オフラインでも使えるAIチャットアプリ、ローカルLLMパッケージの販売を開始

LLMコンサルティングや専門家・技術者向けの生成AIツール「SPESILL」の開発・提供をしている株式会社ファースト・オートメーション(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:伊藤雅也)は、ローカルで動作するAIチャットアプリケーション、ローカルLLMのパッケージ商品の販売を開始したことを発表いたします。

ローカルLLMとは?

通常のChatGPTのようなAIはインターネット経由で動作しますが、ローカルLLMはPC内で直接、オフラインで動作し、テキストベースの応答を生成できます。このテクノロジーは、Meta社によって開発されたLlama2をはじめとするモデルによって支えられており、一度インストールすれば、インターネット接続なしで利用可能です。これにより、外部とのデータ共有がないため、セキュリティリスクを大幅に低減できます。

GPT4などの最新モデルに比べると性能は劣るものの、多くの実用的な利点を提供します。

弊社では、このローカルLLMが製造業をはじめとするセキュリティが厳しい環境、インターネット接続できない環境での業務改善に大きく貢献できる技術だと考えています。

 ローカルLLMパッケージの概要

このサービスは、下記の対応をおこないPC本体とセットでの買い切りモデルとして提供されます。

  • 最適なハードウェア(AI計算に適したNVIDIA製のGPU搭載PC)を選定

  • AIチャット環境の構築

  • 要望にあわせた柔軟なカスタマイズ対応

  • 情報抽出の精度を調整可能なRAGをセットアップ

 インターネット接続不要でセキュリティ確保

前述したようにローカルLLMを使用する最大の利点は、インターネット接続を必要とせず、高度なセキュリティを維持しながらも、社内情報を即座に提供するAIチャットボットを容易に設置できることです。

この製品は、特にセキュリティ要件が厳しい製造業など業界や、インターネットの使用が制限されている環境において、業務の効率化と生産性向上を実現します。

 製造業におけるローカルLLMの推奨理由

インターネット接続がない製造現場でも使用可能: 製造現場やセキュリティが重要視される環境でも、即時に情報提供や問題解決が行えます。

高いセキュリティとプライバシーの保護: 外部ネットワークに接続することなく、社内データを安全に扱えます。

カスタマイズ可能: 製造工程や品質管理など、特定の業務に特化したモデルを開発・利用できます。

 製造業にあたえる価値

ローカルLLMが製造業にもたらす主な影響は以下のようなことが考えられます。

 セキュリティ面での価値

オフラインで使えるローカルLLMは、機密情報の外部流出リスクが低く、製造現場などの機密性の高い環境でも安心して活用できる。

機密データを社外に送る必要がないため、サイバーセキュリティ上のリスクを大幅に低減できる。

 生産性向上への貢献

製造現場の作業者がローカルLLMを活用して、設備の操作手順の確認や、トラブルシューティングなどを行えるようになり、生産性が向上する。

製造工程の自動化や最適化に活用できる可能性がある。

 言語の壁を克服

多言語対応のローカルLLMにより、外国人作業者とのコミュニケーションが円滑化し、製造現場の生産性が向上する。

 製造現場の課題解決

製造現場の作業者がローカルLLMを使って、設備の不具合診断や修理方法の検索など、即座に課題解決できるようになる。

 知識共有と教育

新入社員や現場作業員への迅速な知識提供と教育が可能になります。

つまり、ローカルLLMは製造現場のセキュリティ強化、生産性向上、言語の壁の克服など、製造業の共通課題に対して大きなインパクトを及ぼすと考えられます。オフラインでも使えるという特性が、製造業にとって非常に価値があるといえるでしょう。

 まとめ

ローカルLLMは、インターネット接続なしでオフラインでも使用できるChatGPTのようなAI技術です。

弊社では導入支援からハードウェア選定、チャットツールの構築、カスタマイズまで、ローカルLLMに関する全面的なサポートを提供しています。ローカルLLMに興味がある、使ってみたいとお考えの方は、ぜひ弊社にお問い合わせください。

お問い合わせ

製品名:ローカルLLMパッケージ

導入費用:50万円~(税抜き)※ハードウェア費用は別途必要

お問い合わせ先:https://first-automation.jp/contact

会社概要

ファースト・オートメーションは、専門家・技術者向け生成AIツール「SPESILL」、LLMコンサルティングの提供、ものづくり現場の自動化を加速させるサポートやコンテンツの発信をおこなっています。


会社名:株式会社ファースト・オートメーション
代表者:代表取締役兼CEO 伊藤雅也
所在地:〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1なごのキャンパス
電話番号:050-3550-7145

URL:https://first-automation.jp/
連絡先:info@first-am.co.jp

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://first-automation.jp/
業種
情報通信
本社所在地
愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス
電話番号
-
代表者名
伊藤雅也
上場
未上場
資本金
6850万円
設立
2020年09月