90開催を突破!日本最大級サンプリングイベント「RSP Live」5/25(水)開催!~商品UGCリーチ数100万以上!一般生活者が商品魅力を拡散する“仕掛け”~
【ブランド担当者に聞く!イベントレポート#02】~「目指すは生活の一部となる商品づくり」顧客との関係を深めるプロモーションメソッド~ #02 CJ FOODS JAPAN株式会社
累計利用者数340万人を突破した日本最大級のお試しサービス「サンプル百貨店」を運営する、株式会社オールアバウトライフマーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土門裕之)は「生活者の声を活かして商品・売り場作りに貢献し、豊かな消費体験を支援する」という理念のもと、サンプリングイベント「RSP(リアルサンプリングプロモーション、通称アールエスピー) 87th88th Live」を22年3月16日(水)にオンライン上で開催いたしました。本企画ではRSPご出展社のみなさまに出展に至った経緯や、出展後の反応についてインタビューしました。本イベントレポートを通し、5月25日(水)開催の「RSP 89th Live」8月31日開催の「RSP 90th91st Live」の予告とさせていただきます。
【今回、お話を伺った方】
■CJ FOODS JAPAN株式会社 https://cjfoodsjapan.net/
■CJ FOODS JAPAN株式会社 / マーケティング部マーケティング1課 係長 / 池田 惠美子 様
■CJ FOODS JAPAN株式会社 / マーケティング部マーケティング1課 / 南出 美紗貴 様
(写真左:池田 様 / 右:南出 様)
【インタビュアー】
■株式会社オールアバウトライフマーケティング 営業部企画推進グループ
RSPイベント事務局 野口綾乃
- 【チャプター】
- コロナ禍で再認識されたサンプリングの意義
- 生活に溶け込む商品を目指して~キーワードは「カジュアル」「親近感」~
- 直接語りかけるプレゼンテーション型サンプリングでファンづくり
- 生活者の声とともに、商品を育て商品を広める
- 今後の「美酢」への想い
【1.コロナ禍で再認識されたサンプリングの意義】
■RSPイベント事務局 野口(以下、野口):まずはCJ FOODS JAPANについてご紹介をお願いいたします。
■CJ FOODS JAPAN 池田様(以下、池田様):本社は韓国にございます。もとは砂糖や小麦粉を作る会社でして、食品事業をメインに、インフラだったり、エンタメ、物流等、幅広く事業を展開しています。
CJ FOODS JAPANは2019年にCJ JAPANから食品事業部が独立いたしまして、現在3年目の若い会社となります。食品メーカーとして、韓国食品をメインに取り扱っております。
■野口:ありがとうございます。この間、動画サブスクリプションサービスで、観た話題の映画が「CJ ENM」の出資映画でした。私自身も韓国への留学経験があるのですが、生活の中で「CJ」のロゴはどこにいても、何をしていても、非常によく目にしていました。また早速ですが、お2人のプロフィールをお伺いできますか??
■池田様:私はCJ JAPANに入社し5年間ほど営業職に従事しておりました。その後、CJ FOODS JAPANに転籍し、2020年からマーケティング部で「美酢」を担当しております。現在は「美酢」ブランド全体のプロモーションに従事、商品としては「ビューティービネガーゼリー」を主に担当しています。
■CJ FOODS JAPAN 南出様(以下、南出様):私は2020年に新卒社員として入社し、「CJ FOODS JAPAN」マーケティング部に配属で現在に至ります。生活者参加イベントといったプロモーションを担当したり、商品としては「美酢」ブランド初のアルコール商品である「ビューティビネガーサワー」を主に担当しております。RSP 87th Liveではプレゼンターとして登壇させていただきました。
■野口:ありがとうございます。今、エンタメ・食品・ファッションと・・・韓国ブームの勢いが止まりませんが、貴社の存在も、社会に与えている影響力が大きそうですね。
■池田様:そうですね。ほんの少し前まで、韓国の曲とかモノとか、自然と知っている人は少なかった気がします。でも、最近では垣根がなくなってきていて、例えば日本の曲を聴くように韓国の曲を選んで聴いたり…生活の中に溶けこんできているなと。自然と距離が縮まってきていることを実感します。
