FA India、インド保険販売事業において新たにマーケティング業務を開始iPay Tech India Private Limitedと業務提携
株式会社フィナンシャル・エージェンシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:齋藤正秀)のインド現地法人Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.(以下「FA India」)は、インド イーコマース事業大手のiPay Tech India Private Limited(以下「iPay」)と提携し、インド保険販売事業において、新たに保険販売のターゲットリスト開発のためのマーケティング業務を開始いたします。
1.マーケティング業務の内容
フィナンシャル・エージェンシーグループ(以下「FAグループ」)は、2012年よりインドにおける保険テレマーケティング事業の展開を開始し、2013年7月には、インドにおける日本企業子会社としては初めて(※当社調べ)のコンタクトセンター業態となる現地法人FA Indiaを設立、同年9月より営業を開始いたしました。
FA Indiaではこれまで、東京海上グループの損害保険会社IFFCO-TOKIO General Insurance Company Limitedおよび同グループの生命保険会社Edelweiss Tokio Life Insurance Company Limited、独Allianzグループの損害保険会社Bajaj Allianz General Insurance Company Limited、仏AXAグループの損害保険会社Bharti AXA General Insurance Company Limited、インド有数のコングロマリットLarsen & Toubroグループの損害保険会社L&T General Insurance Company Limitedならびに伊Generaliグループの損害保険会社Future Generali India Insurance Company Limitedとの間でそれぞれ提携契約を結び、医療保険販売を中心に、着実に営業実績を積み重ねてまいりました。
FA Indiaは、さらなる事業規模の拡大を目指し、取引保険会社商品の販売(セールス)業務に加えて、今般、保険商品の販売対象となるターゲットリストを開発するマーケティング業務を開始いたします。
これまで、取引保険会社商品のセールス業務の主な販売ターゲットは、保険会社の保険既契約者・資料請求者が中心でした。これらのリストは、保険会社とすでにつながりのあるお客様であることから販売効率が高い一方、さらに販売ターゲット数を増加させるために新たな顧客層の開拓方法が課題となっておりました。
今回FA Indiaが新たに開始するマーケティング業務においては、イーコマースなどのインターネット関連企業と提携し、当該提携企業のサービス顧客・会員に対する共同マーケティングを実施、保険販売に親和性が高い顧客層を分析・セグメンテーションすることにより、FA Indiaの取引保険会社商品のセールス業務のためのターゲットリストを生成いたします。FA Indiaは、このターゲットリストを取引保険会社に提供することにより、マーケティング業務対価という新たな収益源を得るとともに、さらにそのリストを活用したセールス業務での収益拡大を図ります。
今回の新スキームによって、3者はそれぞれ下記の果実を手にすることが可能となります。
・FA India :マーケティング業務での収益と、セールス業務での保険契約獲得増による収益増加
・保険会社 :新たな顧客となりうるターゲットリストの入手と、保険契約獲得増による収益増加
・提携企業 :共同マーケティングの対価としてのマーケティングフィーを得ることによる、保険ビジネスにおける自社会員・顧客のマネタイズ
2. iPayとの業務提携の内容
今回提携するiPayは、2013年にイーコマース事業へ参入し、わずか3年あまりで約650万人の利用顧客を有する規模に急成長した、インド大手イーコマース企業です。
インドにおけるネットショッピング等のイーコマース利用者の人口普及率は、2011年の0.1%から、2020年には6%まで成長すると見込まれています(※1)。また、同国内のインターネットユーザーは、2015年11月末現在で3億7,500万人を突破して中国に続く世界第2位の数となり(※2)、イーコマース・インターネット利用の普及が急速に進んでおります。
FA IndiaとiPayは、iPayのサービス利用顧客に対する共同マーケティングを実施、FA Indiaが持つ保険ダイレクトマーケティングノウハウの活用により、保険販売に適したターゲット層のセグメンテーションおよびプロモーションによってターゲットリスト化、さらにそれらの顧客属性に応じて複数保険会社の中から最適な保険商品を推奨するなど、両社のリソースの活用により保険契約率の高いリスト生成を実現いたします。
FA Indiaでは、インターネット関連市場を中心に他の現地企業との提携交渉も進めており、保険販売のためのターゲットリストの源泉として、半年以内に合計1億人の顧客・会員数を囲い込むことを目標としております。
FA Indiaは今回のiPayとの提携により、これまでの保険会社顧客に加え、インターネット市場の会員・顧客も販売ターゲットに取り込み、インド保険市場におけるシェアをさらに拡大し、人口増加・所得水準上昇に伴って今後急速にニーズが増大すると予想されるインドでの事業展開を加速してまいります。
3.FA Indiaの概要(2016年7月末時点)
(1)商号 :Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.
