テュフ ラインランド ジャパン、Wi-SUN認定試験機関として、Wi-SUN HANプロトコル試験およびHAN相互接続性試験サービスを開始
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ホルガー・クンツ)は、2015年12月より国際無線標準規格「Wi-SUN」の新規格であるホームエリアネットワーク(HAN/Home Area Network/Single Hop)用Wi-SUNプロトコル試験およびWi-SUN相互接続試験サービスを開始しました。
これまではBルート(スマートメーターとHEMSの間)用のWi-SUN無線適合性試験、Wi-SUNプロトコル試験およびWi-SUN相互接続試験を行っていましたが、これに加えてホームエリアネットワーク(HEMSとスマート家電などの間)用Wi-SUNプロトコル試験、Wi-SUN相互接続試験が可能になりました。
現在、2013年に日本国内の電力会社がスマートメーターにWi-SUN通信規格を採用したことを契機に、スマートメーターとHEMS機器、およびHEMS機器とHAN(家庭内ネットーワーク)の通信規格として、Wi-SUNアライアンスが策定した920MHz帯のWi-SUN規格の採用が進んでいます。
日本では、スマートメーターと家庭内機器との間の通信に、Wi-SUNを用いる場合、対象機器(スマートメーター、HEMS機器、重点8機器*、他)は、機器間の適合性と相互運用性の確保のため、Wi-SUNアライアンスが指定する認定試験機関で対象となる認証試験を実施し、合格する必要があります。今回の新サービスは、この認証試験のひとつです。
*1 重点8機器:スマートメーターBルート、太陽光発電、蓄電池、燃料電池、 EV/PHV、エアコン、照明機器、給湯器の8機器のこと。
テュフ ラインランドは、今後急速に拡大することが期待されるIoT/M2Mの市場に対し、公正中立な第三者認証機関として、効率的で安定した通信環境の実現に貢献してまいります。
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。69ヵ国に拠点があり、従業員数は19,300人、年間売上高は17億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com
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