xID株式会社・CEO日下光が、浜松市フェローに就任
-浜松市のマイナンバーカード普及や利活用の推進を支援-
xID株式会社(東京都千代田区)代表取締役CEOの日下光は、令和3年1月25日(月)に浜松市(静岡県浜松市 市長:鈴木康友)から委嘱を受け、浜松市フェローに就任しました。同日に浜松市にて執り行われた委嘱書交付式には、鈴木浜松市長、xID日下の両名が参加し、今後に向けた展望を発表しました。
■浜松市フェロー委嘱の背景
浜松市は、令和元年10月「デジタルファースト宣言」を行い、デジタルの力を最大限に活かした持続可能な都市づくりの推進を掲げ、デジタル・スマートシティによる市民の皆様の生活の質(QoL = Quality of Life)の向上や、都市の最適化の実現を目指して取り組んでいます。
マイナンバーカード等を用いた公的個人認証サービスは、自宅にいながら行政手続きが可能となる等、市民の更なる利便性の向上に繋がるものとして期待されており、スマートシティの取組を推進する上で必要不可欠なものです。
浜松市においては、令和3年1月13日(水)に「マイナンバーカード利便性向上及び交付推進プロジェクト」が始動。浜松市のマイナンバーカードを活用したデジタル・スマートシティ推進を加速すべく、浜松市フェローとしての協力をxID代表取締役CEOである日下に要請いただき、この度の就任発表となりました。
■浜松市長 鈴木康友 ご挨拶
この度、日下様に浜松市のフェローを委嘱させて頂きました。日下様におかれましては、お引き受けを頂きまして本当にありがとうございました。
浜松市は一昨年の10月にデジタルファースト宣言を行いまして、これまで東様、陳内様、関様と3名の専門家の方々にフェローをお願いしてまいりました。
専門家の皆様には、デジタル・マーケティングやデジタル・ガバメントなど、デジタル・スマートシティを推進するに際して、重要な取り組みの中で様々なアドバイス等を頂いてまいりました。
この度、日下様には是非マイナンバー等を利活用してどのようにスマートシティを築いていくか、あるいはデジタル・ガバメントをどう推進していくか。こうした点で様々なアドバイスやお知恵をお借りしたいと思います。
日下様はご存知のように、世界で最もデジタル化が進んでいると言われているエストニアの政府機関のアドバイザーを務め、また国内では、石川県加賀市の地方創生推進フェローとして、加賀市を日本で最もマイナンバーカードが普及した都市にし、その利活用等でも加賀市様に対してアドバイス等をされていると伺っております。
これからデジタル・スマートシティを推進していくにあたり、最も重要なインフラとなるのがマイナンバーカードでございます。私たちもこれから普及促進に向けて、全力で取り組んでまいります。日下様には是非、マイナンバーカードの普及や利活用をしたデジタル・スマートシティの推進に向けまして、浜松市に対し様々な形でご尽力頂ければと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
■xID代表取締役CEO 日下 ご挨拶
xID株式会社代表の日下と申します、本日はオンラインで失礼いたします。簡単に自己紹介をしながら、今回のフェロー就任の経緯をお話させて頂ければと思います。
私はxID株式会社の代表でもありますが、鈴木市長からもご説明あった通り、石川県加賀市の地方創生推進フェローもさせて頂いております。弊社はxIDという会社名ですが、同様の名前のxIDという、日本で現在唯一の「マイナンバーカードに特化したデジタルIDアプリ」を既にいくつかの自治体でご提供、実用化を進めて参りました。
デジタル庁の発足も今年9月にあり、マイナンバーカードはこれからのデジタル化の一丁目一番地ということで、デジタルでもリアルでも「あなたがあなたであることを証明する手段」、つまりデジタル身分証としての活用が期待されています。
浜松市でもデジタル化を進めていく中で、このマイナンバーカードの交付促進・普及促進をしていこうとなったと伺いました。その中で、私のこれまでのデジタルID、マイナンバーカードに関する知見を活かしながら、浜松市のデジタル化に貢献していければと思っております。
デジタル化の中で一番重要なことは、やはり現地の市の職員の方、そして今日会場にいらっしゃる地元メディアの方も含めて、きちんと市民とコミュニケーションを取り、連携していくことであり、これが出来ないとデジタル化は一切進みません。そういった意味では、今回のフェロー就任を通して、是非、地元メディア、市の職員の方々とも連携して、デジタル化をこのマイナンバーカード、デジタルIDを中心に進めていければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
■オンラインセミナーの開催について
当社代表・日下の浜松市フェロー委嘱を記念し、「行政、民間企業におけるマイナンバーカード利活用の可能性」をテーマとして、オンラインセミナーを2月に開催する予定となります。
詳細につきましては改めて告知いたします。
■日下光(くさか ひかる) プロフィール
1988年生まれ。2012年にxID株式会社を創業。
創業時からブロックチェーン技術に注目し、政府機関や民間企業のプロジェクトの企画・提案をブロックチェーン黎明期より携わる。2017年よりエストニアに渡り、e-Residencyや政府機関のアドバイザーを務める。東京大学近未来金融システム創造プログラム講師。
- xID株式会社 代表取締役CEO [https://xid.inc]
- エストニア行政機関e-Residencyアドバイザー (Advisor of e-Residency)
- e-Residencyの国家初仮想通貨プロジェクト”Estcoin”検討委員会アドバイザー
- エストニア・日本首相訪問経済ミッションプロジェクトメンバー
- 石川県加賀市地方創生推進(デジタル化・スマートシティ)フェロー
- 東京大学近未来金融システム創造プログラム講師
■本プレスリリースに関する問い合わせ先
浜松市:デジタル・スマートシティ推進事業本部(担当:瀧本、市橋) ℡:053-457-2454
xID株式会社:官民共創推進室 (担当:加藤) : https://xid.inc/contact-us
■浜松市について
URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/
浜松市は、東京・大阪から新幹線で1.5~2時間ほどで行くことができる、首都圏と関東圏のほぼ中間に位置する都市です。市域面積は1558.06平方キロメートル(全国2位)、人口は約80万人を有し、日本でも有数の地方都市として政令指定都市に認定されています。
都市的機能や先端技術産業などが集積する都市部、都市近郊的農業が盛んな平野部、豊富な水産資源に恵まれた沿岸部、そして広大な森林を擁する中山間地域と、全国に類のない多様性を有する、国土縮図型の都市で、四季折々の豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。
■xIDについて
URL:https://xid.inc/
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューションを中心に、次世代の事業モデルをパートナーと共に創出するGovTech企業です。デジタルID先進国のエストニアで培った知見・経験をもとに、情報のフェアな透明性を担保し、データ・個人・企業・政府の信頼性が高い社会をデジタルIDを通して創出していきます。
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