人とAIが、『これからの未来を語り合う』シリーズ連載! Vol.2
~AIミカタンと語る、10年後の“働く”ってどうなってる?会社と人の未来地図~
Zept合同会社(本社:兵庫県姫路市、代表社員:榎 公志)は、「AIとの対話」を通じて“正解のない問い”を考えるシリーズ『AIミカタンと語る、“正解のない今”をどう生きる?』の第2弾を公開しました。今回のテーマは、「10年後の働き方」です。

Zept合同会社は、生成AIやChatGPTなどの最新技術を、企業や自治体の実務に“わかりやすく、使いやすく”届ける兵庫県姫路市のIT企業です。
これまでに、業務効率化を支援するAI導入ツール『ミカタAI』や、動画研修サービス『デジタルUPアカデミー』などを展開し、現場での“やさしいAI活用”を推進してきました。
第2弾は「10年後の働き方」がテーマです。テクノロジーがさらに進化し、AIが社会に浸透していく中で、「会社」はどんな姿になっているのか?「人の働き方」や「幸せ」はどう変わっていくのか?──そんな“未来のリアル”を、Zeptのオリジナル生成AIキャラクター「ミカタン」と一緒に想像しながら考えていく内容です。
今回も、Zept合同会社のビッキーと、ミカタンが会話しながら話題を深堀りしていきます。
【参考サイト】
https://mikataai.info/
Vol.2|10年後の“働く”ってどうなってる?──AIミカタンが予測する、会社と人の未来地図
ビッキー:
「10年後、私たちは何をしているんだろう?会社はどんなふうに変わっているんだろう?」
ミカタン(AIキャラ):
「働き方は、きっともっと多様になるよ。でも、“今とは違う”ってことだけは、ほぼ確実に言えると思う」

ミカタンとの対話から浮かび上がってきたのは、「10年後の働く姿」をめぐる、いくつもの“まだ形になっていない問い”でした。
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もはや「正社員フルタイム」が前提じゃない?
会社に行って朝から夕方まで働く、フルタイムの正社員で、週5日勤務…そんな「当たり前」はすでに少しずつ変化しています。総務省の「労働力調査(2024年)」によれば、非正規雇用者の割合は全体の約37%にまで達しています。また、厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」改訂や、ジョブ型雇用導入企業の増加などからもわかる通り、正社員フルタイム“前提”の働き方は、確実に揺らいできています。
たとえば週3勤務、フルリモート、プロジェクトごとの業務委託、スラッシュキャリア(複業)など、多様なスタイルが都市部だけでなく、地方企業にも浸透し始めています。今はまだ少数派かもしれませんが、10年後には主流のひとつになっているかもしれません。「出社しないこと」も、「ひとつの会社にしがみつかないこと」も、すでに“悪いこと”ではなくなりつつあります。
会社のあり方も、「雇用契約」ではなく「協働関係」として再定義されていく可能性があります。
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「職種」でなく、「目的」が問われるようになる
経団連の調査によると、新卒採用時の“学部・学科指定なし”の割合は年々増え続けています。さらに、実務での“職種”という概念も、「広報」や「営業」などの括りが形骸化し、役割ベースや目的ベースに再編されつつあります。
AIミカタンは、『私は営業です』より、『このサービスをもっと多くの人に届けたいんです』のほうが、これからは伝わるかもしれないと言います。
実際、企業の採用ページでも「職種一覧」よりも「MISSION(存在意義)」を前面に打ち出す傾向が強まっています。キャリアの軸足が「肩書き」から「価値提供」に移り始めている今、働き方もより“意味”や“目的”を起点に選ばれるようになりそうです。

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キャリアは“階段”から“地図”へ
いまだに多くの企業で「昇進・昇格」が評価軸とされていますが、若年層を中心に「出世しない生き方」を選ぶ動きも出ています。
リクルートワークス研究所のレポートでは、Z世代の約45%が「出世にこだわりはない」と回答しており、むしろ、成長や柔軟性を求めて転職・離職する人の方が増えていることがわかります。一度離れた企業に戻る“出戻り制度”や、副業→正社員転換のケースも一般的になっている動きもあります。
キャリアは「上るもの」から「選び直せるもの」へ。10年後には、もっとフラットで柔軟なキャリア観が当たり前になっているはずです。
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“会社”は所属するものから、つながる“場”へ
最近のトレンドワードとして、「組織を固定しない働き方」や「越境型キャリア」が注目されています。
たとえば──
社員の“兼業”を許容して、外の世界とつながる フリーランスがプロジェクト単位で複数企業に参加 社員同士が“出身企業”を問わず共創するコミュニティ活動
会社=雇用主という関係を超え、「仕事をするための場」としての再定義が始まっています。
特定の肩書きや就業形態にとらわれず、“関係性”の濃さや“共創の意図”が重視される世界…それが、10年後の「働く」当たり前になるかもしれません。
次回予告|AIミカタンと語る、“AI時代の働く幸せ”って何だろう?
「成果を出せばいいのか」「効率化だけが正義なのか」──
そんな問いが、いま多くの人の中に生まれ始めています。
では、AIが普及したこれからの社会で、“働く幸せ”って何なんだろう?次回は、ミカタンとの対話を通じて、“頑張り方”や“報われ方”の再定義を探ります。ぜひ次回もご覧ください。

Zept合同会社について
Zept合同会社は、生成AI・ChatGPTなどの先端技術を活用し、企業・自治体・教育機関に向けた業務支援と人材育成を行う、兵庫県姫路市のテクノロジー企業です。
「専門家だけでなく、現場の誰もが使えるAIを。」という想いから、中小企業向けのAI導入支援ツール「ミカタAI」や、業務に直結する動画研修サービス「デジタルUPアカデミー」など、日々の仕事に根づくプロダクトを開発してきました。
AIが現場に自然と入り込み、“人がより自分らしく働ける環境”をつくるために。Zeptはこれからも、AIを現実の働き方のパートナーとして定着させていく挑戦を続けていきます。
参考資料:
・総務省「労働力調査(令和5年平均)」https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/gaiyou.pdf
・厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
・リクルートワークス研究所「働く価値観に関する調査」https://www.works-i.com/research/column/younggen/report.html
<問い合わせ先>
運営会社:Zept合同会社
所在地:〒670-0965兵庫県姫路市東延末4丁目54-102
電話番号:079-240-8959(受付時間9:00~17:00)
担当:広報・船曵
メールアドレス:info@zept7.com
ホームページ:https://www.zept7.com
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