【2日目終了!】第12回協働型災害訓練in杉戸「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」
一般社団法人協働型災害訓練は、彩の国いきいきセンターすぎとピアにて、2月8日(土)「協働型災害訓練in杉戸〜地域のチカラ学生のチカラ〜防災xゲーミフィケーション〜」2日目を開催しました。
「つながることは備えること」をキャッチコピーに掲げ、2014年から毎年「協働型災害訓練」の開催を重ねている一般社団法人協働型災害訓練(本社:埼玉県東松山市、代表理事:とよしま亮介)は、彩の国いきいきセンターすぎとピア(埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)にて、2月8日(土)「協働型災害訓練in杉戸〜地域のチカラ学生のチカラ〜防災xゲーミフィケーション〜」2日目を開催しました。
今回のテーマは「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」。発災直後の応急期においては、行政や関係機関が動き出すまでにはどうしてもタイムラグが生じてしまいます。その時に最大限の力を発揮できるのは、地域のチカラ×学生のチカラです。今回は、防災×ゲーミフィケーションと題し、様々なテクノロジーを用いてよりボーダーレスな支援をどう行うべきか考えました。
10:00【介護福祉x地域のチカラ】
〜医療的ケア児者の災害時の避難について〜 (福祉タクシー恵彩 代表 大崎信義)
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解説:阪神・淡路大震災から30年が経過し、災害支援の形も多様になってきました。より、ボーダーレスな支援が求めらる流れの中で、シニア・乳幼児・ペットと様々な目線での災害支援が取り上げられるようになってきました。しかし、障害児・障害者、中でも医療的ケア児・者(日常生活を営むために医療を要する状態にある人たち)については、まだまだ注目されていません。
2016年、児童福祉法の改正に伴い、通称、医療的ケア児支援法案が成立。2021年には、医療的ケア児及びその家族に対する支援は自治体の責務となりました。医療的ケア児・者は、現実的には最初から福祉避難所の利用を想定せざるを得ず、現状の運用とは相違が生じてしまいます。
10:30【理美容x地域のチカラ】※プログラム変更
〜チーム恵比寿・能登半島地震支援レポート〜
(災害支援団体 チーム恵比寿 団長 加倉井誠)
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解説:能登半島地震発災から1年が経過しました。しかしながら、今もなお、現地では支援が続いています。発災直後から現地に入り、様々な連携をしながら多方面の支援を行ってきた災害支援団体チーム恵比寿(えびす)の理美容を中心とした新しい支援の形についてレポートして頂きました。
11:00 【ゲーミフィケーションx地域のチカラ】
〜地区防災力向上のための手法〜
(一般社団法人Do It Yourself 代表理事 東善朗)
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解説:災害対応は、日頃から備えておかなければならない社会課題の一つです。しかしながら、その必要性にも関わらず、関心を持たない人々がほとんどでその働きかけが難しい現状があります。大小ある防災かるたの実践もしました。
12:00 【学生のチカラx地域のチカラ】
〜楽しく防災に関わる仕組みづくり〜
(防災普及学生団体Genkai(玄海) 代表 橋本玄)
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解説:幼少期から、東日本大震災の支援活動に取り組む父の姿を間近で見て育つ。災害の記憶や教訓を次世代につなげることの大切さを強く感じ、中学生時代に学校の杜撰な防災教育に疑問を抱いたことをきっかけに、防災普及を目的とした学生団体 Genkai(玄海) を立ち上げる。
Genkai では、「一人ひとりに届く『あなたの防災』」をモットーに、年齢や興味に応じた多様な防災教育プログラムを企画・実施。防災を身近で楽しく学べるよう、スポーツやイベント、キャンプを取り入れた独自の手法が特徴。地域や学生を巻き込み、誰もが自分事として防災を考えるきっかけを提供している。
災害を「ジブンゴトにする」
とても印象に残った言葉です。
13:30【災害支援x地域のチカラ】
〜協働型災害訓練フルスケール訓練2025〜
・ペット避難所体験(動物支援ナース)
