脅威・不正・ミスを発見する送信メールのリアルタイム分析のための多言語文書解析手法で米国特許取得

自動学習・リアルタイム判定で送信メールのモニタリング業務を効率化

アイマトリックス株式会社

アイマトリックス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:岡 響)は、メール送信における異常検知・モニタリングソリューション「マトリックスインサイト」の基幹技術である、メール本文の特徴抽出・解析手法において米国特許(PatentNo.: US12,602,542B2)を取得したことをお知らせします。この手法によって、メール本文の言語を問わず、送信者の文章の特徴を学習し、送信者が普段扱わないような話題・文体で書かれたメールを発見することが可能になります。本技術を用いたマトリックスインサイトは、明確なキーワードの設定やチューニング、AIの管理を必要とせずにリアルタイムな送信メールのチェック運用が可能であるため、セキュリティー対応人材の不足に悩む日本企業のセキュリティー環境の強化に貢献できるものと考えております。

 

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マトリックスインサイト(matriXinsight)は、アイマトリックスが提供するメールセキュリティ-サービス「imatrix Security Platform」で利用可能なリアルタイム送信メールモニタリングサービスです。

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図 1 マトリックスインサイト概要図 

  

背景

  ビジネスにおけるコミュニケーションは、社内においてはチャットツールが主流となりつつありますが、異なる企業間のコミュニケーションは未だにメールが主流です。企業間でコミュニケーションを取る際に課題となるのは情報漏えいやコンプライアンス違反です。送信保留や宛先確認ツールなどの誤送信防止機能や、上長の承認を必須とする第三者チェックツールなどが存在しますが、すべてのメールに対してこれらを実施するのは時間や手間のコストが高く、現実的ではありません。そのため、条件を絞って対応するケースがほとんどですが、漏れなく最低限のルールを設定するのは多大な労力がかかるか、不可能な場合も多くあります。送信されるメールのいくつかをサンプリングして、人間の目でチェックする方法を採用するケースもありますが、事後チェックになる上、一部のメールしかチェックすることはできません。

マトリックスインサイトによる送信メールのリアルタイム分析

  マトリックスインサイトは、前述のような課題を抱える組織・部署に対し、外部に送られるメールの中から人間が特に注目して確認を実施すべきメールを厳選するためのソリューションです。アイマトリックス独自のAIで送信メールを個人ごとに自動学習し「その送信者が普段送るメール」を定義します。定義から逸脱したメールにアラートを発し、記録したり、管理者に承認を求めたりすることが可能です。

  一般的に、誤送信や不正、乗っ取りなどには、明らかに普段と異なるふるまいが含まれていることが多く、マトリックスインサイトはその「普段とは異なる特徴」をスコア化します。普段のメールとの差違が大きいほどスコアが大きくなります。スコアリングはメールが送信される過程でリアルタイムに実施され、メールが外に送信される前に異常を発見可能です。

  管理者やコンプライアンスチェックの担当者は、すべての送信メールを目視でチェックすることなく、マトリックスインサイトが高いスコアを付けたメールを重点的に観察することで、本来のチェック業務により集中することができるとともに、今まで事後チェックであったものを事前にその場でチェックできるようになり、情報漏えいや不正を未然に防ぐ可能性を高めます。

  マトリックスインサイトのスコアはヘッダ、本文、添付ファイルにそれぞれ付与されるため、どの部分を重点的にチェックすべきかを担当者に示唆します。 今回取得した特許はこの本文のスコアリング部分に利用され、メール本文が日本語以外の言語で書かれている場合や、混在している場合においても同一の手法で解析を実施し、特徴を抽出・スコアリングすることが可能になっております。海外とのやりとりが多い部署やグループ企業が存在しても特別なチューニングを施さずに利用可能です。

外部モデルを用いない完全独立型学習モデル

  マトリックスインサイトのAIは、外部機関の公開モデルや連携機能を用いず、利用ユーザーである送信者の送信メールのみを用いて、その送信者専用の学習モデルを作成します。学習・推論に他のユーザーのデータを利用せず、その逆もありません。外部に学習データを共有することがないためAI利用によるデータ流出の懸念や学習モデルへの不正なデータの混入もありません。

  学習は自動的に実施され、蓄積した新規送信メールから定期的に特徴を更新します。そのため、管理者がAIの専門家でなくとも運用が可能です。

 

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参考価格帯:約¥210/アカウント/月 (メールアドレス数500の場合。詳細はお問い合わせください。)

最小契約ライセンス数:50

契約単位:年間契約

提供形態:SaaS (メールリレーサーバーとして機能)

本年度売上目標:¥3,000万~¥5,000万

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 特許情報

発明の名称:TEXT ANALYSIS SYSTEM, AND CHARACTERISTIC EVALUATION SYSTEM FOR MESSAGE EXCHANGE USING THE SAME

特許番号:US12,602,542B2

特許権者:アイマトリックスホールディングス株式会社

登録日:2026年 4月14日

 

特許技術概要

本発明は、文章の特徴抽出手法およびそれに基づく分類手法です。各文字を数値に変換し、文章を波形データとみなして、同一筆者の特徴を機械学習によって定義し、その定義を用いてその特徴から逸脱する文章(例えば他の筆者や、いままで扱ったことない話題、異なる文体など)を発見することが可能です。分かち書きや意味解析を行わず、数値変換した文字の並びとして解析を行うため、言語を問わず利用可能です。また、この手法ではメールの送信時にリアルタイムに判定結果を出力できるパフォーマンスを実現しています。

 

【アイマトリックス株式会社について】 

URL: https://www.imatrix.co.jp/

2000年に創立し、主にEメール、システムセキュリティーに関連するサービス、技術・市場開発を行ってきました。日本市場シェアNo.1の「マトリックススキャン」に代表されるメールセキュリティーソリューションの開発・販売を主軸とし、アイマトリックス独自開発技術によるハードウェア・ソフトウェア製品を発売しており、累計で約4500万件以上のアカウントのセキュリティーに貢献しています。国内大手通信事業者から、小規模事業者、自治体、大学、サービスプロバイダーなど多様な企業・団体・組織にご利用いただいております。

 

 

■ 製品に関するお問い合わせ先

アイマトリックス株式会社

カスタマーリレーションズ 営業担当

TEL: 044-272-6771    E-mail: sales@imatrix.co.jp

 

このニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。製品・サービスの内容や仕様、料金等の情報は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。

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会社概要

アイマトリックス株式会社

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URL
https://www.imatrix.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県川崎市宮前区鷺沼3-2-6 鷺沼センタービル4F
電話番号
044-272-6771
代表者名
小島 美津夫
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2017年01月