(2)所在地 :Unit no. A1, Ashar IT Park, Wing, 8th floor, Jayashri Baug, Road No. 16Z, Wagle Industrial Estate, Thane West 400604 Maharashtra
(3)代表者 :Managing Director 篠崎 晃
(4)設立年月日 :2013年7月3日
(5)営業開始年月日:2013年9月2日
(6)資本金 :1億4,500万ルピー(1ルピー=1.6円で換算して、約2億3,200万円)
(7)従業員数 :203人
(8)主な事業内容 :保険テレマーケティング事業
(9)株主・持株比率:FAグループ 100%
4.iPayの概要(2016年7月末現在)
(1)商号 :iPay Tech India Private Limited
(2)所在地 :61, Nagarjuna Hills Panjagutta, Hyderabad-500082, Telangana
(3)代表者 :Founder and CEO Krishna Lakamsani
(4)設立年月 :2012年6月18日
(5)資本金 :2億4,800万ルピー(1ルピー=1.6円で換算して、約3億9,680万円)
(6)従業員数 :185人
(7)主な事業内容 :イーコマース事業
(8)株主・持株比率:Krishna Lakamsani 95%, Madhavi Challa 5%
5.今後の見通し
FAグループは、医療等の第三分野保険をはじめとする日本国内市場の成長とともに、急速に市場が拡大する新興諸国への事業展開によって、事業拡大の領域を国外にも進め、更なる成長を追求してまいります。日本政府はいわゆる「アベノミクス」により、日本企業等の海外展開を成長戦略における重要施策の一つと位置付けておりますが、FAグループでは今後2020年までに新興国を中心に世界50の国と地域への進出を目標に掲げております。
インドは、世界第2位となる約12億人の人口を有し、「世界最大の民主主義国家」と呼ばれています。このままのペースで人口が増加した場合、2028年頃にも、中国を抜き人口世界第1位になるとの予測もあります(※3)。また、2005年~2015年までの最近10年間で平均年9.5%の経済成長率を遂げ(※4)、2020年頃にはGDP規模で世界第5位に浮上するとの予想があり(※5)、世界有数の経済大国へ成長することが有望視されています。
このように巨大な潜在市場・豊かな将来性を持つ一方で、インド国内の保険普及率は2014年末時点で3.3%にとどまっており(※6)、公的保障・民間保障両面における医療保険制度といった社会保障の整備・普及が課題となっています。FA Indiaは、高付加価値な保険サービスの提供により、インドの社会保障整備・普及への貢献を果たすことで、FAグループのミッションである「安心できる社会保障の提供」を実現してまいります。
(ご参考)
1.インド保険市場の概要(生命保険)
市場規模:約5.9兆円
(2014年度、保険料収入ベース、2014年度平均レートを1ドル=107.5円として換算 ※7)
特徴 :貯蓄性商品の個人代理店による販売が主流
出典:※1「India Online Retail Market 2007-2016, Crisil Research Report」
※2「InternetWorldStats.com」
※3国連 「世界人口推計」 (2013年6月13日)
※4ジェトロ・ウェブサイト 「国・地域別情報」
※5アクセンチュア 「インドレポート」
※6IRDA 「Annual Report 2014-2015」 (2015年11月6日)
※7㈱ニッセイ基礎研究所 「アジア生命保険市場の動向・変化と今後の展望」 (2015年7月21日)
【会社概要】
「Insurance Technology」を標榜し、最新のデジタル技術を駆使したITシステム&サービスによって、革新的な保険ビジネスを創造する保険業界におけるフィンテック企業。
スマートフォンアプリやWEBサービス等の会員属性に応じたオンラインギフト保険提供によるデジタルマーケティング、電話・SMS・Email・LINE等のマルチコミュニケーション&対面・非対面のオムニチャネル対応を実現した最先端コミュニケーションシステムやユーザー情報入力にて必要保障内容の算出と最適な保険商品プランの組み合せを自動選択する保険見積AIシステムによるデジタルコンサルティング、保険契約者の証券情報のデジタル保管や保険契約・請求情報等の家族共有ならびに保険金請求勧奨と手続き訪問サポートを行うデジタルフォロー&ヒューマンサポートの3つのデジタル領域を軸に、企業ミッションである「安心できる社会保障の提供」を国内のみならずインド・タイといったアジア圏を中心にグローバル展開。
会社名:株式会社フィナンシャル・エージェンシー
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー
資本金:9億4,675万円
