多文化共生に向けた意見交換を実施
神戸国際大学(神戸市東灘区)は、2026年9月17日(木)、一般社団法人大学コンソーシアムひょうご神戸の協力のもと、「中小規模大学における留学生のキャリア形成」をテーマとした公開FD研修会を開催しました。この研修は本学および他大学の教職員を含む40名が参加しました。

神戸国際大学では、30年以上にわたり私費留学生を受け入れ、日本での就職をはじめとするキャリア形成を支援してきました。近年は、アジアの非漢字圏からの留学生が増加傾向にあるなど、留学生を取り巻く環境も変化しています。こうした背景を踏まえ、今回の研修会では、留学生へのキャリア教育・支援の現状と課題を整理し、今後の支援のあり方について考えました。
後半の意見交換では、教職員による留学生支援だけでなく、留学生同士、留学生と日本人学生など「学生同士の関係づくり」や異文化理解を深める機会の必要性についても多くの意見が交わされました。
政策と追跡調査、2つの視点から留学生支援を考える

研修会の前半では、瀨古悦世教授と上田恵美子教授が、それぞれの研究成果をもとに報告しました。瀨古教授は、「日本の留学生政策-数字と政策の変遷から現在地を把握する-」をテーマに、日本の留学生政策の変遷などから、留学生を取り巻く現在の環境について解説しました。
上田教授は、「留学生追跡調査からみるキャリア意識の変化」をテーマに、本学留学生への追跡調査から見えてきたキャリア意識について報告。
調査では、経済的支援や就職・キャリア支援を重視して大学を選択している本学留学生の実態についても紹介しました。
両教授は現在、神戸国際大学経済文化研究所のプロジェクトⅩⅩⅦ(27)において、「留学生の就業支援に関する調査研究」をテーマに研究を進めています。今回の公開FD研修会は、その研究成果を広く共有し、実際の教育・学生支援について考える機会にもなりました。研究成果をまとめた叢書の執筆も進めています。
参加者で留学生支援の課題を共有

後半は4~5名程度のグループに分かれて意見交換を実施。実際の授業で留学生と接する中で経験した事例や、対応に迷ったケースなどを持ち寄り、それぞれの経験を共有しました。その中で多く挙がったのが、「学生同士の関係づくり」についてです。
これまで教員と留学生との関係や、教職員が留学生をどのように支援するかという視点を中心に考えてきましたが、意見交換では、留学生同士、留学生と日本人学生など、学生同士がどのように関係を築いていくかも重要ではないかという意見が共有されました。
公開FD研修会 開催概要
テーマ
中小規模大学における留学生のキャリア形成
日時
2026年9月17日(木)13:00~14:30
会場
神戸国際大学 3号館3204教室
講師
神戸国際大学 経済学部 教授 瀨古 悦世
神戸国際大学 経済学部 教授 上田 恵美子
内容
報告①「国の政策の変遷と日本語教育の課題」
報告②「留学生追跡調査からみるキャリア意識の変化」
意見交換会
主催
神戸国際大学
協力
一般社団法人 大学コンソーシアムひょうご神戸

神戸国際大学

「可能性はこの一歩から。」
神戸国際大学は、神戸・六甲アイランドにキャンパスを構え、経済学部とリハビリテーション学部の2学部を設置しています。学生一人ひとりの興味や将来の目標に寄り添い、それぞれの「やってみたい」を次の一歩につなげる学びを展開しています。
経済学部では、経済・経営、国際文化、観光、語学など幅広い分野を学びながら、自分の興味や進路に応じて専門性を深めることができます。
リハビリテーション学部では、理学療法士をめざす専門教育を展開。専門的な知識・技術の修得に加え、実習などを通して医療現場で必要となる実践力を養います。 また、海外留学・研修など、キャンパスを飛び出して新しい文化や価値観に触れる機会も用意しています。
学生と教職員との距離が近い環境も、本学の特色のひとつです。学びたい、挑戦したい、変わりたい。その可能性を広げる最初の一歩を、神戸国際大学から。
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