国際宇宙ステーション・日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出事業初のワイド6Uサイズ超小型衛星「KITSUNE」を宇宙空間へ放出
三井物産エアロスペース株式会社(東京都千代田区 以下、「当社」)が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(東京都三鷹市 以下「JAXA」)から請け負っている超小型衛星放出事業(以下、「本事業」)初のワイド6Uサイズの超小型衛星が、2022年3月24日(木)21時10分(日本時間)に国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出されました。※”1U”は一辺約10cmの立方体で、”ワイド6U”は各辺約10×20×30cmの直方体
この衛星は、原田精機株式会社(静岡県浜松市 以下、「原田精機」)、株式会社アドニクス(東京都八王子市 以下「アドニクス」)、および国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市 以下「九工大」)の3者コンソーシアム(以下、「HAKコンソーシアム」)が開発・製造したもので、「KITSUNE」衛星と命名されました。当社支援の基JAXA安全審査を承認後に引き渡され、2月20日に米国から打上られたAntaresロケットによりきぼうに運ばれました。
今後KITSUNEは、地球観測用のカメラによる分解能5メートルクラスの画像撮影、LORA通信モジュールのデモンストレーションやC-band通信機による高速通信など複数の実証実験が実施される予定です。
当社は本事業を含む様々な超小型衛星放出サービスを通じて、これまで国内外の多くのお客様の衛星を数多く宇宙に届けて参りました。今後も本宇宙の民間利用が皆様により身近なものになるよう本サービスを提供して参ります。
- HAKコンソーシアムについて
- 三井物産エアロスペースについて
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像