COEDO、アイルランドの蒸留所“CLONAKILTY”とのコラボレーションプロジェクトを始動。12月5日(火)にバレルエイジドアンバーエール「After Nine(アフターナイン)」を発売。
株式会社協同商事コエドブルワリー(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:朝霧 重治)は、クロナキルティ蒸留所(アイルランド・コーク州、CEO:Michael Scully / 日本総合代理店:株式会社コート―コーポレーション、代表取締役社長:大槻 紘之)とのコラボレーションプロジェクトをスタートします。記念すべき第一弾は、バレルエイジドストロングアンバーエール「After Nine(アフターナイン)」。コエドのアイデンティティであるサツマイモ紅赤をスペシャリティに使用したストロングアンバーエールをベースに、クロナキルティ蒸留所のウイスキーをカスクフィニッシュしたラム樽で熟成し仕上げました。
出荷開始は2023年12月5日(火曜日)を予定しています。
一般発売は、コエドブルワリー公式通販、全国の酒販店、飲食店にて展開いたします。
取扱い店舗につきましては、コエドブルワリーウェブサイトにてご案内を予定しております。
*クロナキルティ蒸留所の詳細は下部「クロナキルティ醸造所について」をご参照ください。
商品概要
商品名「 COEDO×CLONAKILRY “After Nine(アフターナイン)” 」
ビアスタイル バレルエイジドストロングアンバーエール(Barrel Aged Strong Amber Ale)
品目 発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名 麦芽(外国製造)、糖類、オーツ麦、さつま芋、ホップ
アルコール分 14.0%
内容量 333ml
コメント「アイルランドの蒸留所”クロナキルティ”とのコラボレーションプロジェクト。コエドの原点であるさつま芋紅赤を原料に用いたアルコール度数14.0%の力強いアンバーエールを、ウイスキーを熟成させた後のラムバレルで1.5か月熟成し、バレル由来の複雑なアロマが付与されました。芳醇な香りとトロっとした飲み口をゆっくりと楽しめる特別な一杯に仕上げました。」
COEDO×CLONAKILTY コラボレーションビール詳細情報
プロジェクトの背景
クロナキルティ蒸留所の創業家であるスカリー家は、9世代に渡って自家農園で大麦を栽培してきました。自然豊かな環境で生産される高品質な大麦で、近隣の醸造所を一次産業から長年支えてきました。蒸留所を2018年に設立して以降、サスティナブルな生産活動を目指しつつ、アイリッシュウイスキーの歴史に新たな潮流を生み出すようなはたらき、原材料から製造おける品質やこだわりへの尊敬がありました。また、私達としてもビールにおけるバレルエイジングによる豊かな世界には常に関心があり、そのタイミングを待っていました。
このご縁を頂いたマツザキ酒店・松崎祐大氏には改めて感謝申し上げます。
スケジュール
2023年11月30日(木) アイルランド大使館にてリリース記者発表(invitation only)
2023年12月5日 (火) 一般出荷開始、COEDO公式ウェブ通販受注開始
コラボレーションに寄せて”|各社コメント
在日本アイルランド大使館 駐日アイルランド大使 ダミアン・コール氏
今回、アイルランドのウィスキー業界を牽引する<クロナキルティ蒸溜所>と埼玉から世界へサステイナブルなクラフトビールを発信する<コエドブルワリー>のコラボレーションを発表できることを大変嬉しく思います。このコラボレーション・ビールの発売は、アイリッシュ・クラフトウイスキーの専門知識と日本の卓越した醸造技術を掛け合わせたユニークなパートナーシップの始まりと呼べるでしょう。このプロジェクトを通して、両社の品質や新たなビジネスへの挑戦に対する追求心だけでなく、企業を超えた、アイルランドと日本という2カ国のさらなる発展を遂げるきっかけに繋がると考えております。
このコラボレーション・ウイスキーが来年、発売されることを心待ちにしています。このプロジェクトは、クロナキルティ蒸溜所とコエドブルワリーに新たな機会をもたらすだけでなく、日本におけるアイリッシュウイスキーの知名度を高め、日本とアイルランドのつながりを深めることになると信じています。
アイルランド政府食糧庁ボード・ビア 日本マネジャー ジョー・ムーア氏