・非常食仕分け体験(フードバンク埼玉)
・資機材設置体験(杉戸町危機管理課)
・高齢者避難体験(杉戸町社会福祉協議会)
・トリアージ体験(北葛北部医師会、東埼玉総合病院)
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解説:東日本大震災の経験と教訓をきたるべき大災害に生かそうと2013年に始まった協働型災害訓練も今年で12回目の開催となりました。6年前に実施し大変好評だったフルスケール訓練が復活。今回は、来場者を5グループに分け、30分で体験できる災害対応ワークショップを5連続で体感して頂きました。
16:40【ペット支援x地域のチカラ】
〜フルスケール訓練2025&ペット避難体験の検証タイム〜
(一般社団法人ひとtoペット/動物支援ナース 代表 西村裕子)
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解説:東日本大震災の経験と教訓をきたるべき大災害に生かそうと2013年に始まった協働型災害訓練も今年で12回目の開催となりました。その間、日本各地で様々な災害が発生し、支援における形も変化し続けています。中でもペット避難についての議論が進んでおり、環境省からガイドラインが発出されるなど、ペット受け入れ可能な避難所の運営なども始まっています。一般社団法人ひとtoペット/動物支援ナース 西村裕子代表(愛玩動物看護師)らによる、同行避難や避難所飼育などのペット防災、そして人も動物も命を守る行動をとるために必要なことについて、ワークショップを通して学び、その行動検証を行いました。
17:00 【情報共有会議(2nd check out)】
〜参加者による自己紹介と情報交換(記念撮影)〜
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解説:最後の時間は参加者の皆さんから、今回参加した感想を頂きました。防災関係者や地元自主防災組織や自治会の皆さん、学生の皆さんも各グループごとに発表してくださり、今回のイベントでは学ぶことが多く、たくさんのつながりができた。と仰ってくださいました。ただ愚直に12回続けてきた甲斐があったと改めて思いました。
そして忘れてならないのは、我らが配信チーム(チーム名募集中)の皆さん。業者並みの設備でハイブリット配信(会場投影とzoom配信)を実現してくださっています。改めて感謝を込めて会場から大きな拍手が贈られました。
こうして2日間の行程は無事終了。最後は全員で記念撮影。2日間本当にお疲れ様でした!ご参加くださり本当にありがとうございました!
<開催概要>
名称 第12回協働型災害訓練in杉戸「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」
日時 2025年2月7日(金)、2月8日(土) いずれも9:00~17:30
会場 ①彩の国いきいきセンターすぎとピア(埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)
②zoom(ワーク参加)
定員 ①会場参加100名 ②zoom参加200名
対象 ・首都圏周辺の災害時後方支援自治体の職員など
・地域防災に関わっている方、興味のある方や団体など
・ICS(災害現場等の指揮系統や管理手法)を学びたい方や団体など
主催 杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会、一般社団法人協働型災害訓練(CDT)
共催 日本保健医療大学保健医療学部、立正大学地球環境科学部、市民キャビネット災害支援部会・スマートICT部会
協力 埼玉県危機管理課/共助社会づくり課、杉戸町社会福祉協議会、北葛北部医師会、東埼玉総合病院、南越谷内科クリニック、一般社団法人Do It Yourself、防災普及学生団体Genkai(玄海)、福祉タクシー恵彩、動物支援ナース、認定NPO法人市民福祉団体全国協議会 、埼玉県災害ボランティア団体ネットワーク「彩の国会議」、全日本救助犬団体協議会、NPO法人埼玉県防災士会、公益社団法人ユ二バーサル志縁センター、NPO法人フードバンク埼玉、code for saitama、ビブリオテカ オカルタ、株式会社測設、NPO法人埼玉県キャンプ協会、防災まちづくりの会・東久留米、まちひとサイト(東京等中央区社会福祉協議会)、株式会社ホワイトボックス、NPO法人日本社会事業協会、他
参考URL (開催案内掲載ページ) https://www.icsjapan.org/
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