「名誉ファシリティドッグ」ベイリー。ボランティア犬として正式活動開始!
7月より、神奈川県立こども医療センターに勤務するファシリティドッグ・ベイリーは「名誉ファシリティドッグ」として、病院内ボランティア団体「オレンジクラブ(https://orange-club.sakura.ne.jp/blog/)」での活動を開始。6月27日(水)に「入会証交付式」が開催されました。
ハンドラーの森田優子(左)と、ベイリーに入会証を交付するオレンジクラブ代表の三木美雪氏(右)
昨年9月13日に着任した後任犬のアニー(2歳・メス)との引き継ぎも順調に終了。オレンジクラブ入会後は、一部の患者様にはボランティアとして出来るだけ寄り添いますが、訪問はかなり限定的になり、新しい患者様は基本的にアニーが対応いたします。訪問の際には、ベイリーが引退に向けて準備をすすめていることを説明し、ベイリーのことが大好きな子どもたちに心の準備をしてもらうためのサポートを行います。
※子どもたちとご家族に寄り添うため、という目的はそのまま、これまで主体としてきた、治療行為に関わる「動物介在療法」から、今後は触れ合いでのかかわり「動物介在活動」に移行します。
入会証交付式では、山下総長のご挨拶のあと、オレンジクラブ代表 三木 美雪氏より入会証を交付。続いてオレンジクラブ会員の証である「オレンジエプロン」の贈呈が行われました。
神奈川県立こども医療センター総長 山下純正氏ご挨拶
皆様からの「似合うー!」の声にご満悦のベイリー
活動スタート時の誓約書
病院長 町田治郎氏とポーズを決めるベイリーとアニー
ボランティアコーディネーター 加藤悦與氏の手にはオレンジクラブの活動グループの一覧が。右上の星に新しく「ベイリー」を追加していただきました。
現役を退いた後であっても犬のQOL(クオリティオブライフ)を保証したいという当法人の考えから、ご理解を得られる個人/法人スポンサー企業への働きかけを積極的に行っていく予定です。
http://sokids.org/ja/support/donate/
病棟を訪問し、大勢の子ども達を笑顔にしてきました
病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。 ハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。
日本ではまだ、シャイン・オン!キッズが派遣する静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターにしか存在しません。(今秋都内公的病院に新規導入予定)
ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。
ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。ファシリティドッグプログラムは、歯の妖精「TOOTH FAIRY」プロジェクト(日本歯科医師会協賛・日本財団実施)をはじめ、多くの企業、団体、個人のご支援により運営しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ダウンロード