~飲料残渣の有効活用茶殻カテキン成分を活かしたペット用品開発プロジェクト~「Kocho’s Happy Cycle Action(社会課題解決事業ブランド)設立のお知らせ」
地域の社会課題を解決するものづくり第一弾製品 「茶葉まるごとin帰宅後もニオイ気にならない砂発売について」
株式会社コーチョー(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:渡邉 直、以下「コーチョー」)は、社会課題解決型新事業ブランド「Kocho’s Happy Cycle Action」を立ち上げました。
「Kocho’s Happy Cycle Action」は廃棄物のない社会を実現するための商品サイクルを作ることを目的とし、廃棄物がなくなった結果、商品が販売終了することを最終目標として立ち上げた事業ブランドです。コーチョーの技術・ノウハウを活用し、社会課題である廃棄物に新たな価値を付与したモノづくりを行い、生活者に新たな意識的価値と行動の変化を生み出し、生活者ひとりひとりの廃棄物削減意識を向上させ社会全体の廃棄物削減を目指しています。その結果モノとコトの新たな好循環が生まれ、最終的に原材料である廃棄物ゼロ社会の実現を目指します。
コーチョーは創業以来静岡県富士市で事業活動を行っておりますが、静岡県の産業課題(※1)に対するコーチョーの取るべきアクションを定め、令和5年に一般財団法人アグリオープンイノベーション機構(以下AOI機構)に協力を要請、地場産品廃棄物を活用したモノづくりを研究・開発して参りました。製品づくりプロジェクトとして株式会社コーチョー、AOI機構からなる「飲料残渣の有効活用茶殻カテキン成分を活かしたペット用品開発プロジェクト」のコンソーシアムを立ち上げました。AOI機構フォーラムメンバーの協力を得て第一弾製品として、地元より排出される茶殻を活用した猫砂を令和7年2月に竣工した大渕フロント工場にて生産し、令和7年9月より発売いたしました。
この製品は、静岡の特産物であるお茶の「茶殻」(本来は産業廃棄物として処理されるもの)をアップサイクルして生産されています。茶殻に含まれるカテキン成分を活かした猫砂として開発いたしました。本取り組みは、Kocho’s Happy Cycle Actionにて掲げる5つの社会課題にチャレンジ(※2)し、製品を通じて生活者の意識変容を促すことを目的としています。そして最終的には「廃棄物が無くなる=製品を作れなくなること(終売)」をゴールと位置づけ、地域循環型の仕組みを育み、持続可能な社会の実現を目指します。この結果、地場産品であるお茶に新たな価値が生まれ、地場産品が取り巻く環境が変化、進化することで地域経済が好循環となり活性化することを目的とします。今後も株式会社コーチョーはKocho’s Happy Cycle Actionの取り組みのもと、廃棄物の無い社会を実現する商品サイクルを実現していきます。

※1 静岡県「静岡県経済産業ビジョン2022~2025」より

※2 Kocho’s Happy Cycle Actionについて
https://www.kohcho.co.jp/happy_cycle_action



会社概要
社名:株式会社コーチョー
代表:代表取締役社長 渡邉 直
本社所在地:〒419-0201 静岡県富士市厚原字川窪295
創業:1963年12月
事業内容:ペットシーツ等のペット用トイレタリー用品の製造・販売及び福祉事業
URL:https://www.kohcho.co.jp
創業当初の主力製品は、女性のアメニティライフに貢献したいという思いから女性用生理用ナプキンを製造・販売しておりました。その後、大人用紙おむつ、ベビー用紙おむつとバリエーションを増やし、“人が使用するクオリティをそのままペットにも”をモットーに、現在では、ペットシーツ・猫砂のみならず、ペット用トイレタリー製品全般を、消費者の皆様にご提供してまいりました。中でも、『炭シート搭載 ネオシーツ超吸収DX』は、安心吸収、炭の力による消臭機能で高い評価をいただいております。
経営理念にある『やさしさをかたちに』を、基本理念に社会貢献する商品づくりを心がけています。時代のニーズに合わせて製品や製造技術などの改良、開発を重ね、これからもよりよい製品をお届けしていきます。
本件に関する問い合わせ先
株式会社コーチョー 経営戦略部 TEL: 0545-71-2610 FAX: 0545-71-2047
以上
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