■野口:SNSの発達なども、文化の伝搬をスムーズにしているのかなと感じます。韓国ブームもあり、追い風がある中、貴社ではさらに様々なプロモーションを仕掛けていらっしゃいますね。その中でRSPにもご出展をいただきましたが、ご出展の背景を教えてください。
■南出様:今回は、「美酢」ブランド全体にかかるイベントとして出展をさせていただきましたが、2020年9月に発売した「美酢」ブランド初のアルコール飲料「美酢ビューティービネガーサワー」のプロモーションが大きな理由です。2020年は新型コロナウイルスが発生~流行という混乱の年であり、我々から積極的にお酒のプロモーション等は致しかねる状況でした。
オンライン施策として、公式SNS等オンラインのプロモーション施策も実施しておりまして、そちらでは告知等していたのですが、お客さまから「知らなかった!」「サワーもあったの??」などのコメントが多く寄せらせました。また「試してみたいけど、近くのお店に商品が置いてない」などのご意見も多く、新商品のご紹介にあたり、お客様に向けてお試ししていただく、トライアルの場は欠かせないということを実感しました。
そんな中、RSP Liveをご紹介いただき、全参加者に商品をお試しいただき、その感想を生活者のみなさまのSNSやブログ等で発信していただけるという点に魅力を感じて、出展させていただきました。
■野口:新型コロナウイルスの流行の影響で、今まで実施されていた試飲ですとか、トライアルの機会はかなり減ってしまったのでしょうか?
■南出様:はい。コロナ禍前は、試飲などのトライアルを積極的に展開しておりました。食品は特に、まず試してみないと購入にはつながらない点が顕著ですので、その点は大きく影響を受けた形になります。
■池田様:ですので、今までのような形ではなく、オフィスやご自宅に商品をお送りしてお試しいただくサンプリングを実施したり、お客さまとの直接的なコミュニケーションが取りづらくなっている分、SNSなどに力をいれてきた期間でもありました。
「美酢」の認知度は年々、高まってきているのですが、実際の喫飲経験というものを高めていくためには、オンライン・オフラインを問わず、引き続き、サンプリング・トライアルには力を入れていきたいと思っております。
■野口:ありがとうございます。今ではすっかり認知を獲得しているようにお見受けする「ビネガードリンク」ですが、個人的に一昔前はあまりなじみが無かったような気がしております。
認知獲得段階の商品の場合、プロモーションをしても自分向けの商品と認識されずにスルーされたり、サンプリングを受け取ってもらえない等のお悩みも他社様から、よく聞くお声です。「美酢」はすでに認知がお在りのブランドかとは存じますが、ご苦労された点等ありましたら、お聞かせください。
■池田様:そうですね、仰るように従来の「ビネガードリンク」は”酸っぱさを我慢して、健康のために飲まなくてはいけないもの”という立ち位置の商品だったかと認識しております。商品としてもターゲットは50代以上の方を中心に、玄米を発酵させた黒酢や米酢を中心に、健康のために飲むものといった内容でした。
「美酢」に関しては2012年に進出してまいりまして、まずはCOSTCOで販売を開始しました。そこで試飲を頻繁に実施させていただいて、お試しされた方々から口コミで広がっていきました。はじめはCOSTCOに行かなくては購入できない商品であったものが、徐々に広まり、2016年から、ようやく一般流通経路でもご購入いただけるようになりました。その段階で4年の歳月がかかっております。
時間はかかりますが、「ビネガードリンク」という、これからの市場において、着実に1人でも多くの方に認知を広め、飲んでいただき、ファンになっていっていただくという点で、サンプリング・トライアルは今後も大事にしたい手段です。
■野口:飲んでいただけさえすれば、購入につながる自信のある商品ということですね。
■池田様:はい!やはり、今までの「ビネガードリンク」とは違ったまろやかな酸っぱさや甘み、飲みやすさが特長の商品ですので、トライアルさえしていただければ、実感していただけると考えております。
【2.生活に溶け込む商品を目指して~キーワードは「カジュアル」「親近感」~】
■野口:ありがとうございます。そのような積み重ねもあり、現在「美酢」は認知に関しては非常に高いところまで来ているのではないかなと思うのですが…次のステップとして目指されていることがありましたら、教えて下さい。
