【レポート】京都市様向け AppSheet セミナーを実施

Google Workspace｜AppSheet 専門セミナー実施レポート

株式会社コミュカル

2024年12月9日 08時30分

コミュニティ × テクノロジー × メディアでユーザーと企業を繋ぎビジネスを加速する株式会社コミュカル（本社: 東京都千代田区、CEO: 松岡光隆）は、企業や自治体を対象に Google Workspace や AppSheet を活用した業務効率化セミナーを展開しています。今回は、京都市様からご依頼いただき、職員の皆様向けに AppSheet の集合研修セミナーを実施しました。この記事では、当日の様子や成果をレポートします。

なぜ AppSheet なのか？

近年、業務のデジタル化が進む中、ノーコード開発ツールへの注目が高まっています。特にGoogle社が提供する AppSheet は、プログラミングの知識がなくても業務アプリを簡単に作成できるため、自治体や企業において多くの導入事例があります。

京都市様では、既存業務のデジタル化・効率化を目指し、様々なITツール検証・導入を推進されています。今回の研修は、その一環として、AppSheet 活用検討を行いたいとのことでご依頼いただき、職員のみなさまがツールの基本操作から実践的なアプリ作成までを学ぶ場として企画いたしました。

セミナー概要

日時: 2024年11月1日
場所: 京都市役所
参加者: 約20名の京都市職員様
研修テーマ: 「AppSheet実践セミナー」

AppSheet 講師

株式会社コミュカル取締役 CMO 原田彩
 https://www.youtube.com/@ayy_tech

研修プログラム

AppSheet の基本（15分）
はじめに、AppSheet の基本機能や AppSheet で実現できるアプリについて解説しました。特に業務と親和性の高い Googleスプレッドシートとの連携方法に焦点を当て、参加者全員がアプリ作成の流れを把握できるよう、具体例を交えた説明を行いました。

実践ワークショップ（70分）
次に、京都市様の実業務に関連するアプリ作成をテーマに、ワークショップを実施しました。例として、以下のようなアプリを作成しました。
工事現場アプリ
- 工事の記録や進捗を管理
- 工事現場で使用されることを想定し、現場の写真を位置情報とともに記録
- 必要なタイミングでPDF発行し、メール送信する仕組みも実装

導入方法と質疑応答（20分）
最後に、作成したアプリのデプロイ（利用可能な状況にする）方法やアプリの環境などについても解説し、導入する場合の具体的な活用方法などについて議論しました。また、実際の運用で直面しそうな課題や、さらに機能を向上させる場合の取り組み方や可能性について、参加者のみなさんからの質問にもお答えしました。

研修の成果

受講者満足度 5段階評価｜満足度4以上 91％

研修後、参加者の皆様から以下のような声をいただきました。

「PDF化やメール送信の設定手順が詳しく聞けて勉強になりました。」
「改めて業務適用の幅の広さに驚いた。」
「超初心者であったが、カスタマイズによっていろいろな使い道の可能性を感じた。」
「写真のフォルダ設定は多くの写真を保存する業務において大変有用なものとなった。」

セミナーを通じて、AppSheet の基本操作や作成スキルを習得するだけでなく、自治体での実業務に適したアプリ作成のアイデアを多く得られたようです。

今後の展望

私たちコミュカルでは、今回の京都市様向け研修を皮切りに、さらなる地域や企業様へのGoogle Workspace｜AppSheet セミナー展開を予定しております。みなさまのスキルアップや業務効率化を本気で実現するために、実際にみなさまの元にお伺いさせていただき、1から丁寧なセミナーを実施させていただきます。

Google Workspace や AppSheet を活用して業務効率化を目指してみませんか？