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 齋藤正秀
1.マーケティング業務の内容
フィナンシャル・エージェンシーグループ(以下「FAグループ」)は、2012年よりインドにおける保険テレマーケティング事業の展開を開始し、2013年7月には、インドにおける日本企業子会社としては初めて(※当社調べ)のコンタクトセンター業態となる現地法人FA Indiaを設立、同年9月より営業を開始いたしました。
FA Indiaではこれまで、東京海上グループの損害保険会社IFFCO-TOKIO General Insurance Company Limitedおよび同グループの生命保険会社Edelweiss Tokio Life Insurance Company Limited、独Allianzグループの損害保険会社Bajaj Allianz General Insurance Company Limited、仏AXAグループの損害保険会社Bharti AXA General Insurance Company Limited、インド有数のコングロマリットLarsen & Toubroグループの損害保険会社L&T General Insurance Company Limitedならびに伊Generaliグループの損害保険会社Future Generali India Insurance Company Limitedとの間でそれぞれ提携契約を結び、医療保険販売を中心に、着実に営業実績を積み重ねてまいりました。
FA Indiaは、さらなる事業規模の拡大を目指し、取引保険会社商品の販売(セールス)業務に加えて、今般、保険商品の販売対象となるターゲットリストを開発するマーケティング業務を開始いたします。
これまで、取引保険会社商品のセールス業務の主な販売ターゲットは、保険会社の保険既契約者・資料請求者が中心でした。これらのリストは、保険会社とすでにつながりのあるお客様であることから販売効率が高い一方、さらに販売ターゲット数を増加させるために新たな顧客層の開拓方法が課題となっておりました。
今回FA Indiaが新たに開始するマーケティング業務においては、イーコマースなどのインターネット関連企業と提携し、当該提携企業のサービス顧客・会員に対する共同マーケティングを実施、保険販売に親和性が高い顧客層を分析・セグメンテーションすることにより、FA Indiaの取引保険会社商品のセールス業務のためのターゲットリストを生成いたします。FA Indiaは、このターゲットリストを取引保険会社に提供することにより、マーケティング業務対価という新たな収益源を得るとともに、さらにそのリストを活用したセールス業務での収益拡大を図ります。
今回の新スキームによって、3者はそれぞれ下記の果実を手にすることが可能となります。
・FA India :マーケティング業務での収益と、セールス業務での保険契約獲得増による収益増加
・保険会社 :新たな顧客となりうるターゲットリストの入手と、保険契約獲得増による収益増加
・提携企業 :共同マーケティングの対価としてのマーケティングフィーを得ることによる、保険ビジネスにおける自社会員・顧客のマネタイズ
2. iPayとの業務提携の内容
今回提携するiPayは、2013年にイーコマース事業へ参入し、わずか3年あまりで約650万人の利用顧客を有する規模に急成長した、インド大手イーコマース企業です。
インドにおけるネットショッピング等のイーコマース利用者の人口普及率は、2011年の0.1%から、2020年には6%まで成長すると見込まれています(※1)。また、同国内のインターネットユーザーは、2015年11月末現在で3億7,500万人を突破して中国に続く世界第2位の数となり(※2)、イーコマース・インターネット利用の普及が急速に進んでおります。
FA IndiaとiPayは、iPayのサービス利用顧客に対する共同マーケティングを実施、FA Indiaが持つ保険ダイレクトマーケティングノウハウの活用により、保険販売に適したターゲット層のセグメンテーションおよびプロモーションによってターゲットリスト化、さらにそれらの顧客属性に応じて複数保険会社の中から最適な保険商品を推奨するなど、両社のリソースの活用により保険契約率の高いリスト生成を実現いたします。
FA Indiaでは、インターネット関連市場を中心に他の現地企業との提携交渉も進めており、保険販売のためのターゲットリストの源泉として、半年以内に合計1億人の顧客・会員数を囲い込むことを目標としております。
FA Indiaは今回のiPayとの提携により、これまでの保険会社顧客に加え、インターネット市場の会員・顧客も販売ターゲットに取り込み、インド保険市場におけるシェアをさらに拡大し、人口増加・所得水準上昇に伴って今後急速にニーズが増大すると予想されるインドでの事業展開を加速してまいります。
3.FA Indiaの概要(2016年7月末時点)
(1)商号 :Financial Agency Consultants India Pvt. Ltd.