■池田様:代表的な希釈タイプについての認知度は、年々上がってきていることはお伝えの通りですが、まだまだ伸びしろはあるなと感じています。
「美酢」を知ってはいるけれど「ビネガードリンク」に抵抗があるとか、購入したことはないという方もまだまだいらっしゃる市場です。そういった方々に対してのトライアルも進めていきたいですし、希釈式以外のゼリーやサワーのカテゴリーの認知度はこれからですので、成長の余地がまだまだです。
また認知獲得の先にある目的としては、流行や一過性の流行りではなく、生活の習慣として「美酢」を飲用していただくことを目指していきたいです。
■野口:生活や習慣を変容していくところまでを目指されているのですね。生活者の生活に深くかかわっていく商品として成長していきたいということですね。
■池田様:はい。美味しく、カジュアルに飲めて、カラダにも嬉しいという点が特長のブランドです。お好きなタイミングで飲んでいただければいいのですが、「あ、寝る前に美酢飲んでなかった」「朝食には美酢を飲もう」など、お客様のより身近に居続けられる商品でありたいと思っております。
インフルエンサーの方々と一緒にSNSプロモーションも実施しているのですが、その際も、親近感が湧く、一般生活者の方々も真似しやすいような投稿をしてくださる方を起用しています。お客様とブランドとの関係性を着実に育てていきたいと考えています。
■野口:一般生活者としては、企業のプロモーション広告などよりも、身近な立ち位置の方からの、同じ目線での商品紹介の方が親近感もあり読む気になりますし、説得感がありますね。
RSP Liveでも、参加者から商品感想のSNS投稿や使用レポートといったUGCが大量に上がってまいります。その数、1商品について100万リーチ程度にもなりまして、拡散力にご好評いただいております。またその拡散力だけではなく、生成されるUGCの質の高さもポイントです。
参加者の方は、一般生活者の方になりますが、企業様の商品プレゼンテーションを10分間しっかり聞き、商品理解や企業理念を深く理解した状態ですので、一般生活者の立場からの目線がありながらも、商品特性等をしっかり説明してある上質なUGCが多い事が特長です。
【3.直接語りかけるプレゼンテーション型サンプリングでファンづくり】
■野口:今までのお話を伺い、生活者との目線を合わせたコミュニケーションを大事に、関係性を着実に育てるプロモーションを実施されていることを感じました。RSP Liveにご登壇されて、その点では、いかがでしたか??
■南出様:直接、商品を試してもらいながら、商品説明プレゼンテーションを聞いていただける点が新鮮でした。実際に商品説明の機会があったとしても、商品が手元にないのとイメージが湧かなかったり、味も分からないということがネックかと思います。
RSP Liveに関しては、参加者に実際に商品をお試しいただけることも勿論ですが、10分間という比較的長い時間の商品説明プレゼンテーションを聞いていただけるので、商品理解も抜群にしていただきやすいですね。しっかりと商品理解していただくことで、購入にもつながりますし、納得していただいたうえでファンにもなっていただきやすいのかなと感じています。
やはり、こういったコロナ禍という状況の中で、我々メーカー側から直接、生活者の方々に商品魅力などを伝えられる場がなかなか無かったこともあり、その点は非常に大きく感じました。
またリアルタイムでの参加者のチャットを見させていただいたのですが、こだわり等はしっかり伝わっていたことが分かり嬉しかったですし、リアルな反応等を見られることは、生活者の皆様の理解に通じますので、参考になり、”ならでは”の価値を感じました。
■野口:当日は南出様に対しても、「ファッションが韓国っぽくて素敵!」といったコメントもあがっていましたね。笑
■南出様:細かなところまで、見られているのだなぁと思いました。笑
■野口:そうですね。笑 参加者にとっては、プレゼンター様が企業のイメージとなりますので、そういった意味でも、貴社らしさが伝わったのかなとチャットを見て思いました。
また、ご登壇のプレゼンテーションは、アーカイブ動画として保管されます。参加者の皆様は当日だけでなく、出展社さまのプレゼン動画を繰り返し視聴されますので、企業イメージや商品魅力をしっかり実感していただける仕組みになっております。
■野口:プレゼンがお上手で舞台慣れしているように見えたのですが、生活者に向けての商品プレゼンテーションの機会は他にも多いのでしょうか??
