【11月7日(木) ハイブリッド開催】コンセントとインフォバーン、「変化する時代における“組織力”の育成」をテーマにしたセミナーを共同開催
〜「デザイン態度」の考えと、BtoB企業におけるデザインマネジメント実践事例から学ぶ〜
株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区 代表:長谷川敦士 以下、コンセント)は、株式会社インフォバーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長:小林弘人、代表取締役社長:田中準也、株式会社TNLメディアジーン関連企業、以下インフォバーン)と共同で、「変化する時代における“組織力”の育成」をテーマにしたセミナーを2024年11月7日(木)に開催します。オフライン(京都市内)とオンラインでのハイブリッド形式での開催です。
キーノートセッションに立命館大学の八重樫文教授、さらに京都を拠点とする株式会社堀場製作所よりゲストスピーカーをお迎えします。
■組織の力を高めるヒントは「デザイン」にあり
産業界の競争力強化やイノベーション、DXの推進などを背景に、組織の再編や組織力の強化に取り組む企業が増えています。
変化に富む先行き不透明な事業環境においては、それを乗り越えてなお成長をし続ける、柔軟でしなやかな組織のありようがますます求められることでしょう。
その一方、組織内への適用や浸透は道半ばであるケースが多く、何をどう進めていくことが望ましいのか、戸惑いの声が聞こえるようになりました。
「組織を変革するためにどんなマネジメントが求められるのだろうか?」
「創造的で自律的な組織と個人のマインドセットを醸成するには?」
「新たな価値が次々に提案される組織にするには?」
といった疑問を抱いている方も少なくないのではないでしょうか。
それらを乗り越えるアプローチとして昨今注目を集めているのが、デザイン的な考え方や方法論です。そこで、今回のセミナーでは「デザイン」をキーワードとして、組織を変革する具体的な考え方や実践のあり方をみなさんとともに考えていきます。
想定する対象者は、組織の変革に取り組みながらも、こうした疑問を抱えている企業内ご担当者や、これから取り組みたいと考えている方々です。組織にデザインを取り入れる意味を明らかにするとともにデザイン人材についての理解を深めることで、あらためてビジネスに活かしていただくことを目指す定期セミナーの第2弾となります(初回は2024年6月に東京・渋谷で開催しました)。
今回もみなさんのガイド役を務めるのは、日本においてビジネスへのデザイン活用の推進を担ってきたコンセント代表取締役社長の長谷川敦士とインフォバーン取締役副社長の井登友一氏です。
■BtoB企業におけるデザインの活用方法を探る
キーノートセッションには、デザインマネジメント研究の第一人者である立命館大学の八重樫文教授をお招きします。八重樫氏が提唱する「デザイン態度」「デザインリーダーシップ」とは何か、なぜ組織にデザインが必要なのかをうかがうとともに、デザインマネジメントを通じて組織がイノベーションを促進するための方法をうかがいます。
さらに、株式会社堀場製作所 開発本部テクノロジーイノベーションセンター先行開発部 Advanced Designチームの島充子氏と、同社のディストリビューション & DX本部コーポレートコミュニケーション室 Corporate Content Creationチームの大角雅幸氏をゲストスピーカーに迎えて、同社における企業のデザイン実践事例をうかがいます。京都を創業の地とする歴史あるものづくり企業で、「デザイン方針」をどのように打ち立て、いかなる成果をもたらしているのか。課題も交えながら、企業での取り組みに活かせるヒントを探ります。
セミナーの後半では、ガイド役の長谷川と井登氏がファシリテーターとなり、八重樫氏、そして島氏、大角氏とのパネルディスカッションを予定しています。3名のキーノートや企業事例から注目すべき観点を深掘りするとともに、会場からも積極的に質問を募ります。みなさんの課題感やお悩みを乗り越えるための対話を通じて、デザインについての疑問を解きほぐしましょう。
セミナー終了後は会場近隣での交流会を予定しています(ご参加任意、交流会はオフライン開催のみ)。お時間が許されるようでしたら、登壇者や、同様の問題意識や課題をもったご参加者のみなさんとの交流を、存分にお楽しみいただければと思います。
組織における「デザイン」をさらに身近に感じていただくとともに、自社にダウンロードできるヒントをたくさんお持ち帰りください。
■こんな方におすすめ
※本セミナーは事業会社の方を対象としています。
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新規事業開発、イノベーション推進、DX推進のご担当者
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組織内のデザイン人材育成やデザイン経営に取り組んでいる方
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組織力をさらに向上したいと考えている方
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自組織にデザインを取り入れたいと思っている方