Bord Biaの使命は、アイルランドの食品・飲料輸出の持続可能な成長を支援することです。実際、2022年のアイリッシュウイスキーの対日輸出は9%増の320万ユーロに達しました。クロナキルティ蒸溜所とコエドブルワリーのコラボレーションを支援できることを大変嬉しく思います。アイルランドの蒸溜所がコエドブルワリーのような世界的な生産者とパートナーシップを築くことは、アイリッシュウイスキーのさらなる可能性を示しています。両社にとってまたとない機会であり、このプロジェクトの成功を願っております。
クロナキルティ醸造所 CEO マイケル・スカリー氏
クロナキルティ蒸溜所では、ウイスキーが私たちの本質に根ざしています。私たちは大西洋の端で大麦を栽培し、潮のしぶきと塩分を含んだ土壌は穀物に独特の個性を与えます。私たちの樽は海抜60メーターの倉庫で保管され、熟成の過程で樽とウイスキーの両方に地元特有の風味を加えます。
コエドブルワリーは、私たちと自然な調和がとれており、創設者の農業のルーツが私たちと共鳴しています。彼らは優れたビールのために廃棄されていたサツマイモを活用して優れたビールを作る、自然でオーガニックなプロセスは、クロナキルティの持続可能な実践に通ずるものです。それぞれのお酒を巧みに融合させることにより、私たちは品質面や革新的な試み、クラフトマンシップに対する共通の取り組みで結びついています。
クラフトアイリッシュ・ウイスキー蒸溜所と日本のクラフトビール醸造所によるこの種のコラボレーションは初めてであり、さらに多くのエキサイティングな共同プロジェクトが生まれると信じています。
協同商事コエドブルワリー代表取締役社長 朝霧 重治氏
COEDO はもともと、70 年代から有機農業に取り組んできた株式会社協同商事が設立した農業系のブルワリーです。ビールづくりは1996年に開始しましたが、着想の原点は、有機栽培の畑で緑肥として撒かれ、収穫されることなく畑に鋤きこまれていた大麦の有効活用でした。当時のフィージビリティスタディの結果、大麦は断念し、規格外として廃棄されていた郷土の農産品さつまいもを副原料に、ビール醸造を開始したのが始まりです。
今回出会ったクロナキルティは、9代続く大麦農家が、新たなアイルランドのウイスキーづくりのために設立したクラフトウィスキーの蒸留所であることを伺い、即座に背景と活動に対し共感と敬意を感じました。日本ではビールの鮮度が重要視されていますが、熟成による香味の経時的進化を楽しむことを提案することも可能です。アイルランドから届いたクロナキルティのウイスキーを寝かせた木樽でCOEDOのビールを熟成させることで、ウイスキー樽由来の雰囲気と時がなす味わいの変化をビールが身にまとうことができます。そしてこの樽が日本からアイルランドに再び帰り、今度はCOEDOビールの雰囲気をクロナキルティのウイスキーが持つことになります。
そして、今、私達も大麦の栽培に自ら着手し、農業生産者になったところなのです。
両者が融合し素晴らしい製品を造ることが、継続的取り組みとなり、日本とアイルランドの友情も育まれていくことでしょう。
クロナキルティ蒸留所について
クロナキルティ蒸留所は、2018年にアイルランド・コーク州南部の町クロナキルティに設立され、2019年3月からニューメイクスピリッツを蒸留しています。同蒸留所の設立者この地で9世代に渡って農場を営んできたスカリー(Scully)家で、生産されるシングルポットスチルウイスキーには、同家と近隣の農場で生産された大麦が原料に使用されています。
伝統的なアイルランドの方法で、スピリッツを3回蒸留して、滑らかで繊細な仕上がりを実現します。その後、海抜200メートルの大西洋倉庫でウイスキーを熟成させます。クロナキルティの自然環境の影響こそが、ウィスキーを特別なものにしていると信じています。
>クロナキルティ醸造所HP
https://clonakiltydistillery.ie/
>コート―コーポレーションHP
株式会社協同商事コエドブルワリーについて
・会社名:株式会社協同商事
・所在地:(本社) (本社)埼玉県川越市中台南2-20-1
・代表取締役社長:朝霧重治
・設 立:1982年
・事業分野:青果卸売事業、ビール製造事業、食品輸入事業、物流事業、花き卸売事業、環境関連事業
・PR TIMES STORY「埼玉から世界へ発信するサステナブルなクラフトビール。有機農作物の栽培から廃棄物の再利用に至る循環型エコシステムにかける想い。」
https://prtimes.jp/story/detail/GbyaOWUZ26b
・商品、サービス情報
クラフトビールブランド「COEDO | コエドブルワリー」
https://coedobrewery.com/
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