■南出様:直接話すという機会はあまりないですね。Instagramなど、1つの媒体を通じて伝えるということはありますが、私個人の口から、生活者の皆様に語り掛けるという体験は個人的には初めてでした。実際にチャットでのコメントもリアルタイムで頂けたりして、「美酢飲んでます」など、お声を頂けたり、嬉しかったですね。
■池田様:対生活者という形式で、商品をプレゼンテーションすることは余り経験がないですね。珍しいプロモーションですよね。
■野口:ありがとうございます、それが強みでもあります。
【4.生活者の声とともに、商品を育て商品を広める】
■野口:先ほどもお話させていただきましたが、RSP Liveでは、イベント実施後に参加者から、商品のお試し体験レポートが、各人のSNSやブログで大量に上がってきます。
しっかり商品説明を受けてからお試しするので、投稿1つ1つのクォリティが高いことが特長で、出展社様からは喜ばれています。この大量の良質なUGC生成・拡散がRSP Liveの一番の特長でもあります。
今回もたくさんのお声が集まってきていますが、RSP Liveで集まったお客様のお声はどのように活かされるご予定ですか??
■南出様:開催後TwitterやInstagramを確認しましたら、商品を試された本当に多くの投稿がありました。「希釈式は飲んだことはあったけど、サワーは初めて飲んだ!」などのご意見も多く、ほかのカテゴリーは認知の伸びしろを実感しました。
また、既存の商品や、新商品に対しては「試してみたい」「絶対に買います!」だったり「〇〇味が欲しい」などの声もあり、実際の生活者の声として、ここまで需要があるということも、営業活動等にも活用していけたらと考えております。
■池田様:フレーバー、パッケージのデザイン、コンセプト、カテゴリー、商品に関する全ては社内はもちろんですが、生活者調査を実施して決めています。今回のお声やUGCも幅広く商品開発に活かさせていただく予定です。
【5.今後の「美酢」への想い】
■野口:ありがとうございます。では、最後に今後の「美酢」への想いを語っていただけますか。
■池田様:コロナ禍という要因もありますが、年々、生活者様の健康志向が高まっている傾向にあります。「ビネガードリンク」の飲料市場ももとは50代以上がメインだったものが、健康志向の向上という追い風があり、若返りを感じています。こういった中で、「美酢」のターゲットは2~30代の美容に関心のある女性となっており、商品特性もツンとした特有の香りが無かったり、フルーティーでまろやかな風味でどなたにも美味しく飲んでいただけるテイストです。今までの「ビネガードリンク」のイメージを変えていくような、また気分や好みに合わせてカジュアルに習慣化できる商品として今後もTPOを提案していきたいと思っております。
■南出様:やはり、希釈式は認知も上がってきてはいる中ですが、希釈式以外にも、ゼリーやサワー、アイスなど様々なカテゴリーが出ております。味や風味には自信があるので、ほかカテゴリーも試していただき、ファンを増やしていきたいと思っております。
■野口:池田様、南出様ありがとうございました。今後の「美酢」ブランドの益々の展開も楽しみにしています。本日はありがとうございました。
- 「RSP Live (アールエスピーライブ)」について
□資料お問い合わせはこちら
https://www.3ple.jp/inquiry/companyEntry/
- 5分でわかるRSP Live
https://youtu.be/PguMFlSbHu4
- 次回 RSP Live 開催情報
開催日時:2022年5月25日(水)AM10:00~予定
参加者:サンプル百貨店女性会員 1,300名
イベント詳細:https://www.3ple.jp/feature/3ple/event/
- 次々回RSP Live 開催情報
開催日時:2022年8月31日(水)AM10:00~予定
参加者:サンプル百貨店女性会員 2,600名
イベント詳細:https://www.3ple.jp/feature/3ple/event/
- 会社概要
所在地:東京都渋谷区恵比寿南一丁目15番1号 A-PLACE恵比寿南3階
主な事業内容:サンプリング事業、コマース事業、マーケティングソリューション事業(広告、イベント、プロモーション)
代表取締役社長: 土門 裕之
事業開始:平成16年11月19日(2004年11月19日)◆資本金:55,000千円
URL:https://www.lifemarketing.co.jp/
- 【オールアバウトライフマーケティングについて】
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