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ビジネスにおけるデザインの有用性について理解を深めたい方
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<開催概要>
■セミナー名称
変化する時代の「組織の力」を育む
〜「デザイン態度」の考えと、BtoB企業におけるデザインマネジメント実践事例から学ぶ〜
■日時
2024年11月7日(木)17:00〜19:00(開場 16:30)
※セミナー終了後19:30より21:00まで、近隣にて交流会を予定
■オフライン会場
QUESTION
住所:〒604-8006 京都府京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2
アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」1番出入口より徒歩約1分、
京阪電⾞「三条駅」 12番出口より徒歩約5分
■定員
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オフライン:50名
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オンライン:100名(Zoom URLはお申し込み後にお送りします)
■参加費
無料(事前予約制)
■主催
■詳細・お申し込み
下記セミナーページ(Peatix)にてご確認をお願いいたします。
https://concentinfobahn2.peatix.com/
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<プログラム(予定)> ※敬称略
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16:30 開場(受付開始)
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17:00〜17:05 オープニング
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17:05〜17:15 オープニングリマークス「組織の力を高めるデザイン」
[スピーカー]
井登 友一(株式会社インフォバーン)、長谷川 敦士(株式会社コンセント)[概要]
組織に「デザイン」を取り入れる企業が増えつつあります。
また同時にデザインにどのような価値があるのか、デザインをどのように扱うべきなのか、現場からは困惑の声も聞こえるようになりました。
柔軟性や創造性が求められる現在のビジネス環境において、「組織の力を高めるデザイン」の価値と問題点を見つめ、本セミナーで注目したい論点を明確にします。
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17:15〜17:45 キーノートセッション「組織のデザイン態度とリーダーシップ」
[スピーカー]
八重樫 文(立命館大学)[概要]
組織が新たな価値を生み出し続けるために、デザイン的な考え方を活かして組織を動かす「デザインマネジメント」が注目されています。
組織開発や人材育成、経営戦略に至るまで、企業デザインの考え方を取り入れるデザインマネジメントはなぜ重要なのでしょうか。そして、実際にどうやって組織にインストールし、活用することができるのでしょうか。
本セッションでは、デザインマネジメントの第一人者である八重樫文氏をお招きし、組織の力を高める「デザイン態度」や「デザインリーダーシップ」をテーマに、その価値と実践の可能性を考えます。
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17:45〜18:00 取り組み紹介「BtoB機器メーカーがデザインマネジメントに注力する理由」
[スピーカー]
島 充子、大角 雅幸(株式会社堀場製作所)[概要]
京都の老舗ものづくり企業として知られる堀場製作所は、近年、デザインマネジメントに取り組み実績を上げています。
特徴となるのは、1970年代から始まったCIなどの企業全体のデザインに加え、プロダクトデザインも自社のデザイナーがデザイン・監修していること。
デザイン専任のチームのみならず、社内の他部門、さらには国内外のグループ会社を巻き込みながら、共通デザイン指針を設けたり、製品の仕様を統一したりと、目に見える成果を上げて事業に貢献しています。
また、グローバル拠点とのカルチャーギャップを理解し、個々の良さを活かし合うデザインマネジメントにも着手しています。
さまざまな場面で、デザインを通じてコミュニケーションの質が高まり、その結果、品質の向上にもつなげているそうです。
プロダクトデザインを担当する島氏と、企業全体のブランドデザインを行う大角氏のお二方をお招きし、詳しくお話をうかがいます。
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18:00〜18:10 休憩
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18:10〜18:55 パネルディスカッション
[スピーカー]
八重樫 文(立命館大学)、島 充子(株式会社堀場製作所)、大角 雅幸(株式会社堀場製作所)、井登 友一(株式会社インフォバーン)、長谷川 敦士(株式会社コンセント)