(2)所在地 :Unit no. A1, Ashar IT Park, Wing, 8th floor, Jayashri Baug, Road No. 16Z, Wagle Industrial Estate, Thane West 400604 Maharashtra
(3)代表者 :Managing Director 篠崎 晃
(4)設立年月日 :2013年7月3日
(5)営業開始年月日:2013年9月2日
(6)資本金 :1億4,500万ルピー(1ルピー=1.6円で換算して、約2億3,200万円)
(7)従業員数 :203人
(8)主な事業内容 :保険テレマーケティング事業
(9)株主・持株比率:FAグループ 100%
4.iPayの概要(2016年7月末現在)
(1)商号 :iPay Tech India Private Limited
(2)所在地 :61, Nagarjuna Hills Panjagutta, Hyderabad-500082, Telangana
(3)代表者 :Founder and CEO Krishna Lakamsani
(4)設立年月 :2012年6月18日
(5)資本金 :2億4,800万ルピー(1ルピー=1.6円で換算して、約3億9,680万円)
(6)従業員数 :185人
(7)主な事業内容 :イーコマース事業
(8)株主・持株比率:Krishna Lakamsani 95%, Madhavi Challa 5%
5.今後の見通し
FAグループは、医療等の第三分野保険をはじめとする日本国内市場の成長とともに、急速に市場が拡大する新興諸国への事業展開によって、事業拡大の領域を国外にも進め、更なる成長を追求してまいります。日本政府はいわゆる「アベノミクス」により、日本企業等の海外展開を成長戦略における重要施策の一つと位置付けておりますが、FAグループでは今後2020年までに新興国を中心に世界50の国と地域への進出を目標に掲げております。
インドは、世界第2位となる約12億人の人口を有し、「世界最大の民主主義国家」と呼ばれています。このままのペースで人口が増加した場合、2028年頃にも、中国を抜き人口世界第1位になるとの予測もあります(※3)。また、2005年~2015年までの最近10年間で平均年9.5%の経済成長率を遂げ(※4)、2020年頃にはGDP規模で世界第5位に浮上するとの予想があり(※5)、世界有数の経済大国へ成長することが有望視されています。
このように巨大な潜在市場・豊かな将来性を持つ一方で、インド国内の保険普及率は2014年末時点で3.3%にとどまっており(※6)、公的保障・民間保障両面における医療保険制度といった社会保障の整備・普及が課題となっています。FA Indiaは、高付加価値な保険サービスの提供により、インドの社会保障整備・普及への貢献を果たすことで、FAグループのミッションである「安心できる社会保障の提供」を実現してまいります。
(ご参考)
1.インド保険市場の概要(生命保険)
市場規模:約5.9兆円
(2014年度、保険料収入ベース、2014年度平均レートを1ドル=107.5円として換算 ※7)
特徴 :貯蓄性商品の個人代理店による販売が主流
出典:※1「India Online Retail Market 2007-2016, Crisil Research Report」
※2「InternetWorldStats.com」
※3国連 「世界人口推計」 (2013年6月13日)
※4ジェトロ・ウェブサイト 「国・地域別情報」
※5アクセンチュア 「インドレポート」
※6IRDA 「Annual Report 2014-2015」 (2015年11月6日)
※7㈱ニッセイ基礎研究所 「アジア生命保険市場の動向・変化と今後の展望」 (2015年7月21日)
【会社概要】
「Insurance Technology」を標榜し、最新のデジタル技術を駆使したITシステム&サービスによって、革新的な保険ビジネスを創造する保険業界におけるフィンテック企業。
スマートフォンアプリやWEBサービス等の会員属性に応じたオンラインギフト保険提供によるデジタルマーケティング、電話・SMS・Email・LINE等のマルチコミュニケーション&対面・非対面のオムニチャネル対応を実現した最先端コミュニケーションシステムやユーザー情報入力にて必要保障内容の算出と最適な保険商品プランの組み合せを自動選択する保険見積AIシステムによるデジタルコンサルティング、保険契約者の証券情報のデジタル保管や保険契約・請求情報等の家族共有ならびに保険金請求勧奨と手続き訪問サポートを行うデジタルフォロー&ヒューマンサポートの3つのデジタル領域を軸に、企業ミッションである「安心できる社会保障の提供」を国内のみならずインド・タイといったアジア圏を中心にグローバル展開。
会社名:株式会社フィナンシャル・エージェンシー
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー
資本金:9億4,675万円
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 齋藤正秀