食の未来ファンド2号の組成スタート、SKS JAPAN Founderの田中宏隆氏がアドバイザー就任へ
〜フードテック領域スタートアップの事業成長支援の強化〜
就労人口減少/高齢化、食料/生産資材の高騰、地球温暖化/気候変動による生産不安定化、大規模自然災害、人口増加や地域紛争に伴う食料争奪、家畜疾病・アニマルウェルフェア、食(生産/流通/販売)DX化の遅れ、脱酸素/SDGsへの適応、食の多様化や訪日外国人インバウンドへの対応など、アグリ・フードビジネスは大きな「転換期」を迎えています。
一方、日本の食は身体に良く、高品質で超安価で国際競争力があり、日本の基幹産業の一つになるポテンシャルがあります。「食×テクノロジー」を活用した「新しい食ビジネス」で、社会課題解決のチャレンジを行い、健康/未病、幸せな生活/関係、紛争のない、「明るい未来」の創造を食の未来ファンドは行っています。
アグリフードテック領域に特化した「食の未来ファンド1号(2020年10月設立)」は、AGRIST、AlgaleX、インテグリカルチャー、Eco-Pork、DAIZ、TOWING、レグミンを含む20社のスタートアップに投資・支援を行ってきました。「食の未来ファンド2号(2024年5月設立予定)」も、アグリフードテック領域に特化したスタートアップ投資・支援を行います。そして、スタートアップとの協業・投資を通じた「大企業の新規事業開発」支援、「大企業の投資部門(CVC)の設立・強化(含む 出向受入れ)」支援も行います。
田中宏隆 氏(株式会社UnlocX 代表取締役CEO / SKS JAPAN Founder)の経歴とコメント
【経歴】パナソニックを経て、マッキンゼーにて8年に渡り成長戦略立案・実行、M&A、新事業開発、ベンチャー協業などに従事。シグマクシス(常務執行役員)にて「食×テクノロジー×サイエンス」をテーマにしたカンファレンス「SKS JAPAN」を立ち上げる。2023年10月、食の事業共創エコシステムの本格形成を目指し株式会社UnlocXを創業、代表取締役 CEOに就任(現任) 『フードテックの未来』(’18年/日経BP総研)監修、『フードテック革命』(‘20年/日経BP)共著。CES(米)、SKS(米)、F4F(スペイン)をはじめ国内外での登壇実績多数・ネットワーク多数。’21年4月より、NHKラジオ「マイあさ!」にレギュラー出演。一般社団法人SPACE FOODSPHERE理事、ベースフード株式会社 社外取締役、クックパッド株式会社 社外取締役。
【コメント】食に起因する社会課題の解決は待ったなしの状況であり、特に日本は「食料自給率の問題」や「食農に関わる産業の持続可能性」をどう取り戻していくのかという事を、産業を超えて考えていく必要があります。また、食に眠っている「多様な価値の開放」は、これから多様化する価値観や生活者一人一人に選択肢を提供していくという観点でも、ますます重要になります。日本には、世界に発信・接続していくべき「技術・技・文化・人財」が本当に数多く眠っています。また課題先進国として、日本から出てくるソリューションにも注目が集まっています。世界的に見ても、「日本に対する期待値」はピークの状態になっており、このモメンタムの中で「食の未来ファンド」が果たせる役割も本当に大きいと確信しています。日本発のアグリフードテックを通じて、「産業を超えた共創」を目指しご一緒できる事を嬉しく思います。
岡田博紀(食の未来ファンド(kemuri ventures)代表パートナー)のコメント
フードテックの第一人者とも言える田中さんが、我々の仲間に加わってくれることは、とても心強く、「食ビジネスを日本の基幹産業の一つにするチャレンジ」が更に前進します。具体的には、アグリフードテックの投資先スタートアップへの事業戦略やクロスボーダーのメンタリングや人的ネットワーク提供、そしてkemuri venturesメンバーの多層的な情報インプットを期待しています。結果として、投資先スタートアップおよび食の未来ファンドの成功に繋がると確信しています。
kemuri ventures合同会社 会社概要
所在地:東京都新宿区
代表者:岡田 博紀
設立:2020年5月
URL:https://www.kemuriventures.co.jp
事業内容:ベンチャーキャピタル事業、大手事業会社CVC支援事業
■本件に関するお問合せ先
kemuri ventures合同会社(mail.kemuri@gmail.com)
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