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18:55〜19:00 クロージング
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19:30〜21:00 交流会(軽飲食あり)
※ご参加は自由です。会場近隣のお店を予定しています。
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<スピーカープロフィール>
八重樫 文(YAEGASHI Kazaru)
学校法人立命館 総合企画室 室長/立命館大学 デザイン・アート学部、デザイン・アート学研究科(仮称)設置委員会 副委員長/立命館大学 経営学部 教授
デザイン学、デザインマネジメント論を専門とする。国内外の企業との共同研究・産学連携に積極的に取り組み、理論と実践を通じたデザイン教育と価値創造に焦点を当てる。『デザインマネジメント論(ワードマップ)』(新曜社)などの著書、ロベルト・ベルガンディ『突破するデザイン』(日経BP社)、エツィオ・マンズィーニ『日々の政治』(BNN)など訳書も多数。
島 充子(SHIMA Mitsuko)
株式会社堀場製作所 開発本部 テクノロジーイノベーションセンター 先行開発部 Advanced Designチーム チームリーダー
2008年に株式会社堀場製作所に入社し、主にプロダクトのハードウェアのデザインに従事。2018年からプロダクトデザインのチームリーダーとしてHORIBAグループのプロダクトデザインを監修。今年11月からグループ戦略本部経営企画室にも所属し、よりグローバルでプロダクトデザインの必要性の理解向上と品質向上に力を入れていく。
大角 雅幸(OSUMI Masayuki)
株式会社堀場製作所 ディストリビューション & DX本部 コーポレートコミュニケーション室 Corporate Content Creationチーム チームリーダー
2011年、株式会社堀場製作所に入社。プロダクトデザイナーとして製品開発を軸にキャリアを開始。現在は、社内外双方のコミュニケーション領域においてコーポレートブランディングを担当。コーポレートツールの整備やオフィスデザイン、イベントディレクション、広告宣伝戦略策定などに従事。グループ戦略本部経営企画室にてブランディング・デザイン担当を兼任。
井登 友一(INOBORI Yuichi)
株式会社インフォバーン 取締役副社長/デザインストラテジスト/博士(経営科学)
2000年代初頭から人間中心デザインを中心としたデザイン実務家としてのキャリアを開始。多様な領域における製品・サービスやビジネスをサービスデザインのアプローチを通してホリスティックにデザインする実務活動を行いつつ、デザイン教育およびデザイン研究の活動にも従事する。
長谷川 敦士(HASEGAWA Atsushi)
株式会社コンセント 代表取締役社長/インフォメーションアーキテクト
「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。サービスデザインを基軸に、メディアのデザインや企業へのデザイン導入支援を行う。またデザインの社会活用、デザイン自体の可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究と実践を行っている。武蔵野美術大学造形構想学部 教授。
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[ 株式会社コンセントについて ]
コンセントは「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションに、企業や行政と伴走し活動を支えるデザイン会社です。
デザイン経営や事業開発、マーケティングやブランディング、クリエイティブ開発等において、サービスデザインの視点と技術を生かして戦略策定から実行まで一貫して支援しています。また、誰もがデザインについて学べる「コンセントデザインスクール」の運営等を通して「デザインの知の活用」を広く共有しています。生活者一人ひとりがデザインの視点を身につけ、問題解決に役立てられる社会となることを目指して活動しています。
コーポレートサイト:https://www.concentinc.jp/
[ 株式会社インフォバーンについて ]
「対話を生み、価値を創る」
インフォバーンは企業の社会的価値向上を、クリエイティビティによって実現させる価値創造パートナーです。1998年に出版事業から創業して以来、時代のコンテクストやあらゆる変化を読み取って成長をしてまいりました。オウンドメディアを軸としたオンライン、オフラインを合わせて活用するマーケティング支援から、デザイン・リサーチやソーシャルデザインといったサービスデザイン、イノベーター人材開発など、事業の幅を広げ続けています。
コーポレートサイト:https://www.infobahn.co.jp/
[ 本リリースに関するお問い合わせ先 ]
株式会社コンセント
Marketing group
岩楯ユカ
E-mail:mktg@concentinc.jp
TEL:03-5725-0115(代表)
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