脱炭素計画策定システム『Green AI』、2025年度(令和7年度)省エネ大賞を受賞
株式会社Green AIの提供する、脱炭素計画策定システム『Green AI』は、「2025年度省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門において「審査委員会特別賞」を受賞しました。

脱炭素計画策定システム『Green AI』を提供する株式会社Green AI(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木 慎太郎、以下「当社」)は、「2025年度省エネ大賞」(主催:一般財団法人 省エネルギーセンター、後援:経済産業省)の製品・ビジネスモデル部門において「審査委員会特別賞」を受賞しましたのでお知らせします。
環境省「令和6年度環境スタートアップ大賞」の選定委員賞受賞に続き、脱炭素に加え、省エネ・コスト削減の実効性を重視した取り組みを推進してきた結果、今回の受賞に至りました。
■ 受賞概要
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応募テーマ名:脱炭素計画策定システム『GreenAI』
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受賞者名:株式会社Green AI
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表彰種別:審査委員会特別賞
■ 受賞対象製品

脱炭素計画策定システム『GreenAI』
『Green AI』は、企業が保有するエネルギー・設備・排出量データをもとに、AI・最適化アルゴリズムと5,000個以上の脱炭素・省エネ施策データベースを活用し、削減計画を最短5分で立案する脱炭素計画策定システムです。あわせて、拠点ごとのエネルギー削減を継続的に管理するPDCA機能も備えています。
従来、専門人材や多大な工数を要していた脱炭素計画策定を大幅に効率化し、省エネ施策を中心とした高ROIの脱炭素施策を数多く提示することで、「CO2削減」と「コスト削減」を両立できる実行性の高い計画を策定することができます。
■ 今後の展望
当社は、「CO2削減」と「コスト削減」を両立できるからこそ、より多くの企業が脱炭素に取り組めると考え、その裾野を広げていきます。
脱炭素と経済性を両立する鍵となるのが、省エネルギーです。省エネ施策は、再生可能エネルギーの導入と比べて投資回収期間が短く、高いROIを実現できるケースが多く存在します。実際に、設備の運用改善や小規模な改修によって、数カ月以内に投資回収が可能な施策も少なくありません。
日本は、世界最高水準の省エネルギー技術と現場ノウハウを有しています。当社は、日本の省エネノウハウをデータベース化し、誰もが活用できる形で世界に提供することで、世界の脱炭素および省エネルギー(Energy Efficiency)の推進に貢献していきます。
さらに、日本の優良な省エネベンダーと海外ユーザーを結び、欧州・アジアにおける脱炭素の加速に寄与するとともに、日本のベンダーの成長にも貢献してまいります。
■ ENEX2026 展示について
2026年1月28日(水)〜30日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ENEX2026 ― 第50回 地球環境とエネルギーの調和展」 に、ブース出展を予定しています。会場内のアワードコーナーでは、省エネ大賞を受賞した脱炭素計画策定システム『Green AI』の展示に加え、社員による説明およびデモンストレーションを行う予定です。ぜひ会場にてご覧ください。
ENEX2026公式ウェブサイト:https://www.low-cf.jp/east/
■ 省エネ大賞の概要
【目的】
本表彰事業は、事業者や事業場等において実施された、他者の模範となる優れた省エネルギーの取り組みや、省エネ性に優れた製品・ビジネスモデルを表彰するものです。
公開審査会、受賞者発表会、事例集・受賞概要集などを通じて情報発信を行い、我が国全体の省エネ意識の拡大および省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。
【対象部門】
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省エネ事例部門
企業・組織全体、または事業場・現場における省エネ取り組みや、小集団活動・他者連携による省エネ活動の成果事例。 -
製品・ビジネスモデル部門
当該年度11月1日までに国内で購入可能な省エネ性に優れた製品、または省エネ波及効果の高いビジネスモデル。
※2023年度より産業分野を新設。
省エネ大賞ウェブサイト:https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
■株式会社Green AIについて
株式会社Green AIは、「環境(Green)」と「テクノロジー(AI)」を組み合わせ、企業の脱炭素経営を支援するスタートアップです。
脱炭素ロードマップ策定システム『Green AI』は、専門知識がなくても短時間で計画を立てられるシステムで、AIが5,000件(数式ありは1,800件)件以上の省エネ・脱炭素施策から最適なものを選び、CO2削減量や投資回収年数をすぐに算出することで、脱炭素とコスト削減を同時に実現します。
さらに、計画策定(Plan)だけでなく、実行(Do)、モニタリング(Check)、改善・計画修正(Act)まで支援し、工場や事業所ごとにエネルギー・排出量削減のPDCAを回せる実行型のプラットフォームです。
私たちはまず「電気代・ガス代の削減」につながる省エネと再エネを重視しています。水素・バイオ燃料・CCSなどの大幅にCO2を下げる一方でコスト増になる技術は中長期的に重要ですが、企業が最初に取り組むべきはコスト削減につながる省エネと再エネです。
これは、化石資源依存緩和、電気・ガス料金の価格変動リスクの緩和につながり、仮に「地球温暖化防止」という観点がなかったとしても、必ず取り組むべきことです。
Green AIは、省エネ・脱炭素施策を集約・分析し、最適な打ち手を提示することで、脱炭素の“経済的ハードル”を下げ、より多くの企業が一歩を踏み出せる未来を目指しています。
■会社概要
社名:株式会社Green AI
代表取締役CEO:鈴木 慎太郎
事業内容:脱炭素化計画策定・GHG削減システム『Green AI』の企画・開発・運営・販売
創業:2023年3月
企業URL:https://green-ai.app/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Green AI
担当:工藤
Email:press@grn-ai.com
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- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発環境・エコ・リサイクル
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