インキュベーションオフィス×香り空間デザイン 豊洲セイルパーク内「TOYONOMA」に香り演出
株式会社SceneryScentが「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」内 HIBINOMA 受付に香りを設計。出入口だけを香らせ“到着の一瞬”を印象付ける体験を創出。
香りの空間演出を手がける株式会社SceneryScent(本社:大阪市)は、豊洲セイルパーク内に誕生したインキュベーションオフィス「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」(2025年9月開業)において、香り空間デザインを実施しました。香りの導入は2025年11月5日に完了しています。

本プロジェクトは、三菱地所株式会社、株式会社IHI、コクヨアンドパートナーズ株式会社と協働し、施設の狙い・利用者像・動線をヒアリングして香りの役割を設計したものです。
担当エリアはTOYONOMA内「HIBINOMA」の入口に当たる受付スペース。HIBINOMAは、働く人も暮らす人も、ファミリーから学生まで、オン・オフを問わず1時間から利用できる、“まちに開かれた”多機能エリアとして設計されています。

演出は、空間全体ではなく出入口付近のみをピンポイントに香らせる局所設計。
SceneryScent独自開発の専用ディフューザー「指向性嗅覚サイネージシステム『Ambiscent(アンビセント)』」を用い、同一空間に“香る/香らない”のコントラストをつくることで、受付で気持ちが切り替わり、その後の滞在は無臭域で集中しやすい体験を実現しています。
香りは〈シトラスウッド〉。トップはやわらかな印象のキンモクセイ、ミドルにオレンジやグレープフルーツの明るさ、続いてスペアミントとフレッシュグリーンの爽やかさ、ラストはヒノキ(ウッディ)とアールグレイの落ち着いた安定感で余韻を設計。
HIBINOMAに入るとふわっと一瞬だけただよう香りは、仕事と暮らしの境目をやわらげます。ひとりで作業するときも、仲間と語るときも、すっと受け止める空気に整えました。HIBINOMAを“まちの第二のリビング”として、あなたの過ごし方で使ってほしい——そんな意図で入口の香りをデザインしました。

ワークとライフが交差するTOYONOMAの思想に寄り添い、日常の延長線に小さな非日常を添えるトーンで構成しています。
SceneryScentは今後も、施設の目的・導線・滞在体験に即した“香りの役割設計”を通じて、企業・施設・まちの価値向上に貢献してまいります。






【株式会社SceneryScentについて】
ミッション:『夢と感動の「記憶」を創造する』
コンサート/舞台/イベント/商業施設/ホテル/オフィス等で、嗅覚体験のデザインと実装を提供。DMX連動対応の香り機器「ScentMachine」や「Ambiscent」により、シーンに合わせた精緻な香り演出を実現します。
公式サイト:https://sceneryscent.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/30612
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